スポーツ選手に怪我はつき物ですが運動前後のストレッチやケアのやり方次第で怪我を予防することができます。
整体や病院に行ってもなかなか肉離れが改善されないで癖になってしまったという話をよく聞きます。
今回は筋肉に良い習慣、食事の話、肉離れを予防・改善するストレッチを紹介します。
肉離れになりやすい人はこんな人!肉離れの原因第一位
肉離れになりやすい人、それはずばりカラダが硬い人です。肉離れの原因第一位は筋肉の柔軟性不足です。「生まれつきカラダが硬くて…」「子どもの頃からカラダが硬いんですよ」という方が沢山いますが、生まれたての赤ちゃんはどうでしょうか?生まれ持っている柔軟性は人間誰しも平等なはずです。では、いつから柔軟性はなくなってしまうのでしょうか?人間には本能というものが備わっていて12歳頃を境に本能が薄れてしまうと言われています。(実際に12歳以下のお子さんで肉離れになったり肩こりや腰痛だという子はほとんどいませんよね)それに加え各家庭の環境や生活スタイルがいつの間にかその子のスタンダード、生活習慣になり癖になるわけです。二十歳を過ぎてもある程度の柔軟性がある方は幼少期に比較的外遊びや活発にカラダを動かして遊んでいたはずです。またはスポーツクラブに所属していたり、スポーツ系の習い事をしていた方が多いはずです。対して二十歳を過ぎて柔軟性に自信がない方は幼少期に部屋の中で遊ぶことが多かったはずです。「子どもの頃からスポーツクラブに入っていたけどカラダが硬い!」という方もいらっしゃいますが、ただ単にストレッチの習慣がなかっただけだと思います。スポーツの現場にいて、子どもに指導する立場にある人間はストレッチや正しいケアの仕方もしっかり伝えることが出来ないといけませんね。
肉離れになりやすい人はこんな人!肉離れの原因第二位
第一位とリンクしてきますが、ずばり二位はストレッチ嫌いな人!ストレッチの習慣がない人です。ストレッチと聞くと、痛い!とマイナスなイメージを持っている方は多いと思いますが大人になってからでもストレッチの習慣をつけることで柔軟性を取り戻すことが出来ます。実際にカラダラボにお越しいただくお客様も施術前は「この年になってカラダはもう柔らかくなんてならないよね・・・」と諦めている方がほとんどなのですが、コンディショニングとストレッチまで受けていただくとカラダの変化にびっくりしています。筋肉の柔軟性を上げると全身の血流が上がり肉離れの予防・改善だけでなく、肩こりや腰痛その他諸々の症状の改善や予防にも繋がるのです。肉離れは癖になりやすく、正しい対処をしないと同じ場所を繰り返し痛めてしまう可能性がかなり高いです。カラダラボではどんなにカラダが硬い人でもできるストレッチを担当トレーナーが考えてくれます。ストレッチ嫌いな方には楽しくできるストレッチを考えてくれます。今までのストレッチの概念が絶対に変わると思います。
肉離れになりやすい人はこんな人!肉離れの原因第三位
第三位はずばり、食生活が乱れている人です。ファストフード、ジャンクフード大好き!お菓子や甘い炭酸飲料が大好き!という方は要注意です。筋肉だけじゃなく内臓もボロボロになってしまっているかも・・・。普段から食事の栄養や質に気を配っている方と何も気にせず、好きなものを好きな時に好きなだけ食べているという方では回復のスピードは全く変わってきます。筋肉もカラダの一部ですから、食べたもので出来ています。良いものを摂取して良質な筋肉にしておくことで肉離れの予防・改善になります。
筋肉修復に良いとされている栄養素です。
①たんぱく質(大豆や魚から摂取するのがベスト)
②ビタミンB群(玄米、果物、野菜)
③クエン酸(梅干し、柑橘類)
④亜鉛(貝類、大豆)
これらを普段の食事に少し足してあげるだけでOKです!いつもおやつはお菓子を食べちゃうという方は3日に1回は果物に変えてみましょう。コーヒーに牛乳を入れているという方はたまに豆乳に変えてみましょう。外食が多いという方はいつも選ぶメニューではなくこれらが含まれているものに変えてみましょう!
