身長168cmというと男性にもいますし、女性にもいます。
この身長168cmは、女性としては身長が高めですが、男性にとっては少し身長が低い方に入ります。
しかし、まだ成長期の途中の子もこの168cmの身長を通ります。
今回は、この168cmの身長に焦点を当てて、標準体重がどのくらいなのか、またBMIで言う肥満の体重や痩せ型の体重がいくつなのかをご紹介していきます。
BMIとは?これで標準体重が分かる?
BMIという言葉を聞いたことのある人もいると思います。
というのも健康診断でもこの数値が出ることがあるからです。
健康診断は、学校でも行われますし、会社勤めをしている人も行う場合が多いと思います。
しかし、専業主婦の方は自分で健康診断を行いに行かない限り、今のBMIが分からないかと思います。
このようにBMIという言葉を耳にすると思いますが、実際のところこのBMIとは何のことなのでしょうか。
「聞いたことはあるが忘れてしまった」という方も少なからずいると思いますので、BMIについてご説明していきます。
そもそも、BMIとは何の訳なのでしょうか。
BMIとは、ボディマス指数と言い、英語で (Body Mass Index)と呼びます。
この訳がBMIなのです。
このボディマス指数が何なのかと言いますと、ヒトの肥満度を表す体格指数のことです。
要は、体重に対して肥満になっているのか、痩せなのかを判別するための数値です。
と言いましても脂肪量が数値で分かるというわけではなく、あくまで計算で出す数値です。
脂肪量に関しては、それぞれに個人差がありますので、BMIでは判別出来ません。
日本では、成人の場合、BMIの数値が22の場合を標準体重としています。
また、25以上の場合は肥満と判断し、逆に18.5未満の場合に関しては痩せと判断しています。
先程、日本とお伝えしたとおり、国ごとに考えている数値の判断は多少異なります。
BMIの数値が25以上を過体重として、更に30異常になると肥満と判断します。
判断の仕方は国によっても異なってくるのです。
しかし、計算式に関しては世界共通です。
日本での数値の判断基準は以下のとおりです。
18.5未満 低体重(痩せ型)
18.5~25未満 普通体重
25~30未満 肥満(1度)
30~35未満 肥満(2度)
35~40未満 肥満(3度)
40以上 肥満(4度)
計算式は以下の通りとなります。
【BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))】
身長はcmではなく、mでの計算になるので気をつけてください。
このように計算して、一度自分のBMIを調べてみてはいかがですか。
次では、身長168cmの男女の標準体重をご紹介していきます。
身長168cmの男女の標準体重はいくつ?
先程、BMIについて分かっていただけたかと思います。
自分の体重に対してのBMIは計算できますが、身長に対してどのくらいが、標準体重なのか知りたくはないでしょうか。
また、どのくらいの体重にしたいという願望はあるかもしれませんが、いったいいくつの数値までにすればいいのか悩む方もいると思います。
基本的には、標準の体重を目指す方もいると思いますし、逆にもっと痩せている体重を目指す方もいると思います。
はたまた、今現状の体重から、あと◯kg落とすと考えているかと思います。
ここでは、男女共にいる身長168cmをベースにBMIの標準体重についてご紹介していきます。
この標準体重は、理想とする体重であり、必ずしもこの体重にしなければいけないというものではありません。
BMIの計算に則って、出す数値です。
標準より上の方は、まず標準を目指してみてはいかがでしょうか。
まずは、BMIの標準体重の計算式についてご紹介していきます。
成人の場合の計算式は、【標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22】となります。
ここに数値を当てはめると、【1.68×1.68×22】をしてみると約62.1kgとなります。
この体重が標準の体重となります。
男性は、筋肉量が多くて体重が標準よりも多くなるかたも多いかと思いますし、女性の中でも細い方は、標準の体重よりも少なくなるかと思います。
筋肉量によっても体重は異なってくるので、この標準の体重を一つの目安に考えて頂けたら幸いです。
また、学童時期の子供の計算式は異なりますので下記を参照してください。
【標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×身長(m)×13】
身長が168cm以外の方はこのようにして計算してみれば分かります。
身長168cmの男女の肥満体重と痩せ体重の計算
先程のご説明で、身長168cmの男女の標準体重がいくつなのかが分かりましたね。
この標準体重を皆さんはどう思いましたでしょうか。
かけ離れていて、すぐにその標準にするのは無理だと思う方もいるのではないでしょうか。
それでは、ハードルを下げてみましょう。
例えば、自分の身長と体重でBMIを計算して、その計算から出したBMIより1下を目指すようにすると目指しやすくなります。
では、BMIが26だった時に目指すBMI計算式を下記に記します。
【目標体重(kg)=身長(m)×身長(m)×25】
この数値の場合の体重は、約70.1kgです。
BMIが25の方は24を目指すBMI計算式に関しては、下記の通りになります。
【目標体重(kg)=身長(m)×身長(m)×24】
この数値の場合の体重は、約67.8kgとなります。
このように最後の掛ける数を少なくしていくと、次の目標として設定しやすいかと思います。
標準に近づいていくと見た目にも変化が出ますし、健康的にもなっていきます。
それでは、逆に痩せ体重はどのくらいなのでしょうか。
痩せ体重の計算式は、下記の通りです。
【痩せ体重(kg)=身長(m)×身長(m)×18.5】
この計算ですと、約52.3kgの体重となります。
この体重となると、もう少し体重増やし方が良いでしょう。
しかし、女性のスーパーモデルともなると、このような体重の方もいます。
だからと言って、目指す体型としてはおすすめしません。
自然とこのようになってしまうのであれば良いのでしょうが、無理に痩せるとなると栄養不足になってしまうからです。
そのため、しっかり痩せるにしても健康的に痩せていきましょう。
身長168cmからみる女性の美容体重とモデル体重はいくつ?
