少しでも楽になりたい!脇、肋骨が痛いと感じなくするには

最終更新日:2023/08/12

脇腹の痛みや、肋骨の痛みってつらいですよね?
痛みやすく治まるときもあれば痛みがずっと続く場合もあります。
できれば一日でも早く取り除きたいですよね。

今回の内容が少しでも今の症状が良くなるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

脇、肋骨が痛いのはなぜ起きるのか

身体のあちらこちらに神経が通っています。
脇のところには腋窩神経(えきかしんけい)という神経があります。
この神経は主に肩周りの筋肉に指令を与える役割をしています。
例えば、脇の下の部分を押されて痛みを感じたときは腋窩神経の神経伝達がうまくいっていないことが考えられます。
ここの神経が圧迫されてしまうと肩周りの筋肉が硬くなってしまい、首や肩の凝りが発生します。
後は肋骨付近が痛いと感じた場合は肋骨付近の肋間神経(ろっかんしんけい)という神経が通っています。
呼吸をするときに関与している筋肉が複数ありますが、その部分の筋肉が硬くなってしまうと肋間神経が圧迫されてしまい、神経伝達異常が発生して痛みが起きることがあります。
筋肉が硬くなってしまうと神経伝達がうまくいかなくなってしまい、その結果、様々な症状が起きてしまいます。
肩周りや肋骨周りの筋肉を柔らかくすることで神経伝達が良くなり、その結果、脇の部分や肋骨の部分に痛みが起きなくなり健康を維持することができたり、何かスポーツをしている方は運動パフォーマンスを上げられます。
筋肉と神経をアプローチできるストレッチを取り入れていくことが今のお悩みの症状を取り除く一つの方法といえるのではないでしょうか。

脇、肋骨が痛いのは内臓の疲れ

肋骨は臓器を守るように広がっています。
その臓器の疲れが出ることで身体の異常が発生しやすくなります。
それぞれの内臓は互いにバランスを取り合っている為、症状がでたときだけ身体をケアするのではなく、それぞれの季節に合った身体のケアをすることが必要になってきます。
つまり年間を通して健康な身体作りが必要になってきます。
東洋医学では内臓はその季節ごとに弱くなりやすい部分が決まっています。
例えば春の時期は肝臓と胆のうが疲れやすくなります。
肝臓は血液、筋肉、腱、神経部分、目などに関連がある臓器です。
肝臓が疲れてくると、全身の各臓器に血液をうまく送ることができなくなり、筋肉や腱がうまく機能しなくなり、神経伝達に異常が起きたり、目のかすみや目の充血などが起きてしまいます。
それから秋の時期になると肺と大腸の部分が疲れやすくなります。
肺は呼吸と水分代謝、皮膚、鼻などが関係してきます。
そこの部分がうまく機能しなくなると、うまく呼吸ができなくなり、全身にきれいな空気を送ることができなくなり、水分代謝がうまく機能せず、皮膚は荒れやすくなり、鼻みずや鼻づまりといったことが起きます。
このような現象が起きてくると身体はうまく機能しなくなります。
季節ごとに鍛えなければならない臓器を意識してみるのも良いのでしょう。

脇、肋骨が痛いのは多種多様なストレスから

ストレスとは今後の人生においてうまく付き合っていかなくていけませんね。
ストレスといっても様々なケースがあります。
中でも人間関係で精神的ストレスを感じるケースがほとんどではないでしょうか。
しかしそれが一つの原因と断定ができるかと言えば決してそうではないと思います。
例えば今日の仕事帰りに好きな行きつけのラーメン屋さんでラーメンを食べて帰ろうとします。
しかし、仕事が遅くまでかかってしまい結局ラーメン屋でラーメンを食べることができずコンビニで弁当を買って帰ることになりました。
本当はラーメンを食べて帰ろうと思ったのに食べられませんでした。
もし食べることができたら気分は最高だったでしょう。
食べたい物が食べられなかったことがストレスと感じる方もいます。
人は目的が達成できると快楽を感じ逆にそれが達成できないと気持ちが
落ちたり一時的に感情的になる人もいます。
それから、姿勢が崩れると筋肉や神経にストレスがかかります。
例えば、座っている姿勢を長時間取るとします。
そうすると時間が経つにつれてきれいな背すじを保つことに疲れ、姿勢は猫背になりお尻に重心が乗り過剰に負担がかかります。
その影響で身体に肉体的ストレスがかかります。
それと同時に神経が圧迫されて神経の伝達が悪くなり神経にもストレスがかかります。
様々なな角度から精神的、肉体的ストレスがかかると身体には異常が起こしやすくなります。

