睡眠効果を発揮するのに癒しの音楽があるって本当ですか?

最終更新日:2023/04/03

不安でなかなか眠りにつけない。眠りが浅くて毎朝最悪の気分で1日を迎える。そんな悩みを多くの人がおもちではありませんか?
ぐっすり眠り、次の日に疲れを残さないように、癒されながら眠りたいですよね。
眠りたいのに寝れないとき、音楽やラジオをかけて寝たほうがリラックスできるのか?
音楽は、実際睡眠に癒し効果があるのか?どんな曲でも、睡眠時の音楽は癒されるのか?今回は、どんな曲が癒されて、音楽で、癒されるのか調べてみました。

睡眠時に癒しの音楽はあるの?

世の中にCDが現れ始めた頃から、安眠CDや熟眠CD、中には音楽を聴く事で思い通りの恋愛・人間関係を構築する事が出来るようになるサブリミナルCDといった物が世に出回るようになりました。
大抵は睡眠前などに聞く癒し系の音楽CDだったりしますが、気になるのはその効果がどれほどあるのか?
また、本当に効果があるかどうかですよね。

いわゆる安眠CDや熟眠CDは、眠るための準備として脳をリラックス状態にさせるのに一定の効果があるとされています。
自然の音や癒し系音楽など、人が心地よく聞ける「音」が収録されていますので、心身共にリラックスする事が出来ます。

こういったリラックス状態に導かれると、脳内はα波という波長に変化すると言われており、入眠に入る段階にこのCDを聞く事で良い眠りにつきやすくさせるとされています。これを聞く事で眠りを深くしたりする類のものではなく、睡眠前の緊張状態をほぐし、リラックスして眠りにつきやすい状態へ導くためのCDであると言えます。

睡眠時に効果的な音楽の選び方は?

睡眠に入る際に癒しの音楽を聞くのは良い事ですが、音楽選びの基準としてはまずα波を引き出してリラックス状態に導いてくれる音楽でなくてはなりません。
神経を興奮させない落ち着いた音楽で、一定のリズムとテンポであり、何より聞いているアナタが不快ではなく好きな音楽でリラックスでき、更に歌詞が入っていない曲が望ましいです。
自然界の音も癒し効果が望めます。

あなたが気に入っていてもリラックスできなければ意味が無いため、あくまでもリラックス目的のBGMといった感じのものを選びます。
睡眠用BGMとして市販されている物を購入する際には視聴してから購入するのが良いと言われています。

α波を出す音楽とはいえ、寝る前に音楽を聞くという生活を今までしていなかった人の場合には逆にうるさく感じてしまう場合もあります。
そんな人におすすめなのが自然音です。
波の音や川のせせらぎといった自然が織りなす音は万人受けしやすく、こういった類の快眠CDの中では無難なジャンルです。

睡眠と癒しの音楽の関係とは?

体が疲れているにも関わらず中々眠りに就けなかったり、寝る前に色々と考え事をしてしまい、気付いたら目が冴えてしまうといった人は多い事でしょう。
こういった生活が続くと自律神経が乱れてしまって不眠症になってしまう事もあります。質の良い睡眠がとれないと体調不良になってしまう事もありますし、社会生活を送る上でのメンタル面や人間関係にまで影響を及ぼしてしまう事もあります。

こういった人は寝る前にいかに精神をリラックス状態に持ち込むかがカギとなります。
心地よい音楽に耳を傾け、リラックスする事によってうまく睡眠状態へとシフトさせるように仕向けていきましょう。

人間は起きて活動している時間帯は交感神経が働き、寝る際には副交感神経に切り替わります。
大昔は日の出と共に置き、日が暮れると眠るという生活をしていましたが、現代は電気のおかげで深夜まで明るさのある生活をしています。
そのため交感神経と副交感神経の切り替えがうまく出来ない人が増えつつあり、更に仕事などのストレスが相まって不眠に落ちいってしまう人も多いのです。

