最近、太ったかなとか、あの子あんなに痩せてていいなと思ったりすると自分は太ってる?とか考えてしまい体重を気にしすぎてしまうことありますよね。
気にしすぎてしまう人たくさんいると思います。
そこで、今回は体重を気にしすぎると良くないか調べてみました。
体重を気にしすぎてカロリー制限をすると太る?
ダイエットにはカロリー制限が必要で、消費カロリーよりも摂取カロリーの方が多いと太ると思われていました。
しかし最近の研究で、カロリーの気にしすぎは太りやすくなるというデータがあるそうです。
例えば「これを食べたら太るのでは」と気にすると本当に体重が増えてしまうことがあるそうです。
三大栄養素である、脂質、たんぱく質、炭水化物が不足すると栄養バランスが崩れ、太りやすい体質となります。
カロリーを抑えると体重は落ちますが、それは筋肉が減り体脂肪が増えているので、普通に食事を取ると以前より太ります。
またカロリーを気にする人は、間食が多いというデータがあります。
カロリーを制限している安心感で、つい間食してしまいます。
空腹時のイライラ、タンパク質や炭水化物が足りないことで血糖値が下がった時に、コルチゾールというストレスホルモンが分泌され、このホルモンの影響で、過剰に甘いものが食べたくなると言われています。
ダイエット中の「ドカ食い」は、栄養素の不足が原因だったのです。
体重を気にしすぎるとダイエットは失敗する?
なぜいつもダイエットは失敗するのでしょうか。
ダイエットの本当の成功とは体重を減らすことよりも、見た目が美しくなることが本当の成功ですよね。
そして、目指した体重や体型を長期間にわたり常にキープできることが出来ればいうことはありません。
体重を気にしすぎるあまり、その点に意識が向かなくなってきている方が多くいらっしゃいます。
体重が減少すると同時に、体力が落ちたり、体のラインが崩れて理想とかけ離れたりすればデメリットの方が大きくなります。
何より体重の増減だけにとらわれると、栄養不足で骨がスカスカになり、筋肉が落ちます。
見た目は変わらず、不格好な体型になってしまうのです。
厳しい食事制限、カロリー制限のダイエットで体重計の目盛に一喜一憂するのはいかがなものでしょうか。
目標を達成しても、すぐに体重や体型がダイエット前に戻る等、何度もリバウンドしてはダイエットの繰り返しで、体がおかしくなってしまいますし、それはダイエットに成功しているとは、絶対に言えません。
そしてこれは私の考えですが、ダイエットが失敗するのは「苦しいから長続きしない」ということにあるのでは無いかと考えます。
太りにくい体にして体重を気にしすぎない
体重を気にしすぎずに太りにくい体を作る方法として筋トレがあります。
おすすめはサーキットトレーニングです。
毎日少しの時間・短期間で引き締まったボディを作れるのがメリットですが、ものすごくキツイので余程の覚悟がない限り続きません。
そこまできつい思いは出来ないという方は、どこでもできる筋トレを実行してみてください。
女性なら、500g〜1kgのダンベルで行うトレーニングです。
コツはとにかくゆっくり、一回の動作に5秒〜10秒かけて下さい。
腹筋運動もお腹をゆっくり上げ、その状態で5秒キープしたあと下ろします。
ここで一番重要なことは、筋肉は脂肪よりも重いということです。
筋肉がつけば当然体重は増えますが、脂肪が減って体が引き締まるので、理想のボディに近づきます。
多くの人は体重だけを見てしまうので太ったと思い、食事を抜いて体重を減らそうとしますがそんなことはやめてください。
筋肉をつけると理想の引き締まった太りにくい体型に近づいていきます。
体重を気にしすぎると妊婦にも良くない?
妊娠中は痩せすぎと太りすぎに気を付けてください。
妊娠中は体型が大きく変わります。
赤ちゃんが育つにつれ、自分の体重が気にしすぎなくても増えていくのは当たり前ですが、ちょっと太りすぎではと不安になる方、逆につわりがつらく、妊娠中にしては痩せすぎてしまう方もいらっしゃると思います。
妊娠中の痩せすぎと太りすぎは、母子共に、危険な状態になりうる可能性があります。
そこで今回、体重増加の目安と体重管理のコツをご紹介します。
まずは妊娠前の身長と体重から、自分のBMIの値を出してください。
計算方法は、妊娠前の体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)です。
①痩せ気味(BMIが18.5未満)の場合
妊娠してから出産までの期間中、9〜12kg程度
②普通(BMIが18.5以上25.0未満)の場合
妊娠してから出産までの期間中、7〜12kg程度
③太り気味(BMIが25.0以上)の場合
妊娠してから出産までの期間中、おおよそ5kg
妊娠中期以降の推奨体重増加量は、医師に要相談とされています。
体重を気にしすぎる前に体型を気にして
体重は気にしすぎずに体型を気にするようにしましょう。
理想の体型というのは、「若くてラインが綺麗で、引き締まっていて、それを維持出来る体」だと思いますが、ダイエットを行う際、体型ではなく体重しか見えてないという方が80%以上というデータがあります。
痩せたら綺麗になるのではありません。
ダイエット中は体重を見るのではなく、体脂肪率や骨格筋率を重視して下さい。
9割以上の人がダイエットを始めては挫折を繰り返します。
太りにくい体を作るためには 太りにくい生活習慣を築くしかありません。
ダイエットに近道は無いのです。
そして、好きな食べ物を食べたら太るというのはただの思いこみです。
お肉でもお米でも適当量食べていれば太ることなどありえません。
リバウンドすると時間も努力も無駄になり、何よりも心が折れます。
健康的な生活を中心にすれば、体内環境も改善しリバウンドもなく着実に結果を出せるはずです。
これは日々の習慣によって形成されていくものなのです。
体重や見た目を気にしすぎると健康に悪い?
体重を気にしすぎるあまり食べ物を口に入れることすら拒否し、健康を失う結果になる方がいます。
今回はその結果を生む「拒食症」を知り、健康を維持しつつ体重を減らせる方法を述べます。
拒食症とは若年層に現れる節食障害のひとつで、精神疾患に分類されております。
心の病であり、ストレスが原因で発症するものだと言われています。
また、拒食症が治っても過食症になる場合が多く、その確率は60%以上と言われております。
若い方々の、見た目を良くしたいという気持ちが、拒食症患者が多い背景となっているのです。
拒食症初期であれば、まだ食欲という欲求は残されていますが、次第に食べるという行為そのものに対する欲が消失します。
それどころか、目的体重に達しているにも関わらず「まだ痩せなければ」とダイエットし続けるのが特徴です。
ここまでならまだ引き返せますが、末期になると「体重を落とす」のが目的となり、当初の目的である「見た目」という概念は既に無くなっています。
「1.痩せる」ではなく、「1.健康的に」「2.痩せる」という風に優先順位を変えましょう。
体重は気にしすぎても良くないですね
体重を気にしすぎると、からだを壊してしまいます。
例えば、ダイエットは、栄養を失調させ体のバランスを乱れさせる、決して体には良くないものであり、常に拒食症という現実に足を踏み入れているのだと考えましょう。
気にしすぎ、考えすぎは、体調管理に影響がでてしまうので気にしすぎないようにしましょう。