頭痛で左側のてっぺんが痛むのはなせ?取り除く方法とは

最終更新日:2023/08/09

頭が痛いことって時々起こりますよね?
頭全体が痛いときもあれば片方だけ痛むときもあります。
それでは左側のてっぺんの部分が痛くなるときはどうして起きてしまうのしょうか?

今回は今のお悩みの症状が起きる原因と対処法についてお話したいと思います。

頭痛で左側のてっぺんが痛いのは首の影響

頭痛が起きてしまう原因として考えられるのは首周りの筋肉の硬さが影響していると考えられます。
頭痛が起きてしまうのは長い時間同じ体勢でいることで身体の血流の通りが悪くなります。その影響で筋肉が硬い状態になり神経の流れも悪くなります。その結果、最終的に身体の至る所に負担がかかることになります。
例えばパソコン作業を長時間行っているデスクワーカーの人は頭痛を起こしやすい方が多いです。
パソコン作業で画面を見すぎると目が疲れます。
画面を長時間見ることで身体の神経が交感神経有利になってしまい筋肉が緊張状態になります。
緊張状態になると筋肉が疲れやすくなります。
長時間座っていることで姿勢が段々崩れてきます。
姿勢が崩れると背中は猫背の状態になります。
首の位置が前傾姿勢になります。
前傾姿勢になると首周りの筋肉が硬くなってしまいます。
首周りの筋肉には首を前に倒したり横に倒したりするときに働くさまざまな筋肉があります。
その中でひとつでも硬いところがあると頭痛になってしまう方が多いように感じます。
この筋肉の中でも胸骨と鎖骨から側頭骨までくっ付いている胸鎖乳突筋という筋肉があります。
そこの部分が硬くなってしまうと首を捻る動作がしづらくなります。
筋肉のくっついている部分の硬さを緩めてあげるだけでも頭痛が緩和されるのでご自身で押してみてください。

頭痛の影響で左側のてっぺんが痛いのは僧帽筋

肩周りの筋肉の中で僧帽筋(そうぼうきん)という大きい筋肉があります。
ここの筋肉が硬くなってしまうことで症状が出るケースもあります。
僧帽筋は3つのパーツに分けることができ、上部、中部、下部と分けられます。
上部は後頭部の部分から鎖骨の部分まで、中間部分はT1からT6までの部分、下部についてはT7からT12の部分までと広範囲に僧帽筋はあります。
簡単に言うと首から腰の上にまで付いている大きい筋肉が僧帽筋になります。
僧帽筋は主に肩甲骨を動かす働きをします。
例えば腕を動かす時に同時に肩甲骨が動きます。
肩甲骨が動くときに僧帽筋も働きます。
首を動きでは首を後ろに倒す動作をするときや、頭を支えるときに働きます。
日常生活の中でお顔を上に上げるとき、下を向いて何か作業をするときに首の角度が崩れないようにバランスを保つ働きをします。
さらにうつ伏せの状態で何かをするとき、本を見るときにお顔を起こしたときにも働きます。僧帽筋は頭や腕を動かしたり支えたりする時に働いてくれます。
後は重たい物を担いだり、持ち上げるときにも肩甲骨がぶれないようにバランスよく使いやすくします。
なので身体の中でもっとも多く使われる筋肉で大切な部分です。

頭痛で左側のてっぺんが痛いのは背中の使い方

今度は背中周りについてお話をしたいと思います。
背中の背骨付近に脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)という細い枝分かれをしている筋肉がくっ付いています。
この筋肉は首から背骨の脇を沿って腰骨の部分まで細長く走っている筋繊維です。
この筋肉は例えば、上体を起こすとき、後ろにそらす時、前に前屈した状態から戻すとき上体を横に倒すとき、左右に捻るといった動作をするときにこの筋肉が働きます。
日常生活の中だと姿勢を正そうとする時、落としたものを拾い上げる時に働きます。
このような動作が正常にできれば身体に過剰な負担があるとは考えにくいですが、どれか1つでも動作がしづらい場合は何かしらの異常が起きていると考えられます。
もし筋肉が硬化している状態でそのままにしておくと他の部位の動きにも影響が起きてきます。何か動作をするときに1つの部分の筋肉だけが動くのではなく色々な筋肉が連鎖することで日常生活の動作をすることができます。もし脊柱起立筋が硬くなっている状態でいると、その影響で後々今お悩みの症状を発症してしまう恐れがあります。
もし姿勢を正そうとしたときに背中に違和感があったときはストレッチなどで緩めることを意識しましょう。

