突然の太もも筋肉がピクピクと痙攣…こむら返りした!!!
そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
痛みを伴うときもありますし、そこから動けなくなったりすることさえもあります。
本日は痛くて辛い、こむら返りの原因と予防法をお伝えします。
太ももの筋肉がピクピクして痛い!こむら返りの症状
足がつる『こむら返り』とは、突然痛みを伴って、自分の意志とは関係なく、足の筋肉が異常に収縮したり、痙攣(けいれん)を起こしたりすることです。
足のつりは非常に強い痛みが起こることもあります。
時には、しびれを感じることや、筋肉が固まって動かしづらくなったり、筋肉がピクピクすることもあります。
足がつる場所は最も多いのはふくらはぎですが、足の側面や足の指、太もも、腱(けん)などにも起こります。
また、足だけでなく、手や首、腹、背部などにも起こるとも言われます。
足がつるのが起きやすい状況としては、足を激しく動かす運動、例えば、サッカーやテニスなどのような切り返しの多い運動中に起こりやすいと言われています。
他にも、ジョギングやハイキング、ウォーキングなどの軽い運動のときでも起きることがまれにあるようです。
これは、ストレッチ等の準備運動が十分でなかったり、普段使っていない筋肉に急に力を入れたりすることが原因といわれています。
また、 睡眠中や布団に入っているときなどにもよく起こります。
突如として襲う、足のつりが起こるとびっくりするかもしれませんが、確実な対処方法はあるので、慌てずにケアしましょう。
太ももの筋肉がピクピクして痛い!こむら返りの原因
足がつる原因はさまざまありますが、主に筋肉の疲労や、ミネラルバランスの乱れによる筋肉の動きを調整する機能の不調、冷えによる血行不良、病気などによって足や太ももなどがピクピクと痙攣すると考えられています。
特に、夏場は発汗や脱水症状などで、ミネラルバランスの乱れやすくなり、その栄養不足は大きいと考えられています。
また、高齢になると汗や尿と一緒にミネラルが排出されやすくめ、バランスが崩れて、足がつりやすくなります。
カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムなどの血液中にあるミネラルイオンがバランスを崩すと、痙攣が起きやすくなります。
カルシウムやマグネシウムを意識的に摂取することがとても大切になります。
カルシウムが多く含まれているものとしては、乳製品や小魚、マグネシウムが多いものとしては、豆腐や納豆、ひじき、アーモンド等を積極的に摂ることが大事です。
また、ビタミンB1やタウリン不足が足がつる原因になるとも言われています。
ビタミンB1が多いものとしては、豚肉や卵、豆類、牛乳、タウリンが多いものとしては、イカやタコ等の魚介類や貝類が挙げられます。
これらの食品を意識的に摂取することによって足がつることを予防することができます。
太ももの筋肉がピクピクして痛い!こむら返りの対処法
足や太もも等がつったときの対処法は、足または痛く感じる場所を伸ばすのが一般的です。
ふくらはぎの筋肉が異常にピクピクと収縮することで起こるので、この収縮した筋肉を伸ばすことが対処方法としてはよいです。
つま先をすねのほうに引き上げ、ふくらはぎとアキレス腱を伸ばすことに意識を集中させ、8秒ほど続けてゆっくりと戻します。
これを痛みがなくなるまで続けます。
予防策として普段から筋肉を伸ばすマッサージやストレッチをするとよいでしょう。
また、カルシウムやマグネシウム不足により起こることもありますので、カルシウムやマグネシウムが含まれる食べ物を摂るのがよいです。
先ほど紹介した食材を積極的に摂っていただきたいですが、面倒くさい、料理が苦手といった方はサプリメント等を利用して摂るのでもよいです。
ほとんどは病的な原因を持たない症状ですが、頻繁に起こる場合には病気の可能性もありますので、医療機関で検査を受けたほうがよいでしょう。
