臀部の筋肉、お尻の筋肉は下半身の中で大きな筋肉になります。
歩いたり、運動をしたりするときにお尻に負担がかかります。
臀部の筋肉、お尻の筋肉ってなんで痛くなるのでしょうか?
今回は臀部の痛みが起きる原因や対処法についてご紹介いたします
臀部が痛い症状はなぜ起きるか?
臀部の筋肉、お尻の筋肉が痛いって感じたときがあると思いますが、どうしてそういった現象がおきるのでしょうか?
身体の中でどういったことが起きているかこのあとご紹介いたします。
臀部の筋肉が痛いって感じるときって色々あります。
例えば久しぶりに運動をして次の日に筋肉痛が起きますよね?筋肉痛の痛みだったり、後は何か物にぶつかったりした場合に痛いって感じることがあったり、特にスポーツ選手でコンタクトスポーツで痛いと感じることが多いのではないでしょうか?
臀部の筋肉、お尻の筋肉が痛いと感じるとき、筋肉の中で乳酸などの老廃物、すなわち悪い物が溜まっています。
もしくはしばらく運動していない状態でいいきなり運動をしたら、筋肉の繊維に小さな断裂が起き、筋繊維が破壊されます。
その状態がすなわち筋肉痛です。
なので運動によっての痛みなのか、それとも外からの衝撃で痛みが発生したのか、ケースによって変わってきます。
運動によって臀部の筋肉、お尻の筋肉に痛みを感じたときはストレッチをしたり、マッサージをしたりするといいでしょう。
又、外からの衝撃で痛みが生じた場合はアイシングをするか、痛みが酷い場合は一度医療機関に行くのもいいでしょう。
臀部の筋肉の痛みが後々大変なことに!
臀部の筋肉、お尻の筋肉が痛いなと思ったときに痛みをそのままにしていると後々大変なことになります。
後々おおきな代償を背負うことになって辛い思いをしてしまいます。
今度は臀部の筋肉、お尻の筋肉の痛みからくる症状をご紹介いたします。
臀部の筋肉、お尻の筋肉には梨状筋(りじょうきん)という筋肉があります。
梨状筋の働きは主に股関節を外側に捻る動作をする働きがあります。
例えば、歩く動作のとき、走る動作のとき、身体を捻る動作のときに使います。
後、梨状筋の近くには坐骨神経という神経が流れています。
坐骨神経はお尻から足先まで流れている神経で臀部の筋肉、お尻周りの筋肉が硬くなってしまうとその坐骨神経が圧迫されてしまい、神経の通りを悪くしてしまいます。
その影響で坐骨神経痛という症状が起きます。
坐骨神経痛になると下半身にしびれが起きます。
普段の日常動作が困難になります。
原因としてはお尻の筋肉、梨状筋の筋肉の硬さから坐骨神経を圧迫することが原因になります。
後はお尻に負担を掛けすぎてしまう動作や、長時間圧迫しすぎるのもよくはありません。
特に座っている仕事をしている方は要注意です。デスクワーク、長時間運転をしている方は気をつけてください。
臀部の筋肉、お尻の筋肉が痛いときの対処とは
臀部の筋肉、お尻の筋肉が痛いと感じたときにどのようなセルフケアをしていますか?
