足がだるいと感じるのは太ももの色々なことが関係する!

最終更新日:2023/08/04

最近足が何か重たい、だるいと感じる方は多いようです。
足が重たくなってしまって寝ているときや運動中に足をつってしまうという
症状を起こすことがあります。
足に何かしらの違和感を感じたときは色々な原因がありますが、特に太ももが関係しているかもしれません。
調べていきましょう。

足がだるいのは太ももの上の部分の硬さ

足がだるいと感じてしまうのには色々な原因があります。
足がだるくなってしまうのは太ももに原因があると考えてしまう方が多いようですが、それが原因と断定するのは難しいのが事実です。
人間数百の筋肉があり、その筋肉が連鎖して歩いたり、走ったりする動作をおこなっています。
太ももには太ももの筋肉以外の筋肉も付着しています。
足がだるいと感じてしまうのはT12、L1からL5まで付着している「大腰筋」という筋肉が一つ関係してきます。
大腰筋は主に股関節を曲げる動作をするときに働きます。
動作でいうと歩いたり、走ったり、後は姿勢維持をする為に働く筋肉です。
この筋肉は腰椎の部分から大腿骨まで付着している為、大切な部分の一つといえるでしょう。
この筋肉に何かしらの異常が発生すると足周りの動きなどに悪い影響を与えてしまいます。
運動選手であれば大腰筋が硬いと間違いなく運動パフォーマンスを発揮することが難しくなります。
一般の方であれば仕事の関係でなかなか運動をする機会が減っていて大腰筋が硬くなっている方が少なくありません。
ここの部分に異常が起きると他の筋肉の部分に負担がかかってしまい足がだるいと感じたりむくみなどに繋がります。
ですから大腰筋は柔らかくしたい筋肉と言えます。

男性で足がだるいのは太ももの裏の硬さ

男性の方で足がだるいと感じたときに太ももに違和感を感じる方が多くいらっしゃいます。
足のだるさの蓄積から足をつってしまったとか、ぎっくり腰や腰痛がなかなか治らないという方も少なくありません。
そのような方々は太ももの裏の「ハムストリングス」という筋肉が硬くなっていたりハムストリングスをうまく使いきれていなかったりすることが多いです。
それから男性の方で歩くときに「がに股」で歩く人がだるさを感じてしまうようです。
がに股で歩くと膝は伸びきらない状態で太ももの前側に負担をかけることになります。
膝が曲がった状態だと裏側のハムストリングスをうまく機能させることが難しくなります。
前側の部分を使い過ぎると裏側の筋肉が硬くなり柔軟性が低くなります。
その影響で足の前側の筋肉に負担がかかり、使い過ぎることで筋肉が硬くなるという悪循環が起こります。
ハムストリングスが硬くなってうまく使えなくなると今度はふくらはぎの部分で動きをカバーします。
そうすることで今度はふくらはぎに負担がかかりふくらはぎをつってしまうといった症状が起きやすくなります。
一つの部分に異常が起きるとそれ以外の正常な部分にも異常が転移します。
ですのでそうなる前に対処が必要になってきます。
仕事の休憩中や寝る前とかにストレッチなどで症状を軽減しましょう。

女性で足がだるいのは太ももの内側の硬さ

女性の方で足がだるいと訴えている人は多いですね。
足のむくみや太ももの太さを気にされているという方も多いでしょう。
女性の方で足の症状が出るのは股関節の内側の硬さ、股関節を外側に捻る動作の硬さ、お尻の硬さなどが関係してきます。
女性の方は例えば座るときに「女の子座り」をする方が多いのではないでしょうか。
逆に女性であぐらをかいて座っている人はあまり見ない気がします。
もちろんその人によって楽な座り方はあると思います。
股関節が正常に可動することができなくなると足のむくみなどが起きやすくなります。股関節の柔軟性が低いと腰痛やぎっくり腰といった重い症状と付き合わなくてはいけなくなります。
足の症状が起きないようにする為によくあぐらの姿勢で座ってかかと同時をくっつけてつま先をできるだけ外に伸ばした状態で色々なストレッチを行っていただくようにアドバイスをしています。
この体勢をとってもらうと多くの方が膝が地面にぺたっとつく人がいません。
お尻の筋肉の硬さが邪魔して股関節を外側に捻るのを妨げているケースもあれば、股関節の内側の硬さでそうなっているケースもあります。
ですからバランスよくストレッチすることで筋バランスを整えることが大切になってきます。

