知りませんでした!太もものストレッチをして痛いのなせ?

最終更新日:2023/09/23

太もものストレッチをして痛いと感じたご経験がある方は多くいるでしょう。
太もものストレッチをして痛いのは色々な原因があります。
ストレッチで痛い場合はもしかしたら間違ったストレッチをしているかもしれません。
または筋肉以外の問題で痛いと感じることもあります。
今回はさまざまな角度からご紹介致します。

太もものストレッチをして痛いのはなせ?メカニズムを知ろう

太もものストレッチをして痛いと感じるのは様々なケースがあります。
しかしまずは身体の仕組みを知ることが大事です。
少しでも知っているだけで今後の役に立ちます。
太ももには多くの筋肉が存在しています。
太ももの前側の筋肉で大腿四頭筋(だいたいしとうきん)という筋肉があります。
大腿四頭筋は主に膝の衝撃を吸収する機能があり、私生活の動作だと、座ったり、立ったりするときに使います。
運動の動作だと短距離走や、マラソンなどで走るときに活躍する筋肉です。
それから太ももの裏側にはハムストリングスという筋肉があります。
ハムストリングスは大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の筋肉で構成されてます。
こちらも私生活では歩いたり、走ったりするときに活躍する筋肉です。
運動では瞬発的に動くときに活躍する筋肉がハムストリングスです。
例えばバスケットボールのプレイ中に切り返しの動作をするとき、水泳だとバタ足で水を蹴るとき、ダッシュをするときに使う筋肉です。
もし太ももが痛いと感じた場合、まず太ももの前側が痛いと感じるのか、それとも太ももの裏側が痛いと感じるかを判断することが大事です。
それを感じた上でストレッチをする方法か、それ以外の対処法で軽減することを心掛けましょう。

太もものストレッチで股関節が痛いと感じた場合

太ももは前側、裏側、内側、外側に筋肉が存在しているので太ももと一括りで考えるのは難しいです。
先ほども述べましたが、もし太もものストレッチや、それ以外の動作をしたときにどの部分が痛いと感じるか判断することが大事です。
もし太もものストレッチをして股関節が痛いと感じた場合、どのようなことが考えられるかをご説明します。
床に座る際に、あぐらかいて座る場合と女の子座りをして座った時を考えてみましょう。まずあぐらをかいて座ったときに股関節が痛いと感じる方は実は女性の方が多いのはご存知でしたか。
なぜかというと男性と女性の身体の構造が違うからです。
女性の場合は出産をしやすくする為に骨盤が広く開きやすい構造になっているからです。さらに女性は股関節の内旋動作(股関節を内側に動かす動作)は得意ですが、外旋動作(股関節を外側に動かす動作)が苦手です。
その為、あぐらをかくと股関節が痛いと感じてしまうのです。
それから中殿筋という筋肉の硬さが邪魔をして股関節が痛いと感じるケースもあります。ですので女性の方であぐらをかいて痛みを感じた場合はまず股関節が硬くて痛いのか、中殿筋の硬さが邪魔をして股関節に痛みが出ているのかを判断しなくてはいけません。
その上でどのストレッチをすればいいかを判断しましょう。

太もものストレッチをして裏側の筋肉が痛いと感じる場合

今度は太もものストレッチをしたときに裏側の筋肉が痛いと感じたときについてです。。太ももの裏側の筋肉はハムストリングスで、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋で構成されいています。
特に男性の方はこのハムストリングスが硬い方が非常に多いです。
なぜかというと男性の方は構造的に骨盤の位置が後傾している人が多いです。
例えばヤンキー歩きをしているのを見たことはありますでしょうか?
ヤンキー歩きをしている人はだいたいの方が骨盤が後傾状態です。
後はストレッチで立った状態から前屈をすると、かなりの方は両手が地面につかない状態です。
座った状態で両足を前に伸ばし両手を前の伸ばしたときに両手が足に触れることができない人が多いです。
それはなぜかというと骨盤が後ろに後傾しているからで、骨盤が後傾すると姿勢が猫背になってしまいます。
姿勢が猫背になるとハムストリングスがうまく使えなくなってしまって結果的に硬くなってしまいます。
ハムストリングスが硬くなるとその影響からくる腰痛やぎっくり腰や椎間板ヘルニアの症状を発症することになってしまいます。
ですので、太もものストレッチをする場合はハムストリングスを伸ばすことのできるストレッチを行うと楽になります。

太ももが痛いと感じなくするには その①

今度は太もものストレッチをして痛いと感じた場合、ストレッチ以外で対処できる方法をご紹介致します。
ストレッチをして痛みが気になる場合は「ツボ」を押してみてください。
ツボを押すだけでも太ももが痛みを緩和することができます。

・委中(いちゅう)
委中は太ももの裏側の筋肉のハムストリングスが痛いと感じたときや硬くなっているときに押すと痛みが緩和するお勧めのツボです。
位置は膝の裏側のちょうど真ん中の位置あります。
うつ伏せで膝を伸ばした状態だと見つけやすいと思います。
委中を刺激することでハムストリングスの痛みが緩和され、硬さが緩みやすくなります。その後に立った状態で前屈をしたり座って長座をすると押す前と比べてやりやすくなります。
むくみ、ふくらはぎの痛み、背中の痛み、腰の痛みが出たときに押すとその様々な痛みが緩和されて身体がすごく楽な状態になります。
押し方は椅子に座った状態で、両手でふくらはぎを抱えるようにして支えます。
支えながら中指を重ねて委中を押したり揉んだりしてみましょう。痛みを感じやすい部分なので最初は強く押さずに軽めで押していき、徐々に強く押していきましょう。
かなり万能なツボです。

太ももが痛いと感じなくするには その②

ここでご紹介する内容は食事についてです。
毎日バランスの取れた食事はとれていますか?
太もものストレッチをして痛いと感じたときにストレッチの仕方が悪いと感じたり、最近仕事とかが忙しいのが原因ではないかと感じる方は決して少なくないと思います。
これらも原因には含まれますが、食事が偏ってしまうと身体は機能しません。
食事を少し意識するだけでも変わります。
今回は「梅干し」についてご紹介します。

・梅干し
梅干しには血流が悪くなって身体を硬くなる症状を防ぐ成分「アンギオテンシン」という成分が含まれています。
梅干しを摂取するだけで血流を良くし、硬くなりづらい身体を保つことができます。
後は乳酸が溜まっている状態だと身体が硬くなってしまう為、その状態でストレッチを行うと、痛みを感じやすくなります。
さらに乳酸が溜まると身体にコリが出やすくなります。
そういった場合にも梅干しは効果があります。
梅干しは他に「クエン酸」という成分が多く含まれています。
クエン酸には体内に溜まっている乳酸を分解する働きがあり、「身体の調子がよくなった」という声を多く聞きます。
ですので、食卓に梅干しを取り入れてみてはいかがでしょうか?

知りませんでした!太もものストレッチをして痛いのなせ? まとめ

太もものストレッチで痛いと感じる場合、様々な筋肉が関係していることを知って頂ければ幸いです。
色々な角度から見ていただくことで改善策がイメージしやすいかと思います。
もしこのようなお悩みを抱えている方、カラダラボはいつでもお悩み相談を承ります。
トレーナーと二人三脚で自然体を目指していきましょう!
我々スタッフが皆様一人ひとりに合わせて最適な方法を考えて最後まで対応させていただきます。
それでは皆様にお会いできる日を楽しみにしております。
最後までお読みくださり誠にありがとうございました。

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