臀部の筋肉、お尻の筋肉が痛いときに緩和する方法があります。
人間にはいくつもの経絡が流れています。
経絡の流れをよくすることで痛みが緩和されたり、症状の予防に繋がります。
なので今度は痛いと感じたときの経絡、ツボをご紹介いたします。
①太谿(タイケイ)
太谿(タイケイ)というツボは腎蔵の部分と関係があるツボです。
腎臓は主に精気、エネルギーをコントロールする臓器になります。
腎臓の機能が低下をしてしまうとエネルギーをうまくコントロールできなくなります。
後、腎経のツボは主に背中から腰、足先に経絡が流れています。
腎臓の経絡を流すことで臀部の筋肉、お尻の痛みが緩和されて楽になります。
東洋医学では腎臓は腰痛と関係があると言われています。
太谿(タイケイ)の場所は足の内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみで、アキレス腱内側で前方のくぼみが太谿(タイケイ)です。
太谿(タイケイ)の部分を押しながら足首を時計回りでぐるぐる回すだけでもだいぶ刺激が入り、痛みが緩和されます。
押した後に動いてもらうとさらに違いがわかります。
後は臀部の痛みだけではなく、女性の方であれば、冷え性の改善や、排尿障害の方、月経障害の方にも押してもらいたいツボです。
オメガ3脂肪酸で痛みを緩和
臀部の筋肉、お尻の筋肉が痛いときに実は食事を少し改善するだけでも痛みの軽減、予防に繋がります。今度は食事についてご紹介いたします。
面白いですよ。
・オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸は筋肉の痛みや炎症を抑える栄養素です。
最近ではスポーツ選手がオメガ3脂肪酸を取り入れたことで運動パフォーマンスが向上したり、怪我の頻度が減少したという結果が出ています。
海外ではドイツのドルトムントの栄養士が取り入れてますし、バルセロナのメッシ選手も取り入れているみたいですよ。
オメガ3脂肪酸は主に魚から出る油で、お肉から出る油より良質な油です。
オメガ3脂肪酸には身体にいい要素があります。
例えば、血流をサラサラにしたり、記憶力や学習能力がアップしたり、肝臓系の病気を予防する働きがあります。
肝臓は筋肉に関係しているので、摂取することで痛み、炎症の緩和に繋がります。
後は神経などに効果もあると言われています。
食材としては、いわしやさんまなどの青魚や、緑黄色野菜、豆まどに多く含まれています。
もし食事だけで痛み、炎症がなくなったらうれしいですよね。
女性の方であれば美容系でシミやそばかすを減らす効果やアンチエイジングといった若返りのきっかけにも繋がりますよ!
臀部の筋肉の痛みがとれるストレッチとは?
今度は臀部の筋肉、お尻の筋肉に痛みが出たときに効くストレッチをご紹介いたします。臀部の筋肉、お尻の筋肉の痛みはお尻のストレッチをやればもちろん痛みはとれますが、実はそれ以外の周辺部分の筋肉が硬いのがきっかけで、結果臀部、お尻の筋肉に痛みがでるというケースもあります。
今回はお尻以外の筋肉を伸ばすストレッチをご紹介いたします。
・ももの裏、ふくらはぎの筋肉を伸ばすストレッチ
①まず地面に体育座りで座ります。
②両足のかかと同士をくっつけた状態でつま先を天井方向に伸ばします。
③両手は足の小指側を握ってください。
④その状態から片方の足を前にズルズルズルっと伸ばせるところまで伸ばします。
⑤伸ばした状態のままで10秒間キープしてください。
⑥伸ばし終わったら、足を体育座りの状態に戻しましょう。
⑦今度は反対の足を前にズルズルズルっと伸ばせるところまで伸ばします。
⑧今度は反対の足を伸ばした状態で10秒間キープしてください。
⑨両方の足を10秒間キープをしたら今度片方ずつの足を交互に前に伸ばして、戻す動作をテンポよく繰り返し動かします。
・ポイント
・両方の膝同士がくっついた状態で行ってください。
・足を伸ばして戻すときにかかとで地面をすりながら戻しましょう。
そうすることでもも裏の筋肉にストレッチがかかります。
・回数を重ねるごとにどんどん硬いのが柔らかくなってきます。
・終わった後に前屈をするとストレッチ前と後でだいぶ柔軟性が違います。
なぜだろう?臀部(お尻)の筋肉が痛い。どうしたら治るの? まとめ
今回、なぜだろう?臀部(お尻)の筋肉が痛い。どうしたら治るの?の記事を書きました。
臀部の筋肉、お尻の筋肉が痛いって感じたときにぜひ活用してみてくださいね。
もしこの記事を読んでいただきもっと改善方法を知りたいと思った方、ぜひ一度カラダラボにご相談してみてはいかがでしょうか?今まで味わったことのない感覚を味わえますよ。お会いできる日を楽しみにしております。
記事を最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。