BMIでの標準体重(理想体重)や肥満体重、痩せ体重の計算式と身長168cmの男女のそれぞれの体重が分かりました。
女性はまだダイエットをしたいと考える方もいると思います。
今がすでに理想体重の方はどこを目指せば良いのか分かりませんよね。
急に痩せの体型を目指すというと無理がありますし、おすすめしません。
では、どうするのかと言いますと、先程のBMIが肥満の範囲に値にしてしまう方が、痩せるための目標を設定する方法を取り入れるのが良いです。
しかし、目標として考えると、美容体重とモデル体重という2つの体重があります。
既に理想体重の方は、美容体重を目指してみると良いでしょう。
美容体重の計算式は下記の通りです。
【美容体重(kg)=身長(m)×身長(m)×20】
この場合の体重は、約56.5kgです。
最適な体重ということではありませんが、スタイルが良く見られやすくなります。
美を求めるのであればこの美容体重を目的とするのも良いでしょう。
では、既に美容体重の方でもう少し痩せたいと考えている方の目標としてモデル体重を目指してみてはいかがでしょうか。
モデル体重の計算式を記します。
【モデル体重(kg)=身長(m)×身長(m)×19】
この体重までいくと、痩せ体重の一歩手前です。
限界ギリギリのところと言えるでしょう。
このモデル体重までいくと、モデルクラスにスタイルが良くなることでしょう。
しかし、健康的でないのであれば、肌にも良くありません。
そのため、健康的に痩せて、目標を達するように考えていきましょう。
目標体重を目指して!ストレッチは効果的?
身長168cmの方をベースにそれぞれの体重をご説明してきました。
この数値も参考に目標体重を決めて、ダイエットをしようと考えている女性もいると思います。
しかし、無理にでも痩せると身体に良くありません。
ダイエットをするのであれば、健康的に痩せるべきです。
健康的にダイエットするには、「基礎代謝(きそたいしゃ)」が重要になってきます。
ここで基礎代謝が分からない方のために簡単にご説明します。
基礎代謝は、生活する際に必要最低限のエネルギーのことを言います。
エネルギーを使うということは、カロリーを消費してくれます。
このカロリーが、摂取するカロリーよりも基礎代謝の消費カロリーの方が多いと痩せることが可能です。
しかし、摂取するカロリーを少なくすると不健康になります。
また、摂取カロリーを落としてダイエットすると、基礎代謝も結果的に落ちてしまうため、リバウンドを起こしやすいのです。
そこで、逆に基礎代謝を上げれば、健康的にダイエットができるということです。
基礎代謝を上げるのを、簡単にできるのがストレッチというわけです。
更にストレッチをするときにしっかりとした呼吸法を取り入れることで、筋肉が伸び。副交感神経を刺激して、心拍や血流を落ち着かせます。
このようにストレッチをすることで、リラックスもできるということです。
基礎代謝が高くなるのも、血流が全身へと巡り、内臓の働きも良くなることで、普段生活している中で凝り固まった身体を本来の姿へ戻していくからです。
ストレッチと言っても多くの方法があります。
場所によっては整体などでもストレッチ法を教えてくれるところもあります。
また、ヨガなども効果的なので取り入れてみてください。
痩せるのであれば、健康的に!
BMIのことは分かりましたでしょうか。
この機会にBMIを計算してみてはいかがでしょうか。
ダイエットするにも健康的に痩せることが大切です。
不健康に痩せても、身体が動かなくなりますし、リバウンドもしやすいです。
ストレッチを取り入れて健康的にダイエットをしましょう。