太ももの筋肉がピクピクして痛い!こむら返りの予防方法
足がピクピクとつるのを慢性化させないために、日常的に予防することが大事です。
予防策
1.ストレッチやマッサージをする
足やふくらはぎ、太もも等つりやすいところをマッサージをすると筋肉の疲れが解消されます。
足や全身を伸ばしてストレッチをすることを習慣づけると予防に最適です。
2.足の筋肉量を増やす
スクワット運動は足の筋肉を鍛えることに最適で、血行がよくなり、疲労回復にも繋がります。
一日100回程度がよいでしょう。
3.食生活の見直し
ミネラル不足にならないような栄養バランスの取れた食事をすることに心掛けましょう。
特に筋肉の動きにかかわるカルシウムやマグネシウムを積極的に摂りましょう。
運動中や運動後にピクピクと足がつるのを防ぐため、ストレッチやウォーミングアップが大切です。
ミネラルバランスが崩れないように水分等スポーツドリンクを飲むようにしましょう。
運動後にも軽くマッサージやストレッチをすると疲労を和らげる効果があります。
太もものこむら返りが起きやすい状態と起こりやすい病気
足がつるこむら返りが起こりやすいのは、サッカー等で足、太ももを激しく動かすことですが、筋肉に乳酸が溜まり、筋肉の異常興奮が起きるためです。
ウォーキングなどの軽い運動のときでも起きることがあるようです。
ストレッチ等の準備運動が十分でなかったり、普段使っていない筋肉に急に力を入れたりすることが原因といわれています。
睡眠中のときなどにもよく起こります。
ピクピクと突如として襲う、足のつりが起こるとびっくりするかもしれませんが、慌てずにケアしましょう。
ふくらはぎの痙攣のほとんどは病的な原因を持たない症状ですが、中には重い病気が隠れているケースもあります。
生活習慣病として現代人が最もかかりやすい病気の一つである糖尿病です。
病状が悪化するとさまざまな症状が現れ、足がつることもその一つです。
また、手足がしびれたり、疼痛といった症状が起こることがあります。
これは、糖尿病に関連する神経障害からくるもので、末梢神経の働きが悪くなり、四肢が痺れたり、痙攣やマヒを発症することがあります。
自律神経障害が起こると、立ちくらみや、便秘なども症状として見られます。
この症状は健康に問題ない場合でも起こりうるので、放置してしまう可能性があります。
糖尿病に見られる他の症状である、のどが乾く、飲み物をいつもよりも多く飲んでしまう、尿の量が多いなどの自覚がある場合は医療機関で診察を受けたほうがよいでしょう。
太ももの筋肉がピクピクして痛い!こむら返りはいつ起きやすい?
足のつりはいつでも起こり、睡眠中にも足や太ももがつることはあり、原因としては食事や生活習慣、病気から起こるといえます。
運動中の足がピクピクとつることは突然筋肉を使うことにより、神経伝達が狂ってしまうことが原因だったり、汗をかき、筋肉を使うことでミネラルが大量に失われることによって起こります。
そのため事前のストレッチやウォーミングアップ、ミネラルの補給がいかに大切か理解してください。
足がつることは日常の中で起こります。
突如として襲う、こむら返りが起こるとびっくりするかもしれませんが、さきほど説明した対処方法を実践して、慌てずにケアしてください。
妊娠中に起こるこむら返りは、特に妊娠中期に赤ちゃんに行く栄養が多くなることで起こるので、妊婦さんはそれに伴ってしっかりと栄養を上手に管理する必要があります。
また、下肢の血行が悪くなることが原因ともいわれています。
生活習慣の見直しやこむら返りの予防法を実践しよう
私もたまに睡眠中、激痛に襲われて飛び起きたり、脚のトレーニングをおこなった日や、その翌日にこむら返りになり痛い経験をしています。
健康な人でも起こるこむら返りですが、病気によってもこむら返りを起こすこともあるので注意が必要です。
気になる方は、症状が酷くなる前に医療機関へ受診しましょう!
日頃から、こむら返りしないように生活習慣を見直したり、予防法を実践することも大切です。