右背中が痛いのはどうして起きてしまうのか?原因は何か

最終更新日:2023/09/21

右背中が痛いと感じたときにどのようなことが起きているのでしょうか?
骨が折れているのではないか、筋肉痛なのか、それとも内臓の部分なのか?
もしこのような痛みが起きた場合身体にどのような異常が起きているのか
原因を調べてみましょう。

軽度の右背中が痛い場合

背中周りについている筋肉、背中の筋肉は当たり前のように使っています。。
背中の筋肉を酷使しすぎて背中の筋肉に疲労が溜まって、背中の痛みを引き起こすということは少なくないと思います。
このような痛みはよく皆様がなるあの痛み「筋肉痛」です。
背筋の筋肉は普段の私生活の中で実は常に使われているのを知っていますか?
例えば、物を後ろに引っ張るときや持ち上げる瞬間、身体を前かがみの体勢をするときなどは特に負担がかかるようになります。
若いころから運動部に所属しなかったりスポーツをあまりやらない方で運動不足の人であればあるほど背中の筋量はなく、柔軟性が低い為、久しぶりに運動をするとすぐ背中に痛みなどを起こしてしまう人が多いです。
背中の痛みを訴える人は背中だけではなく併せて肩、腰周りの筋肉の柔軟性が不足している人が多い気がします。
日常生活で正しい姿勢をとろうとしただけですぐ疲れてしまい背中の痛みが起こしてしまいます。
背骨は首から腰まで骨がある為、首、背中、腰周りの筋肉の柔軟性がないと背骨をまっすぐにすることが難しくなります。
その影響で背中の右側に痛みが出てしまっていると言えるのではないでしょうか?

中度の右背中が痛い場合

背中に痛みが続いた場合、その影響で多くの方が肩こり、腰痛の症状を引き起こして日々お悩みの方が少なくありません。
パソコンを毎日のように使うデスクワークのお仕事をされている方で背中の痛みを抱えている人が特に多い気がします。
原因としては猫背や足を組みながらパソコン作業をしていることや同じ姿勢で長時間続けたりすることで背中や腰に大きな負担を掛けていることが考えられます。
特に背中を丸めた状態で前かがみの体勢をとったりすると背筋に負担がかかり痛みを引き起こしやすくなります。
また仕事で長時間立ちっぱなし、座りっぱなしの状態が続いてしまうと筋肉が長時間緊張状態になってしまう他、筋肉や皮膚などが圧迫されてしまい血行の流れが悪くなります。その影響で肩、腰、背中に疲れが溜まってきてしまいます。
時にデスクワークなどのパソコンを使った仕事は目の疲れから筋肉の緊張状態が長時間続いてしまい、ストレスもかかりやすくなるので要注意といえるでしょう。
腰痛の症状の人は無意識に腰をかばってしまう動作をすることが多く、腰に負担を減らしながら姿勢を維持するために背中を使いすぎてしまいます。
肩こりの人は首から背中の上の部分にかけて痛みがではじめるとその影響で背中にまで痛みが転移します。
ですから肩こり、腰痛の人は背中まで痛くなるので要注意です。

強度の右背中が痛い場合

強度の背中の痛みを感じた場合は慢性的な痛みがピークに達していると言えるでしょう。年齢を重ねるにつれて背中の筋肉の柔軟性はどんどん低くなり、筋肉の本来の伸び縮みの作用が衰えてきて筋肉の柔軟性が低くなります。
この状態がしばらく続くと筋肉がどんどん硬化していき背中の表面も硬くなります。
背中部分の「毛細血管」が圧迫されてしまうと酸素の供給が思うようにいかなくなり、代謝も悪くさらに神経機能も正常な状態を保つことができなくなります。
この状態になってしまうと指圧や整体でマッサージなどを受けてもかなりの圧を入れて強く押していかないと硬さが緩んでこなくなります。
痛みの大きさというのはあまり変化はないのですが、軽度な痛みと比べると鈍い痛みが継続して慢性的に痛みを感じることになるでしょう。
原因としては身体のオーバーワークによる使いすぎによってのケースや動かなくなることで身体がどんどん硬くなっていくことの蓄積が多いのではないでしょうか。
この状態が続いてしまうと、「椎間板ヘルニア」や「ぎっくり腰」「ぎっくり背中」などの重い症状が現れやすくなります。
このような症状の場合はしっかり改善をしないとまた同じ症状を再発してしまうことが多いです。
ですからそうならないためにも前もって予防をしていくことが大切になってきます。

