相手が喜ぶリラックスできる簡単マッサージ方法教えます!

最終更新日:2024/02/11

家族やパートナーにマッサージをしてあげてリラックスしてもらえたら、やりがいを感じますよね。リラックスしてもらうためには正しい方法を覚えなければなりません。だからといって難しく考える必要もないのです。それでは今回は簡単マッサージ方法を紹介するので、是非とも関係を深めるためにも試してみてくださいね。

マッサージの前にリラックスできる環境つくり

リラクゼーションの効果を高めるために、マッサージなどに合わせて、五感を意識した癒しの環境を整えることも大切です。
指圧やマッサージの施術によってこりやむくみの症状が緩和されることは、触覚に訴える方法だといえます。
また、視覚を意識して、間接照明を施したり、落ち着いたカラーで統一されたインテリアなどによって寛げる空間を作り出すようにします。
ヒーリング効果のある音楽や、お気に入りの楽曲をBGMとして流しながら過ごすだけでも、気持ちがリフレッシュするはずです。
周りの雑音などが気にならない程度の静かな音楽に包まれて施術を受けることは、聴覚を利用した方法です。
アロマオイルやハーブティーの香りで落ち着いた気分になれるのは嗅覚、施術後に飲む一杯のお水やお茶を美味しく感じるのは味覚へ訴える方法です。
このようにマッサージをする部屋では、五感を使ってリラックスしてもらえるように工夫をすると良いです。五感それぞれの相乗効果によって、心身共にリフレッシュしていただけるはずです。

リラックスできるマッサージ方法【用意するもの】

マッサージの中でも最近注目されているのが、リンパの流れを意識したリンパマッサージです。
ご自分でリンパマッサージに挑戦される際に、まず揃えていただきたいものをご紹介してみましょう。
マッサージとはいっても、圧迫するための指圧棒のような特殊なアイテムは使いません。ご自分の指や手のひらを使って、その感覚を大切にマッサージをします。
マッサージの効果をあげるために、マッサージオイルやクリームなどがあればよいかもしれません。アロマオイルなどを使って、ご自分の好きな香りに包まれながらマッサージをすると、気分的にも癒されてさらに効果が期待できます。
マッサージオイルは、ご自分の好みで調合することができます。精油と希釈用オイルを混ぜ、濃度1%以下に調整するようにします。100%天然成分のマッサージ用オイルを使用することと、乳幼児には刺激が強すぎるため希釈用オイルのみ使うことなどに、注意しましょう。ホホバオイルやスイートアーモンドなどが人気です。

リラックスできるマッサージ方法【脚】

足のリンパマッサージの方法をご説明しましょう。

まず、足をお湯で温めます。
お風呂上りにマッサージするのがやりやすいかもしれませんね。
クリームを足全体に塗り、つま先から踵へむけてリンパを流すように意識しながらマッサージします。
次に、足の裏の真ん中にあるくぼみを強く押した後は、ふくらはぎのマッサージへと進めます。
くるぶしの下のくぼんだ部分を押しながら、ふくらはぎへ押し上げるようにリンパを流します。
続いて、すねの骨に沿って下から上へ向けて、そして、ふくらはぎから股関節へと流していきます。
膝の下にあるくぼみをぐりぐりと刺激して、膝こぞうを優しく整えるようにマッサージしてあげましょう。
太ももの両側を両手のひらではさんで圧迫しながら、太ももの裏にむけてリンパを流します。
足首から太ももまで手のひらを使って、円を描くようにマッサージしたら、最後に足全体のストレッチをすることもお忘れなく。
この方法で、むくみも取れてすっきりした足が取りもどせるはずです。

リラックスできるマッサージ方法【背中】

大きな筋肉のある背中の部分は、手や指を使ったマッサージだけではほぐれにくい場所でもあります。
そんな腰背部は、ストレッチをしながらマッサージをするとより効果が実感できるはずです。うつぶせになった相手の背中、上半身全体の筋肉をほぐすイメージで行います。
肘から肩、背中、さらに腰へと、手でさするように優しく押していきましょう。
血行がよくなって、筋肉の緊張がゆるんでいきます。
次に、肩甲骨の下から太ももの付け根辺りまで、手のひらで垂直に押すようにします。体型や年齢によって気持ちいいと感じる強さが違いますので、相手に確認しながら少しづつ調整していきましょう。
押し終えたら、今度は背中の筋肉を斜めに伸ばします。片手を肩甲骨の下の膨らんだ部分に、もう一方の手を反対の腰骨の付近に置き、背中の筋肉を斜めに引っ張るようにします。
左右を代えて、反対の方向にも伸ばします。
最後に、背骨の上を押さないように注意しながら、背骨の両側のツボを親指を使って腰から上に向けて強めに刺激していきます。
また、マッサージをするときは、オイルやクリームを自分の手につけて、少し温めてから行うと、相手の皮膚に負担がかからず効果的です。

ツボを刺激すると効果倍増!

身体の不調を感じたときに、それぞれの症状に関係するツボを知っているとマッサージの効果が上がります。
たとえば、腰痛のツボとして代表的なものが「志室」です。
腰の部分、おへその真うら、背骨の第二腰椎と第三腰椎の間から指四本外側あたりを押すと痛いと感じる場所がそれです。
腰痛やぎっくり腰だけでなく、胃弱や記憶力の低下のツボでもあり、両手の親指をあててぐりぐり回すように刺激すると効果が感じられます。
肩こりのツボは「膏盲」といい、肩甲骨の内側にあります。
肩甲骨の上と下のちょうど真ん中辺りの際になるので、誰かに親指で押してもらうとこりがほぐれるのがわかります。
ボールなどを床に置いて、ツボにあたるように仰向けになる方法なら、自分でもツボを刺激することができますのでオススメです。
胃腸のツボは、胃のちょうど真裏にある「肝兪」と、背骨の上にある「脾兪」です。それぞれ、乗り物酔い、二日酔い、食欲不振、消化不良など、いろいろな効能が期待できる場所です。
両手の親指を背中のツボにあてて、回すように刺激します。

相手の体調を考慮して

マッサージを受けた後に、かえって症状が悪化した経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
施術者の技術の熟練度や、相性の問題…という場合もあるかもしれません。
しかし、せっかく心身のリラックスのためにマッサージを受けたのに嫌な思いをしないために、マッサージを受ける側の注意点をもう一度確認しておくことも大切です。

食後すぐには、施術を受けないようにします。
胃が活発に活動している時に、全身の血行を促進すると、消化不良や、貧血の原因になります。
また、ひどいコリを感じているときは神経が痛みを感じにくくなり、その場の心地よさのみを求めて強く強くと要求してしまうことがあります。それが、マッサージ直後の筋肉の緊張を誘発して、さらに強いこりや痛みにつながる、いわゆる「もみかえし」の症状を起こすのです。
このように、マッサージを受ける時は、相手の体調にも充分注意を払って、快適な施術効果を得られるようにしましょう。

リラックスはあらゆる方法を駆使して

マッサージの方法がどれだけ上手でも音がうるさい、臭いなどその環境がリラックス出来なくすることもあるということだけは覚えておいてください。逆を言えば、環境が整っていると、ただ軽くさすられるだけでも体が緩んでいくようになるのです。
ぜひパートナーにマッサージをするときにこの記事の内容を実践してもらいたいと思います。

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