足がだるいときは太ももが原因とは限らない

階段を上るのときに一歩一歩が重くて歩いてすぐに休憩をとらないと無理。
昔はそんな感じがなかったのに、仕事が終わって「さて帰ろう」と思い、歩いて帰るとすぐ息が上がって帰るのがつらいと感じることはありませんか?
何かすごく最近足が重たいと感じることが増えてきませんか?
だんだん年を重ねるにつれて運動をする機会がめっきり無くなり、その影響で筋量が減ってくることをご存知でしたか?
運動をしなくなると筋力が衰えていきます。
足がだるい、重たいと感じるときは足だけが原因ではありません。
下半身を支えている、下半身を動かすときに働く腰周りや足周りの筋肉が硬くなっていることで筋肉本来の伸び縮みの動きがだんたんと上手くいかなくなります。
では階段などを登る時のことをイメージしてください。
階段を登るときにまず片方の足が上に上がります。
このときに前側の筋肉の腹筋がぎゅっと縮みます。
次に太ももの前の筋肉も縮んできて足を上に持ち上げる動作をします。
反対に太ももの裏を伸ばすとき、使いたいときはお尻の筋肉を伸ばすようにしないともも裏の筋肉が伸びることができません。
この太ももの裏の部分がうまく使えるようになってやっと足が上に上がる動作が正しくできる状態といえるのです。
ですからお尻の筋肉も柔らかくしないといけない部分の一つです。

足がだるいときは太もも周りが疲れている

足がだるいと人は疲れが溜まっていると察知します。
腰の筋肉、お尻の筋肉、太ももの前、裏の筋肉の伸び縮みの動作がうまく連鎖してこないと足がだるく重たく感じるようになります。
筋肉が疲れてくるというのはいったどういうことなのでしょうか?
筋肉が疲れてくると筋肉の中にある血管の流れに異常が発生して、筋肉に留まってしまう疲労物質の影響で酸素が不足状態になります。
この酸素が不足してしまうと筋肉にどんどん疲れが溜まってきて、つられるように筋肉の疲労物質を運ぶ働きが衰えてしまい疲労回復のスピードが遅くなります。
このような現象が続くと筋肉はどんどん硬くなってしまい状態がどんどん悪くなります。そして筋肉が硬い状態で本来の筋肉の伸び縮みができないと最終的に「足がだるい、太ももが重たい、疲れた」といった状態が起きるのです。
この状態がしばらく続くと腰、お尻、太もも、ふくらはぎといったあらゆるところの筋肉が硬くなってしまい色々な症状が起きやすくなります。
そうならない為にも常に全体的に筋肉を柔らかくしておくことがとても大切になってきます。
筋肉が常に柔らかい状態でいることで疲れが溜まりづらくなり、足の疲れや腰痛などの症状に悩まれることが少なくなります。
仕事などで長時間同じ体勢でいることで身体を硬い状態にしてしまいますが一日1分でも構わないのでストレッチを行って一日の疲労をなるべく溜めないように心掛けましょう。

足がだるいと感じるのは太もものは色々なことが関係する! まとめ

足がだるいと動きたくなくなりますよね。
ですから足の疲れはなるべく蓄積させたくないですよね。
疲れを蓄積させない為にも全身の筋肉を柔らかくして太ももの部位だけに負担をかけすぎないように毎日のストレッチを心掛けましょう。
ストレッチを継続して今お悩みの症状とおさらばしましょう。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です