右背中が痛い原因は内臓の疲れ

右背中の痛みの原因は筋肉の硬さや柔軟性の低さによって痛みが出るのはもちろんですが、それ以外にもさまざまな原因があります。
右背中が痛みは実は「内臓」が関係していることをご存知の方も多いでしょう。
肝臓は右背中付近に収まっている内臓です。
肝臓は血液を貯蔵する働きをしたり、筋肉を正常な働きにする役割や、目にも関係する部分です。
肝臓は内臓の中でも最も大きく重たい部分です。
アルコールを過剰に摂取したりすると肝臓がさらに重たくなって右側に負担がかかりやすくなると言われています。
肝臓が疲れてくると背中を右側に捻ろうとしたとき何だか捻りにくい状態になります。
そうすることで右側の背中に負担がかかりやすくなります。
片方に負担がかかってしまうと正常で均等に保たれていた背中の筋バランスが崩れていきます。
内臓の疲れから左右差が生まれ、背中の痛みを引き起こす方も少なくはありません。
特に春先に背中の痛みを起こす方が多い気がします。
春の季節は新しい出会いの季節で会社では新入生の歓迎会などでお酒を飲む機会が増えてきます。
アルコールの影響で肝臓に疲労がたまり重くなり右側に負担がかかって背中に痛みを訴えるというケースも一つの原因といえるでしょう。

右背中が痛い原因知った後の予防とは

右背中の痛い原因を理解していただいたところで今度はその後にどのように改善をするか、どのように予防をしていくかが鍵になってくると思います。
もし食事で負担をなくしたいと考えている方、まずは食生活を見直してみましょう。
甘い食べ物が好きな人は人工的な甘い食べ物を過剰に摂取するのはなるべく控えましょう。
もし甘い食べ物を食べたいときは自然の旬な果物から出る甘みの物などに切り替えてみましょう。
もし睡眠がなかなか取れない人は仕事の休憩中などに10分くらいでいいので仮眠をとりましょう。
運動で改善をされたい場合、まずは自宅の周りをウォーキングから始めてみましょう。
仕事帰りで最寄駅より一つ前の駅で降りて歩いて帰ってみてはいかがでしょうか?
自宅で簡単に改善できる方法はないかとお悩みの方、寝る前に軽くストレッチをしてリラックス状態を作ってみませんか?
今挙げた例はもしかしたら皆さん一度は試したことがあるという方も多いかもしれません。
でも三日坊主で続かなくなってしまうという方もいるでしょう。
もし一人で行うのが難しいと感じている方、周りの人を巻き込んでしまいましょう。
ご自身でこのくらいだったら続けられるという基準を見つけるのが一番の方法ではないでしょうか。
できることからやってみましょう。

右背中が痛いのはどうして起きてしまうのか?原因は何か まとめ

背中の痛みが起きるともしかしたら病気にかかってしまったのかとヒヤヒヤすると思います。
右背中が痛いとき、まずは背中の負担をなくす姿勢を探して見ましょう。
それでも楽にならなければ、ストレッチや食事と少しずつ取り入れて改善できるか試しましょう。
痛みが取れず不安であれば、病院で検査をしっかりとして原因を見つけましょう。
異常がなければ、ほとんどの方は今回の内容に当てはまると思います。
できることからまずは始めることが一番の方法ではないかと私は思います。
もし今の症状がなかなか改善されないという方、中々最初の一歩が踏み出せない方、一度カラダラボにご相談ください。

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