脇腹から背中にかけての痛みや違和感がある。何か思い病気だったらどうしよう。
痛みや違和感があるとき、それはあなたのカラダは何かしらのサインを送っているのです。
脇腹から背中にかけての痛みや違和感がある場合、あなたのカラダではどんなことが起こっているのでしょうか?あらゆるケースを想定してみましょう。
脇腹から背中にかけての痛み。内臓疾患のケース
脇腹から背中にかけての痛みに加え頭痛や発熱、嘔吐があるという場合は内臓疾患や、ウイルス性の症状かもしれません。すぐに病院で受診しましょう。
胆石症、腎結石、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、急性膵炎、膵臓がん、帯状疱疹、肋間神経痛などなど。それぞれの内臓の位置によって右の脇腹が痛くなったり左の脇腹から下腹部にかけて痛くなったりと、痛みが出る部分も変わるようです。
特に気を付けたいのが肝臓と腎臓の疾患です。どちらもカラダの背中側にある臓器のため、これらの不調から脇腹や背中が痛くなったりということも考えられます。
女性の場合は婦人科系疾患でも似たような症状が出ることがあるそうです。代表的なもので言えば子宮内膜症、子宮筋腫、子宮がん、子宮頸がんなどです。背中の痛みと共に下腹部の激痛や下腹がやけに出てきたりする場合はこれらも疑ったほうがいいです。
ただこれだけの症状では医師でもはっきりと病名を診断できるわけではないので、精密検査が必要となります。
とにかく、この記事を読んで不安になった方は甘く考えずに病院へ行くことをおすすめします。
脇腹から背中にかけての痛み。背骨が曲がっているのかも?
姿勢の崩れから背骨が曲がりその周りで筋疲労が起きているのかもしれません。
座ると必ず足を組んでしまう、字を書く時に首をかしげて書いてしまう、または、紙を斜めにしないと字が書けないという方、要注意ですよ!
ただ筋疲労だけで済めばいいのですが、年々隠れ側弯症の患者様が増え続けているそうです。
医師に側弯症と診断されていないだけで実際の患者数は程度の軽いものを含めると相当な数になるそうです。
側弯症は酷くなると装具を24時間つけっぱなしにしたり、最悪手術が必要なケースもあります。側弯症の手術というのは背骨に沿って背中を切開して背骨がまっすぐになるようにボルトで繋ぎとめるというものです。脅しではないですよ!進行した側弯症はこうしなければ治すことはできないのです。
側弯症にならないためにも普段の姿勢ってすごく大事なんです。足を組む癖がある方や紙を斜めにしないと字が書けない方はカラダラボで姿勢チェックを行ってください。
脇腹から背中にかけての痛み。筋肉痛かも?
筋トレや激しい運動をしませんでしたか?
筋肉痛は誰でも一度は経験したことがあると思いますが、よほど偏ってトレーニングをした場合でない限りは、どちらかの脇腹にだけ筋肉痛がでるということはちょっと考えにくいです。
筋肉痛のメカニズムについてはまだまだ解明されていないのですが、激しい運動により筋繊維が破壊され炎症を起こして筋肉痛と感じる。という説が濃厚なようです。
2~3日のうちに治らず痛みが続く、触るとこぶのように少し腫れている、または局所的に陥没している、患部が熱を持っている!ということがあれば肉離れも疑ってみましょう。こうなった際、運動は少しの間控えたほうがいいでしょう。
筋肉痛かと思ったら実は肉離れだったということはよくあり、肉離れは放っておくと癖になり、同じところを肉離れする可能性が高くなります。肉離れも正しい処置の仕方がありますのでお困りの方はカラダラボへご相談ください。
脇腹から背中にかけての痛み。肋間神経痛かも?
脇腹と言っても、肋骨に沿って痛い場合肋間神経痛かもしれません。肋骨に沿ってちくちく痛みが出たりひきつるように痛いというのが特徴のようです。人によって痛みの出かたが違うため一般人が一概に判断をするのも難しいのです。
肋間神経痛の原因というのがはっきり特定するのが難しく、考えられるものとしては運動不足の筋肉の硬さ、冷え、内臓疾患、帯状疱疹やヘルペスなどのウイルスによるものです。
治療法としては飲み薬で痛みを抑える、湿布を貼る、注射を打つ、実際に病院で対処してくれるのはこれくらいのようです。医療機関へ行ったからと言って完治するわけではないのであとは自分でストレッチをしたり軽い運動をしたりするしかないようです。
結局のところ自分のカラダは自分で何とかしなくてはいけない、ということですよね。
脇腹から背中にかけての痛み。ストレスも原因になる?!
ストレスがカラダにも様々な悪影響をもたらすというのはみなさんご存知の通りですよね。心とカラダは密接に関係しており切り離しては考えられないものです。とは言っても、みなさん、案外自分のカラダのこと、心の状態をわかっているようでわかっていないんです。
カラダラボにも脇腹や背中の痛みで悩まされている方は沢山お越しになります。
背中の硬さに着目するとみなさん共通するのが「睡眠」です。
単純に睡眠不足の方、眠る時間が定まっていない方、睡眠の質が悪い方など様々です。お仕事の都合で夜勤があったりという場合でなければ、成長ホルモンの分泌が最も活発とされている22時~2時に寝ると良いでしょう。
太陽と共に寝て起きるという生活は人間が何千年も昔から繰り返してきたことです。これが自律神経の働きを整えストレスを感じないカラダ造りの基本だと考えております。まずは睡眠環境の見直しからしてみてはいかがでしょうか?
脇腹や背中に痛みがある時マッサージやストレッチは効果的?
内臓疾患以外のケースであればマッサージは効果的であると言えます。
筋疲労やストレスから症状が来ている場合、マッサージを受けて痛みが消えたという例は沢山あります。
マッサージにも種類がありますが疲労除去が目的なら完全にリラックスしながらウトウトして眠ってしまいそうなマッサージより、時々、少し痛いなと感じるくらいの圧のマッサージを受けることをおすすめします。疲労した筋肉は硬くなっていることがほとんどなのでゆらゆら揺らされてカラダの表面をさすられているだけだと硬くなった筋肉を十分にほぐすことはできません。
また、ストレッチも血流を促してくれるのでおすすめです。ストレッチも同様に気持ち良いでやめるのではなく、痛気持ち良いくらいのほうが効果的です。
正しいストレッチはマッサージを受けるのと同じくらいの効果をもたらしてくれます。
簡単なストレッチのやり方としては、ラジオ体操のような大きく動かしながら行うことをオススメいたします。
特にラジオ体操第一は大きな動きをしながら背中、脇腹にストレッチがしっかりと入ります。
ただしラジオ体操は万人向けの体操ストレッチです。
症状ごとにやり方、強度、回数は変えることがより効果を高めます。
そのためのやり方がわからないという方はカラダラボにてご相談ください。
まとめ【脇腹から背中にかけての痛み。何かの病気なの?教えて!】
脇腹や背中に痛みがある場合のあらゆるケースを想定してみました。
ちょっと大袈裟だと感じましたか?でも、これらは実際にあった症例なんですよ。
ストレッチや食事を改善してもなかなか良くならない、病院に行ったけど特にはっきりしたことも判らず安静にと言われた。みなさんこんな経験ありませんか?
脇腹や背中に痛みがあり症状が長引いている方、ぜひカラダラボにご相談ください。