睡眠時に癒しの音楽を聴きながらリラックスし、自然と眠りにつく事で心身共にリフレッシュをはかってみましょう。

気分をリラックス! 睡眠をさそう癒しの音楽

眠りたいけれど妙に目が冴えてしまって眠れない時、ある人はホットミルクを飲んでお腹を落ち着けてみたり、眠くなるまで読書をしたりと、色々な方法を試している人は多い事でしょう。
中には布団の中に入ったまま何とか寝ようとしている内に目が冴えてしまう人もいるかもしれません。

最近は脳をリラックスさせて睡眠に入るまでの状態を理想のものとしてくれるヒーリングミュージックも人気です。
ネット上の動画では癒しの音楽をまとめた動画などがアップされている事もあります。

睡眠中の眠りの質を妨げないためには、余計な刺激などを与えない環境をつくる事が大事です。
人が眠りに入る際に歌詞付きの音楽を聞くなどの外部からの刺激は禁物です。
寝つきも悪くなってしまいますし、深い眠りと浅い眠りのバランスが悪くなってしまう事にもつながりかねません。

ヒーリングミュージックが安眠に導くと言われているのは、単調な音のリズム・低い音・脳の働きを落ち着かせて眠気を誘う働きがあるとされるからで、これによって神経の高ぶりなども徐々に抑えられていくとされています。

オルゴールの音楽が脳を癒して睡眠をうながしてくれる?

昔から家にインテリアの一部としてオルゴールがあった・・という人もいるかもしれません。
一見すると何の変哲もないようなオルゴールですが、オルゴールにはすごい癒し効果があるのだそうです。
脳を癒すオルゴール療法というものも存在しています。
人間の耳に聞こえる音域には限りがありますが、それを越えた低周波・高周波が含まれている音楽は脳幹の血流を活発化させる効果があると証明されています。

それを利用して生まれたのがオルゴール療法です。
上記の条件を満たしたオルゴールで行う健康法で、脳を正常化させて自律神経とホルモンの分泌を正し、それによって心身共に健康に導こうといった類の物です。
脳幹には自律神経を支配して生命維持するという働きがあります。
この部分に不調が起こると不眠・食欲不振といった自律神経失調症が引き起こされたり、血液の循環に異常が起きたり、アレルギーなどの免疫異常など、様々な不調が現れてくると言われています。

昔からあるオルゴールにこのような効果が証明されているとは驚きですね。
今人気の癒しの音楽が睡眠をいざなうと言われているのもうなずけます。

イヤホンをしたまま音楽聴きながら睡眠しても大丈夫なの

最近イヤホン・ヘッドホン難聴が問題化しています。
普段から大きな音を聞いたり、長い時間音楽などを聴いていると聴力の感覚細胞が傷つけられてしまうと言われています。
こういった事柄からイヤホンを付けたまま眠るのは危険だとされていますが、良質な眠りにするためにはこのような物を装着して寝るのは音だけの問題に限らず好ましくありません。

人は眠っている間に寝返りを打ったりしますから、快適な睡眠の妨げになる事は出来るだけ排除するのが望ましいでしょう。
例え睡眠前に癒しの音楽を聴き、うまく睡眠にもっていけたとしても、その後の環境が悪ければ元の木阿弥です。

睡眠前に音楽を聴く際には、スピーカーを使い、小さい音量とタイマー機能を使い、就寝するギリギリのあたりで音楽を止めるのがおすすめです。
リラックス効果のある音楽を聴く事で安眠へとつながるかもしれません。
音楽を聴いていて気分が楽になったと感じた場合、脳がリラックス状態になった事の証でもあります。
こういった音楽で脳が活性化すると、記憶力のアップにもなるという研究結果も存在します。

この他にもネットの動画サイトでは癒し系の音楽などが沢山アップされていますので、試しに利用したいと言う人は活用してみると良いでしょう。

リラックスした状態で音楽を聴き睡眠するには?

仕事の疲れで眠れない、普段から寝付きが悪いという方のために癒しの音楽は高い睡眠効果を得ることができ、また、自然の中で聴くことのできる音、自然音は高いリラックス効果があり、海外では治癒力を高める目的で、ガン治療にも取り入れられています。
さらにはイライラ解消、疲労回復、若返り効果まであると言われているほどです。
そこで、質の良い睡眠効果を高めるために、音楽を聴きながら睡眠し、癒されることで、リラックスした睡眠をとれるでしょう。

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