肋骨の部分をおもいっきりぶつけてしまい、打撲をして痛みを感じたことはありませんか?肋骨を打撲したときに骨の部分が痛いのか、ぶつかってしまった筋肉が痛いのかがよくわからないときはありませんか?
肋骨の部分を打撲して痛みが出たときはどのような状態か?どういった対処をすればいいか?今回5つの方法をご紹介いたします。
痛み止めの薬で肋骨の打撲の痛みを抑える方法
肋骨を打撲をしたときに痛みを抑える方法は色々ありますが、その中で飲み薬で痛みを抑える方法があります。薬局屋さんにいけば市販の薬が入手しやすくなってきました。種類も豊富です。ですが薬によって色々な性質があります。良い部分もあればもちろん悪い部分もあります。ご紹介いたします。
①ロキソニン
ロキソニンは鎮痛効果が強い薬で痛み、炎症を抑える薬です。例えばスポーツの大事な試合に出るために痛みを抑えたい場合、仕事で明日大事な取引がある、寝ているときに痛みを抑えたいときには有効です。ですが、鎮痛効果が強い分、飲みすぎてしまうと内蔵に負担がかかってしまうので、本当に痛みがひどいときのみの使用をお勧めします。
②イブブロフェン
イブブロフェンは鎮痛効果が強い薬で痛み、炎症を抑える薬で胃腸の負担が少ない薬です。ですが、負担が少ないからといって過剰に摂取はしないでください。過剰摂取してしまうと下痢、高血圧、腎臓障害といった症状がでてしまうので気をつけてください。
メリット、デメリットを知った上でもし肋骨の打撲の痛みを抑えたい場合、飲み薬で痛みを抑えるのは一つの方法と言えるでしょう。
肋骨の打撲の痛みを冷やして抑える方法
肋骨を打撲したときに痛みを抑えるときに痛い部分を冷やす方法が多いのではないでしょうか?打撲は急性症状なので冷やすのが効果的です。ですが間違った方法で行ってしまうと逆に治るスピードが遅くなってしまうこともあります。ですので今回そうならない為の方法をご紹介いたします。
①アイシング
打撲は急性症状なのでまずは冷やすことをお勧めします。痛みが出ている部分に氷嚢などを当てだいたい15分~20分くらいが目安です。又痛みが出てきたら、アイシングをするというサイクルで行ってください。
②冷湿布
アイシングをした後にシップを張ると痛みを軽減するスピードが上がります。シップはパップ剤というプルプルしている白いタイプとあまり水分が含まれていない茶色いタイプのシップがあります。白いタイプのシップは腫れが酷いときなどにお勧めですが、剥がれやすいので注意してください。寝るときなどはテープを張って寝ると剥がれにくくなります。茶色いタイプのシップは生地が薄くできていて、肌の色に馴染み易くて、剥がれにくく、長時間持ちます。
以上になります。シップにも種類があって性能がそれぞれ違います。自分にあった方法があると思います。ぜひ試してみてください。
肋骨の打撲の痛みを食べ物で抑える方法
肋骨の打撲で痛みが出た場合、実は痛みを抑える食べ物が存在している事をご存知でしたか?食べ物で痛みを抑えられると知ったら食事が今より更に楽しめるのではないでしょうか?ご紹介いたします。今回はアメリカンチェリーについてです。アメリカンチェリーの旬の時期が5月~7月の時期が食べごろです。アメリカの研究で実は打撲の痛みを抑えるのに密接な関係があることが発覚しました。アメリカンチェリーに含まれているアントシアニンという成分が打撲の痛みを抑える作用が含まれているのです。その他にもケルセチンやアミグダリンといった成分も痛みを抑える作用があります。後は赤い食べ物は肝臓にいいと東洋医学で言われていて、肝臓は血液のコントロール、筋肉や腱などを調整する働きがあります。炎症を抑えるだけではなく、クエン酸という成分が含まれているおかげで疲労回復の予防になります。後は携帯電話やパソコンの画面の見過ぎによる目の疲れをとってくれたり、メラトニンという成分が精神的ストレスや不眠解消の手助けをしてくれます。これだけ色々ないい成分が含まれている食べ物もそう多くはないのでしょうか?もし食事で改善されたい方、ぜひ試してみてくださいね。
肋骨の打撲の痛みをツボで抑える方法
今度は肋骨の打撲の痛みをツボで抑える方法があります。ツボを押すことは身体の中の気の流れ、血の流れを良くするのに効果があります。そうすることで痛みの軽減などにつながります。今回は期門(きもん)というツボについてご紹介いたします。期門は胸とお腹の間くらいの位置で、左右に二つあるツボです。バストトップから真下に下がっていきます。肋骨の下の端にたどり着きます。そこの部分が期門のツボになります。肋骨の一番下をたどっていってからバストトップの下の位置で止まってもいいでしょう。期門は肋骨付近にあるので、打撲などの痛みの緩和に効きます。後、期門は肝臓の働きを良くするツボで有名です。後は二日酔いのときや食欲がないとき、ストレスを抑える働きや、不眠症の解消にも繋がります。押すときは期門の位置を抑えながら腹式呼吸をするといいでしょう。特に息を吐くときに押すといい刺激が入っていきます。吸って、吐いての動作を5回ほど繰り返し行ってください。肋骨の打撲の痛みがすっきりして気分がよくなりますよ。もし肋骨の打撲の痛みが気になる方でお悩みの方は期門を刺激してみてください。
肋骨の打撲の痛みをストレッチで抑える方法
肋骨に痛みがあるときのストレッチをご紹介いたします。
タオルストレッチその①
・立った状態で両足を肩幅に開きます。
・タオルを親指、人差し指を抜いて3本指でタオルを握り、両手を真上に上げます。
・タオルを首のところまで下ろして10秒キープします。
・タオルを真上に上げたら、タオルを下ろして、上げる動作を繰り返しおこないます。
※ポイント・肩に力が入りすぎないようにしてください
・タオルを下ろすときは肩甲骨を背骨に寄せるイメージをしながらやりましょう
・10回1セットを目安にやりましょう。
タオルストレッチその②
・立った状態で両足を肩幅開きます。
・タオルを親指、人差し指を抜いて3本指でタオルを握り、両手を真上に上げます。
・腕を弓矢を打つイメージをしながらタオルを横に並行移動させます。
・右に並行移動の場合は左肘を曲げながら、右腕を真横に伸ばし、左に平行移動の場合は右肘を曲げて左腕を真横に伸ばします。
ポイント
・肩が上がらないようにしましょう
・左右タオルを並行移動した状態で10キープをします・左右合わせて10回1セットを目安におこなってください。
タオルストレッチは手首の痛みを緩和する他に背中の痛み、肩こり、姿勢保持の効果があるストレッチになっています。
ぜひやってみてくだい。
お悩みではないですが?肋骨を打撲したときの痛みの対処法 まとめ
今回、お悩みではないですが?肋骨を打撲したときの痛みの対処法について記事を書きました。肋骨の痛みが酷くなると私生活や仕事に支障が出てしまいます。早急な対処が必要です。記事に書きました薬、アイシング、ツボ刺激、ストレッチとそれぞれお試しください。個人差がありますので、自分にあった方法を見つけてください。もし他に対処方法を知りたいと感じた方、一度カラダラボにご相談ください。