頭痛の影響で左側のてっぺんが痛いのは肩甲骨の使い方

次に肩甲骨周りの事についてご紹介いたします。
頭痛が起きてしまう方のほとんどは肩甲骨の動きが悪く、肩甲骨周りの筋肉が硬い人が多いです。肩甲骨は頚椎のC1からC4の肩甲挙筋、胸椎のT1からT4の大菱形筋、C6、C7の小菱形筋、後頭骨からT12までの僧帽筋、第1から第8肋骨までの前鋸筋、第3から第5肋骨の小胸筋といった多数の筋肉が肩甲骨を動かすときに機能します。
肩甲骨関連筋が硬くなってしまうと肩の位置がどんどん前にきてしまい姿勢が崩れていき猫背になります。
猫背になると肩が連鎖的に上がりっぱなしの状態になり常に緊張状態になって硬くなりやすくなります。
肩周りが硬くなると首が真っ直ぐ伸びなくなってしまい首周りの筋肉も緊張状態に陥ってしまいます。
この状態が長く続くと上半身の血流の流れが悪くなってしまい最終的に頭痛を起こしてしまうという結果に繋がってしまいます。
肩甲骨関連筋が硬くなると上半身の代謝がうまくいかなくなり、疲れはたまり易くなり、首周りがコリやすくなります。
ですから肩甲骨周りの筋肉を緩めてあげて筋肉を柔らかくすることを第一に意識しましょう。
筋肉が緩んできたら今度は軽さをだしていく為にストレッチを行いましょう。
立った状態で朝起きたときに伸びをするイメージで全身を伸ばすだけでも身体は軽くなるので簡単なことからでいいのでストレッチをやりましょう。

頭痛で左側のてっぺんが痛いのは腰周りの影響

最後に腰周りについてお話をしたいと思います。
頭痛が起きるのは上半身の影響でなるとイメージされている方が多いかもしれませんが
実は腰周りの筋肉が硬くてうまく機能しないことが原因で頭痛症状を起こしてしまうケースがあります。
腰周りは前側と後ろ側の筋肉が支えあっています。
前側の筋肉が機能しないと身体は前に倒れやすく、股関節や太ももの前側に負担がかかりやすくなります。
逆に後ろの筋肉が機能しないと姿勢を保持することが難しくなります。
この状態は座っているときも立っているときも同じことが言えます。
その中でも身体の前側で大腰筋と後ろの腰周りで腰方形筋の筋肉の柔軟性がポイントになってきます。
ここの部分が硬くなってしまうと姿勢が崩れやすくなり、背中、肩、首、下半身周りの筋肉に負担がかかる状態になります。
ここの部分が硬くなってしまうと間違いなく腰痛になります。
腰痛になると人の身体は腰以外の部分でカバーしようとするので徐徐に身体のバランスが崩れていきます。
バランスが崩れると筋バランスも崩れ、最終的に骨の歪みなどにも繋がります。
そうならない為にも同じ姿勢で長時間いることをなるべく控えましょう。
部分的に見るのではなくて全体を見て悪い部分のところから改善していくのも一つのいい方法といえるでしょう。

頭痛で左側のてっぺんが痛むのはなせ?取り除く方法とは まとめ

身体の様々な部位からの関連で頭痛が引き起こされるという内容で書いてきました。
まずは身体全体の中で悪い部分、硬くなっている筋肉の部分を認識することが大切です。その次に筋肉を柔らかくして身体の負担を軽減できる為の身体作りを意識しましょう。
全身柔らかくなれば身体の負担を最小限に抑えることが可能です。
今できることからコツコツ始めていけば明るい未来が待っているでしょう。
もし今の症状でお悩みの方は、カラダラボで一度セッションを受けてみてはいかがでしょうか?
短時間で身体の変化を体感することができるでしょう。
お会いできる日を楽しみにしています。

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