血圧が高い。
大学生にまで身体の異常状態が浸透してきている傾向にあると思われます。
昔と比べてどんどん不健康な人が増加してきています。
学生時代はまだまだ身体は活発に動ける時期なのに身体を動かす学生がどんどん減少してきています。
どうして大学生の学生達がこのような事態が起こってしまったのか調べてみました。
血圧が高い大学生は運動不足
最近、高血圧でお悩みの大学生が増加しているという情報が流れてくるのですが、普段から見渡してみると公園や運動施設で汗水たらしながら運動をしている学生を見かける機会というのがどんどん減少しているように感じます。
時代の流れなのでしょうか?
昔の学生時代といったら一日中部活に没頭していて毎日身体を動かしていたし、このころが一番動けた年齢のように感じます。
私の場合は学生時代はバスケットボール部に所属していて毎日バスケに没頭していました。
例えば朝練をしてその足で授業を受けて終わってからまた練習して、その後さらに個人練習をするというサイクルで学生生活を送っていました。
このころはもちろん練習はハードな内容でしたが、生活習慣がしっかりしていたのでその日にハードな練習をしていても次の日には動ける状態にまでのコンディショニングが整っていました。
今の学生はというと運動部に所属している生徒が昔と比べて減少してきて休みの日とかも外で身体を動かすということがほとんどなくなっているのではないでしょうか。
学校での1年に一度行われる体力テストとかも平均的に数値が低くなっていると聞いたことがあります。
明らかに一つ言えることは[運動不足]の影響が大きいと考えられます。
血圧が高い大学生は喫煙とアルコール
大量に飲酒していると言われる最低ラインとしては、1回の飲み会で5杯以上のアルコール飲料を飲んだ場合は大量飲酒と言われています。
過去のリサーチによると、アメリカとカナダでは18歳から24歳までの成人で約4割の成人が毎日、頻繁にアルコールを大量摂取しているという結果が明らかになったそうです。
血圧の上の数値としては一般的に104程度です。
120から139まで数値は高血圧の黄色信号を思ってください。
140以上になると一般的に高血圧と言われています。
カナダでは研究者によると喫煙者のニコチン依存に関係しているという現在実施されているデータがあります。
20歳から24歳の時の飲酒習慣に関係する質問、24歳時の血圧の測定結果の情報を収集しています。
20歳から24歳、約760人を対象として大量のアルコール摂取の影響で血圧に悪影響を及ぼすかを調べました。
日常、大量にアルコールを摂取する人とそうでない人を比較したところ『アルコールの大量摂取をしている大学生は4人に1人が高血圧の一歩手前の数値を占めている』ということがリサーチの中で発覚したといいます。
研究者はこの数値に関して非常に驚いていたそうです。
このままいけば長期的に健康状態を維持するのは非常に困難で危険なことであると述べていました。
血圧が高い大学生は偏った食事
血圧の数値が高くなってしまうのは色々な誘惑がある中で、その中の一つと言える[食事]の影響が占めているという考えがあります?
大学生生活を送って20歳の成人を迎えると例えばバイト先の先輩にご飯に連れて行ってもらい夜遅い時間まで語り明かしながら飲み食いを繰り返している学生も少なくないでしょう。
アルバイトをしている人だったら高校生のときと比べて時給が上がってグレードの高いフランス料理やイタリアンで食を楽しむ人もいるでしょう。
ファッションに興味がある人は高いブランド物を購入する為に食事を毎日カップラーメンだけで過ごす人もいるでしょう。
10代のころと比べて色々な誘惑が付きまといますし、好奇心や色々な欲求をうまくコントロールするのが難しい年代ではないでしょうか?
食も昔と比べて欧米化が浸透してきていますし、化学調味料が大量に含まれている食べ物が増えてきています。
後は経済の流れの影響で昔は高級食材でなかなか食べられない食材を食することができる時代になってきたので食バランスがどんどん崩れてきているのも影響しているのではないでしょうか?
このような偏った食事を続けると身体にどのような害を生じるかはイメージが付くと思います。
血圧が高い大学生という称号を得ない為には
今度は改善に結びつける為に【東洋医学】に基づいてご説明いたします。
東洋医学では『人は自然と調和していて自然とともに生活をすることが必要であり、その季節に合わせた食事、運動、ストレッチをコンディショニングとして行う必要がある』と言われています。
実際、季節ごとに身体の作り方やケアしたい内臓部分も変わってくるのです。
筋肉が弱るだけでなく、内臓が疲れてくると、季節の症状として肩こりや腰痛などがおきやすくなり、後々高血圧の症状にまで結びつくことが考えられます。
それぞれの季節は互いにバランスを取り合っている為、その季節だけ身体のケアをするのではなく、それぞれの季節に合わせたケアを行うことを意識しなくてはいけないのです。季節に合わせたケアを行うことで翌年の同じ季節を迎えたときに前の年と比べてよりいい状態を迎えることができていい生活を送ることができるようになります。
つまり、年間を一つのサイクルと考えて健康な身体作りを意識することでいい状態を維持することができるようになるのです。
そうすることで疲れが溜まりづらくなったり、症状でお悩みすることが少なくなります。ですから、これらの部分をポイントにして日々の生活を送ることが大切なことだといえるでしょう。
血圧が高い大学生卒業には食事を見直す
高血圧の人はまず食事の内容や仕方を見直すことが大切です。
【減塩を心がける】
日々の食生活の中でも、まずはじめに見直したていただきたいのが塩分の摂取量です。
世界の国々と比べても日本人は塩分を摂りすぎという傾向がありますので、まずもって減塩を心がけることが大切です。
理想の摂取量は一日当たり「3.8グラム」が目安です。
★減塩のコツ
昆布、シイタケなどの天然だしをしっかりとること。
寿司を食べる時はつけるしょう油の量は少しにすること。
少しずつ薄味に変えていき慣れるようにすること。
ミネラル類をしっかりとること。
【カリウムとマグネシウムをバランスよく】
【カリウム】は腎臓から余分な塩分【ナトリウム】を排出する働きがあります。
【マグネシウム】はその働きを助けてくれます。
カリウムは野菜や果物、海藻類、豆類などに多く含まれています。
中でも野菜類や海藻類はカロリーが低いので積極的にたくさん食べるようにしていきましょう。
また、マグネシウムは、海藻やナッツ類、豆類などに含まれています。
野菜サラダに豆やナッツを混ぜ入れるのもいい方法だと思います。
【カルシウム不足は危険】
【カルシウム】が不足してくると心臓や血管を収縮して血圧が上昇してしまいます。
カルシウムの吸収率が高いのは牛乳や小魚類です。
日本人の食生活ではカルシウムが不足しがちなので意識的にきちんととりましょう。
ナッツ類や豆類なども一緒にとるとカルシウムの吸収を助けてくれますよ。
血圧が高い大学生が最近増えてきているのはなぜか? まとめ
最近は年齢関係なしに不健康な人が増加しています。
血圧の高い大学生が1人でもいなくなっていただく為にも今回の記事を読んでいただきお役に立ててほしいと思います。
まずはご自身で今までのライフスタイルを振りかえってもらい、今すぐできることから実行に移していきましょう。