『パニック障害』という名称を聞いたことがありますか？
パニック障害では、突然に動悸や息切れ、強い不安を伴うパニック発作が起きます！
そして、パニック発作が繰り返されるうちに、発作に襲われることに対する予期不安や発作が生じる状況に対する恐怖を感じるようになってしまい、日常生活に支障をきたします。
そんな辛いパニック障害をズバット解決したい！
パニック障害になる原因と対処法や克服法をご紹介致します。
ズバット解決したい！パニック障害とは？
パニック障害という言葉は聞いたことがあっても、実はあまり実態を知らないという人は案外多いのではないのでしょうか。
パニック障害とは特定の場所に行ったり乗り物に乗ったりすると、発作が起こる症状です。
以下の症状のうち4つ以上が突然起こり10分以内にピークに達するものというのがその判断基準になっています。
動悸・発汗・息苦しくなり呼吸が早くなる・手足や全身が震える・窒息しそうに感じる・胸痛や不快感・腹部の不快感や吐き気・眩暈やふらつき・冷えあるいはのぼせ・感覚の麻痺・死ぬのではないかという恐れ・発狂するのではないかという恐れ・現実感の消失や離人感にさいなまれる。
これらの症状になったことがあるという人はいるかもしれませんが、パニック障害だけが原因とはいえない症状ばかりなので、注意して対策をすることが必要です。
当たり前のことですがパニック障害をズバット解決するにはまずはそれがパニック障害であるかをきちんと見極める必要があります。
第一歩として内科を受診してみましょう。
その結果がパニック障害の可能性を持っているものなら専門の病院にかかることを考えるといいでしょう。
ズバット解決すべきパニック障害になる原因は？
パニック障害をズバット解決したいなら、まずはその原因を考えてみましょう。
原因の一つに遺伝的なものもありますが、環境的な要因も大きいのです。
親と幼いときに離別したことや虐待を受けたこと、強いストレスなどが大きく影響してきます。
性格的に繊細で神経質、強いこだわりや不安感をもっていることも原因になります。
また夜寝る前などのリラックスしたときほどパニック障害を起こしやすいというのもこの症状の特徴です。
一度この症状が起こってしまうと再発を恐れてかえってパニック障害に陥ることもあります。
パニック障害を起こしたことのある人の中には救急車を呼んだことがある人が30%もいますが、こうした人たちはまた救急車を呼んでしまうことや周囲の人に迷惑をかけてしまうこと、恥をかくことなどを恐れて、外出できなくなることも少なくないといいます。
ここから人との接触を避けて対人恐怖症やうつ病に発展することもままあります。
また逃げられなかったり助けてもらえなかったりすることを先回りして考えることで恐ろしくなり「広場恐怖」になることもあります。
こうなると家族や親しい友人などに依存しすぎ、それ以外の人と関わることを回避するなど社会的なコミュニケーションにも不調をきたします。
パニック障害の発作は時と共に過ぎていきます
実際にパニック障害に陥ってしまったらどのようにしたらいいのか、現実的にズバット解決する方法を見ていきましょう。
何よりもまずこれは一時的な発作だということを踏まえて、「大丈夫」だということを考えられるように日ごろから訓練しておきましょう。
パニック障害の代表的な症状は把握できているでしょうか。
発作時にはいくつかの症状が同時に起こるので、パニック障害だということは見当がつけられると思います。
パ二ック障害で死ぬことはありません。
恐ろしくても絶対に死なないから大丈夫、悪い病気があるわけではないから大丈夫、発作は時間がたてば治まるから大丈夫、と普段から自分に言い聞かせ浸み込ませておくことで、不安になって一層のパニックになることは避けられます。
そうやって自分に言い聞かせながら、なるべく楽な姿勢をとって発作が通り過ぎるのを待ちましょう。
寄りかかったり、座ったり、横になったりしてゆっくりと呼吸をしましょう。
できれば腹式呼吸を意識するとより楽になれますが、これは無理にならない範囲で構いません。
ズバット解決！パニック障害での過呼吸
パニック障害が起こったときによく起こる症状の一つに過呼吸があります。
これをズバット解決する方法を見てみましょう。
過呼吸は身体に酸素が入りすぎることが原因で呼吸がしづらくなる症状です。
酸素と二酸化炭素のバランスを整えることが大切なので、まずゆっくりと深呼吸をするように呼吸してみてください。
これを繰り返すと、呼吸が楽になってきます。
周りの人が過呼吸になったときにもこの方法を知っていれば助けになることが出来るでしょう。
パニック障害は治療に時間がかかるといわれています。
薬を長期間飲み続ける場合もあって治すには根気が必要な症状です。
そのため、治療自体がストレスになることもあります。
もちろんパニック障害自体がストレスに影響を受ける症状なのでいかにリラックスするかはとても大切です。
それぞれにあったストレス解消法やリラックス法を見つけるようにして、ストレスを溜めないように意識しておくといいでしょう。
最近ではサポート飲料として天然ハーブのものも出ています。
こうしたものを活用してみるのも一つの手です。
パニック障害をズバット解決。”魔法の言葉”
パニック障害をズバッと解決するための魔法の言葉、それは「パニック障害で死ぬことは絶対にない」です。
このことを忘れずに治療を続けましょう。
パニック障害は克服できるものですし、自分にあった治療法を探すことが大切なのです。
治るまでは突然恐ろしい発作に襲われることもあります。
頭の中が真っ白になり、汗が滝のように流れ、眩暈や吐き気などでふらふらになることもあります。
発作が起これば死ぬのではないかと不安になることもあります。
けれど症状は数分後には治まります。
もしパニック障害という言葉を知らなかったらその恐怖と不安はとてつもないものでしょう。
でもパニック障害についての知識を持ち症状や対処法を知れば、適切な処置が出来るうえに不安は激減されます。
繰り返して言いますが「パニック障害で死ぬことは絶対にない」のです。
この言葉を忘れずに、冷静に対処してください。
そして色々な方法を試して自分に合った治療法を見つけ、この症状を克服してください。
大丈夫です、不治の病ではありません。
パニック障害の治療法
パニック障害をズバット解決したいなら、どんな治療法があるのでしょうか。
パニック障害は改善できないと思っている人もいますが、そんなことはありません。
これは誤った知識です。
効果的で自分にあった方法を選べれば改善の道はあります。
一般的には薬物療法が多いのですが実はこれだけでは一時的な症状を抑えることしか出来ません。
そのため治療法はないと思い込む人もいるのかもしれません。
薬物療法と平行して根本的な改善を図っていく必要があるのです。
パニック障害の治療法に対し、知識が少ないのが日本の現状ですが、あきらめることはありません。
薬物療法のほかに認知行動療法や森田療法などが知られているかと思いますが、自宅で出来る方法もあります。
海外ではよく知られている方法で自分でも簡単に出来る方法なのですが、日本では今のところ余り広がりを見せていません。
いずれにせよ様々な方法と治療の道があります。
自分にあった方法を見つけられるように情報を探し、試していくことが大切なのです。
辛いパニック障害を克服しよう！
辛くて苦しいパニック障害を一日でも早く克服したい！と頑張っているあなた・・・。
どうか、焦らないでください！
あなたの中にある不安や怖れは何年もかけて心の中に蓄積されたものです。
一気に治そうとすると、その反動でまたパニックになる恐れがあるので、時間をかけて徐々に克服していくのが一番です。
パニック障害の治療法や克服法を知って、あなたに合ったやり方が見つかるといいですね。