青魚で脇、肋骨が痛いのを予防しましょう

ストレスから先の見出しで説明した症状が起きやすいです。
今度は食事について書きたいと思います。
食事を意識するだけでも身体は健康状態を上げることができます。
人は基本、朝、昼、夜と三食、食事を摂取して身体に栄養を蓄えています。
人は食べ物を食べなくては生きてはいけないのは当然だと思うでしょう。
しかし覚えていただきたいことは、食べ物によっては症状を促進させる食べ物と逆に症状を緩和させる食べ物が存在することです。
今回は春の時期にこのような症状が出たときに食べて欲しい物をご紹介します。
東洋医学では春の時期に旬を迎える食べ物を摂取することで身体を目覚めさせる作用があると言われています。
その中でも春の時期に取れる旬の魚はベストと言えるでしょう。
この時期は「カツオ」が旬の時期です。
カツオには肝臓の働きを良くしたり、血行をよくしたり、脳の働きを促進する栄養素が含まれています。
春の時期は肝臓が疲れやすくなっているので、ストレスを感じやすかったり、すぐイライラしてしまうといったことが起こりやすくなります。
ですから旬の魚のカツオを取り入れて内側から身体を調整して症状を取り除くことを意識してみましょう。

脇、肋骨が痛いと感じる前に対処するには

脇、肋骨が痛いと感じたときにだけ対処をする方がほとんどだと思います。
皆様こうなる前に対処しておけばよかったと感じたことは過去に一度はありますよね?
できればこのようなケースは何度も繰り返したくないですよね。。
その為にも予防は必要不可欠になります。
もし今からすぐにでも予防をしたいと感じた方はすぐできる方法があります。
それは「呼吸」を意識してみることです。
ただの呼吸ではなく腹式呼吸を意識しましょう。
この呼吸は肋骨の内側ある横隔膜を刺激します。
横隔膜は呼吸をするときや姿勢などを保持する役割をしています。
ここがしっかり動いてくると体内にきれいな空気を送り込むことができたり、緊張状態の筋肉をリラックス状態にすることが可能になります。
筋肉がリラックス状態であれば身体にかかるストレスを感じづらくなります。
逆に呼吸がうまくできない状態だとこの横隔膜がしっかり機能しなくなり、身体にきれいな空気が送れなくなります。
そうなることで筋肉が緊張状態になりやすく身体にストレスがかかりやすくなります。
ですから呼吸を意識してこの横隔膜を柔らかくすることを意識してみましょう。
簡単ですが寝る前に仰向けの状態で腹式呼吸をするだけでも予防に繋がりますので、是非お試しください。。

少しでも楽になりたい!脇、肋骨が痛いと感じなくするには まとめ

脇、肋骨が痛いとなった時、今回お話しした神経圧迫している筋肉を緩めること、内側の臓器にも気を配ることをやってみてください。
できればそうならない為の予防を常に意識して欲しいです。
季節の影響で起こるケースもあるので季節ごとにしっかりとした予防をして、内側と外側をバランスよくケアをすることが最大の予防だと思います。
今回の記事少しでも皆様のサポートになればと思います。
もし今の症状でお悩み方は、一度カラダラボにご相談ください。
一緒に今のお悩みを改善していきましょう!

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