肉離れ予防・改善!太もものストレッチ①
カラダラボ式アプローチで実際にお伝えしているストレッチを紹介致します。
①平らなところに仰向けになりましょう
柔らかいマットレスの上などはおススメできません。
②手足をバンザイするように広げましょう
上からカラダを見たとしてXの形になるように腕と足を開いた角度が同じになるようにしましょう。
③右肘と左膝を折りたたみおへその前で合わせましょう(10秒キープします)
お顔はおへそをのぞき込みます
④右手と左足を天井に向けて伸ばしましょう(10秒キープします)
⑤ゆっくりもとの位置に手足を戻します
⑥反対も同様に行います
かなりゆっくり動かしてみましょう。そうすることでインナーマッスルに刺激が入りやすくなります。
⑦左右交互に10回行いましょう
肉離れ予防・改善!太もものストレッチ②
①平らなところにうつぶせになりましょう
先ほど同様、柔らかいマットレスの上などはおススメできません。
②手足をバンザイするように広げましょう
上からカラダを見たとしてXの形になるように腕と足を開いた角度が同じになるようにしましょう。ここまではストレッチ①と同じです。
③右膝を曲げ左手で右足のつま先を持ちましょう
ちょうどお尻あたりで手とつま先が合わさるはずです。
④右のつま先を持ったまま右膝を伸ばすように力を入れてみましょう
左の上半身が引っ張られてお腹でカラダを支える形になります。
伸ばしている右手と左足は出来たら少し床から浮かせてみましょう。
⑤一旦、脱力しましょう
⑥片側10回ずつ行いましょう
ゆっくり行うことでインナーマッスルに刺激が入りやすくなります。
肉離れに効く筋肉のためにできることいろいろ
一番効果的なのは評判の良い医者へ行くのではなく高い湿布を買って貼るのでもなく自然治癒力を高めることです。
≪食事≫
先ほど紹介した食べ物を積極的に摂りましょう。更にはカラダが吸収しやすいようによく噛んで食べることも心がけましょう。
≪睡眠≫
代謝を活発にし成長ホルモンを分泌させましょう。成長ホルモンの分泌が活発になるのが22時~2時と言われています。この時間帯に寝ることをおススメします。
≪お風呂≫
お風呂でリラックスして、自律神経の働きを促進させましょう。ただし、痛みが強いときは筋肉が断裂して炎症を起こしているので熱いお風呂やサウナはやめてぬるめのお風呂にしておきましょう。
≪ストレッチ≫
運動前後には必ずストレッチをする習慣をつけましょう。スポーツ選手や意識の高い方はこれを怠りません。
特別お金をかけなくても方法はありますので、何かひとつ自分で決めて実践してみましょう。
太ももの肉離れでお困りの方はカラダラボ式トレッチ
肉離れに食事も関係しているなんて!と、びっくりしている方もいると思います。まず実践できることはシンプルに食事・睡眠・ストレッチ。これらの質を高めてあげることです。全部できなくてもいいです。仕事で帰りが遅く、寝る時間は変えられないけど食事なら気を付けられるな。食事は自分でコントロールできないけど寝る前に少しストレッチは出来るぞ!とか、まずは軽い気持ちで始めてみてください。肉離れは湿布を貼ってただ安静にしていたり電気を流したりするだけでは治りません。癖になって繰り返してしまいます。カラダラボには必ずあなただけの予防・改善法があります。これから運動を始めようと思っている方、入会したジムもさぼりがちという方、久しぶりに体を動かす機会が出来てカラダを作らないといけない方。カラダラボへお越しいただくきっかけはみなさん様々な理由からです。ちょっとストレッチやってみようかなと思った方はカラダラボ太田本店担当川津まで