ヘルニアという診断を受けて、薬を処方される方が多いと思います。
飲んでも楽になってるのか、なっていないのかよくわからないけど、とりあえず飲んでるという方もいますよね。ひどくなると手術が必要になってしまうなんてことも。。。
今回は、どんな薬がいいのか、薬は効くのかをご紹介したいと思います。
ヘルニアの痛みに効く薬とは?
整形外科や専門的なところに行き、ヘルニアと診断されると必ずと言っていいほど薬が渡されますよね。
自分でもなにがなんだかよく判らず、とりあえず言われたから飲んでいるなんて方も多いと思います。
病院で処方される痛み止めの薬は、どのような効果があるのかというと、簡単に言ってしまうと、痛みを感じないように神経をブロックしてしまうものや、筋肉を緩ませるものが多く出されていると思います。
一見、筋肉も緩むしいいんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、実は、筋肉が薬によって弛んだ(ゆるんだ)ということは、筋肉が弛んだ(たるんだ)と思っていただきたいのです。
筋肉が弛むとは、筋肉の性質である、伸び縮みができないということです。
その時は痛みもなくなり、一時的に楽になるかもしれませんが、そのときだけですよね。
ここで、ご紹介したいのはストレッチです。ストレッチという持続的に効いてくる薬でしっかりとヘルニアを改善していきましょう。
寝ながらできるヘルニアの痛み改善薬に代わるストレッチ①
①両手で膝を抱え仰向けで寝ましょう。
②そのまま両膝を左肩につけるように引き寄せましょう。
③真ん中に戻したら、右肩に両膝をつけるように引き寄せましょう。
左右10秒キープした後に、左右交互に10回繰り返しましょう。
膝は引き寄せられるところまで、しっかり引き寄せましょう。
無理に引き寄せなくて大丈夫です。
寝ながらできるヘルニアの痛み改善薬に代わるストレッチ②
①アルファベットの「X」のようになり仰向けで寝ましょう
②手は頭の後ろに組み仰向けで寝ましょう
③足は「X」の延長線上で膝が90度になるように両足を曲げつま先は天井に向けます
④曲げた両足を左右に倒していきましょう
<ポイント>
息を吐きながら、ゆっくり大きく倒していきましょう。
お顔は正面を向いたままにしましょう。
両ひざはしっかり揃えましょう。
仙腸関節の調整を行います。
左右10秒キープした後に、左右交互に10回繰り返しましょう
寝ながらできるヘルニア改善ストレッチ③
①手はあごの下に置きうつぶせで寝ましょう
②両足を揃えて両膝を90度に曲げましょう
③曲げた両足を左右どちらかに倒していきましょう
<ポイント>
息を吐きながら、ゆっくり大きく動かしましょう。
お顔は正面を向いたままにしましょう。
腰背部股関節に効いてきます。
内臓からくる腰痛にも効果的です。
左右10秒キープ後に、左右交互に10回繰り返しましょう
<<<<マーメイドをイメージして行ってみましょう。>>>>
ヘルニアの痛み改善 お客様の声
≪女性 会社員 30代 太田市在住 週2回スイミングスクール≫
【水泳を行っており、学生の頃から腰椎のヘルニアが持病で日々悩まされておりました。
過去にブロック注射や牽引を行ってましたが、あまり効果がみられず。。。
そこで友人に紹介してもらい、カラダラボに行ってみました。
股関節周り、太ももの後ろのストレッチメニューを作成してもらい現在週1でレッスン中。開始しまして3ヵ月たちますが、驚くほど柔軟性が向上しカラダの変化を日々実感しております。それと共に、腰回りのお肉も一回りなくなったような気がします♪】
ストレッチ体操を行う上での注意点
①動作はゆっくり大きく行いましょう
②呼吸はしっかりと行いましょう。(特に吐くことを意識しましょう)
③回数
<①動作はゆっくり大きく行いましょう>
筋肉は動かしていくことで、伸びたり縮んだりすることができるようになってきます。
と、考えていくと筋肉が固まってしまうということは、伸び縮みをするという筋肉本来の機能が失われている状態です。
それだけ、筋肉は良い状態を保たなければならないのです。
筋肉を良い状態に保っていれば、ある程度の関節の機能も働いてきます。
筋肉の機能も関節可動域も一気にあげることは難しいので、一つ一つの動きを大きく丁寧に行っていくことが、筋肉・関節の状態を上げるポイントになってきます。
<②呼吸はしっかりと行いましょう。(特に吐くことを意識しましょう)>
せっかくストレッチ体操を行っているのに、息を止めたまま行ってしまうとカラダが力んでしまうので、息を吐きながらゆっくり行っていくとより効果的です。
<③回数>
10秒キープは必ず取り入れてください。ただ反復をする回数は慣れるまで、少なめの回数にしても良いです。ただし最低6回は行いましょう。
できるようになってきたら、何回かに分けてセット数を増やしたり、もう一つレベルを上げてストレッチを行っていきましょう。
ストレッチ体操は効果的なのか?
そもそも痛みがでているのにストレッチを行って良いのか?と思う方もいると思います。痛みが出ているということは炎症が起きているということです。炎症は2、3日してくれば軽減してきて、痛み自体もなくなってきます。治ったと思っていたのにまた再発してしまう。。。なんてことがよくありますが、カラダの中でどんなことが起きているか考えてみましょう。
症状が出てきているときの筋肉の状態は簡単にいうと固まってしまっている状態です。
関節の状態は、筋肉が固まっていくことでもともと最低限なければならない関節可動域を確保できていない状態になってしまいます。特に動かさなければ動かさないほど筋肉は固まってきてしまうので症状による痛みがあってもある程度は動かさないといけません。
筋肉の柔らかさ関節可動域が確保できないということは、ひとつ一つの動作で使いたい部分、使わなければいけない部分が使えなくなってきてしまうのです。
もしくは自分自身の関節の可動域が狭いにも関わらず超えてしまったときに、このようなことが起きてくると、症状がでてきてしまうわけです。
筋肉にも関節にも最低限の柔らかさ、可動域というものは私たちが生活をしていくうえで必要なものになってくるのです。
炎症がでてしまっているので、痛みがあることは仕方がないのです。
そのときに痛くて動かさなくて、どんどん筋肉を硬くしてしまうのか、
早期改善を目指すため、再発しないために筋肉を動かしていくのか。
どちらがいいと思いますか?
ヘルニアの痛みに効く薬って本当にあるの?効くの?まとめ
カラダラボでは、老若男女のお客様がご来店されます。日常的な動きであったり、スポーツなどの動きの中でのカラダの使い方をストレッチ・体操に組み込み、今まで忘れてしまっている正しいカラダの使い方を、カラダに覚え込ませるところから、トレーナーがお客様一人一人に寄り添いサポートをさせていただきます。
例えば、骨本来の位置が崩れ関節の動きが制限されることで筋肉に負担がかかり、肩こりや腰痛、ひどくなるとヘルニアの原因となることが考えられます。また、そういった姿勢で無理な動きやスポーツなどの過度に負担をかけることで、さまざまな症状が起こりやすくなると考えられます。姿勢は身体への影響だけでなく、姿勢が崩れて背中が丸まると肺に酸素が入りにくくなり、呼吸が浅くなったり、寝つきが悪くなったりも考えられます。また、姿勢の崩れは万病のもとです。筋肉はおろか内臓も圧迫されると一大事です。
骨の正しい位置や関節の可動域、使わせたい筋肉、重心を乗せる位置など段階別にアプローチしていきます。より効率的に改善していくために、ストレッチは神経伝達のされ易い順番で行っていきます。
薬で一時的に楽になっても根本的な部分は改善されません。
正しいカラダの使い方をカラダに覚え込ませて、カラダラボで一緒にストレッチ・体操を行い、ヘルニアからおさらばしましょう!