毎月…生理がこない!生理不順や生理痛などによる腰痛が辛い!などの体験をされた方やお悩みの方は多くいらっしゃると思います。中には、そのまま放置している人も多くいらっしゃるでしょう。
女性特有の生理がこない…ということが何を意味しているのか?何かの病気のサインなのでは…!?
身体が何かしらのSOSを出しているのは間違いありません。それに早く気づき対処すること、そして同じようなことを繰り返さない為に改善していくことが出来たら良いと思いませんか?それぞれの対処法と未然に防ぐ為の提案を致します。
生理がこないのは病気?
生理とは女性にとって月に1回ある大切なものです。そんな大切な生理がこない!という体験をされた方や悩んでいる方は多くいらっしゃると思います。生理がこないと妊娠の可能性が1番に考えられます。また面倒な生理がこなくてラッキーと思っている方もいると思われます。しかし、妊娠以外にも病気により生理がこなくなることがあります。また、それを放置してしまうと様々な症状が起こります。
そもそも、生理がこないことでどのような病気が考えられるのかご紹介致します。
・子宮筋腫
・子宮内膜症
・子宮がん
・子宮頸がん
・多のう胞性卵巣症候群
・卵巣機能不全
・甲状腺機能亢進症
・甲状腺機能低下症
正しい生理周期はおおよそ25日~38日と言われています。個人差はあると思いますが7日以上遅れた場合は注意してください。まずは自分の身体のサイクルをよく知ることが大切だと思われます。
女性の身体は繊細ですので、ちょっとしたストレスやホルモンバランスの乱れ、過度なダイエットや激しい運動などが影響し生理不順になると考えられます。ですので、妊娠などの心当たりがなく、不安があれば1度病院に足を運ぶことをオススメ致します。と同時に普段からどのようなことに気をつけたら良いのかをご紹介致します。
女性の腰痛は病気のサイン!?
腰痛は男性よりも女性に多いと言われています。男女ともになる腰痛と女性のみがなる腰痛の2パターンが考えられます。
ここでは、女性のみがなる腰痛についてご紹介致します。
女性は男性に比べて全身の筋肉量が少なく、体質も違います。また妊娠による体型や体内の変化によって腰痛の発症率を高めます。また人の成長に欠かせないホルモンが大きな影響を与えていると考えられます。特に月経による女性ホルモンの変化によって腰痛が引き起こされるケースが多く見られます。
男性にはない、女性特有の臓器である「子宮」や男性は経験することのない「月経」などが関わる病気の中には、腰痛の症状がみられるものが多くあります。「子宮」は位置的にも腰に近く、「子宮」の病気の多くで腰痛が発症されます。
その他にも気を付けなければならないのが内臓の病気です。内臓の病気は腹痛になる事が多いですが、なかには腰痛となって症状が現れる時もあります。
女性の腰痛が必ずしもこれらが原因となって起こっている訳ではありませんが、女性特有の腰痛には男性にはない様々な原因や病気のサインが隠されていると考えられますので、それらを見逃さないようにしましょう。
腰痛が酷い時の対処法
女性特有の腰痛が起こった時に、どのような対処法を行えば良いのかご紹介致します。
まずは身体と子宮を温めてあげましょう。女性は身体の冷えがあるため、血行不良を招いて腰痛を悪化させてしまうことがあります。身体や子宮を温めることでホルモンバランスも落ち着きます。その方法として、入浴することが1番オススメです。身体の芯から温めることで、血の巡りも良くなり心身ともにリラックスすることでストレスの軽減にも繋がります。また冷たい飲み物は出来るだけ控え、温かい飲み物を選びましょう。生姜やゆずなどの身体を温めてくれる成分が入っているとより良いでしょう。
その他に、ツボを刺激してみましょう。女性特有の「生理」に関係するツボがあるのはご存知でしょうか?それらを刺激することで腰痛を軽減させることができます。
①三陰交(サンインコウ)
位置:内くるぶしから指4本分上の骨と筋肉の境目にあります。
押し方:親指でゆっくりと押していきましょう。
②関元(カンゲン)
位置:おへその真下から指4本分下にあります。
押し方:両手の人差し指と中指をそろえて、ゆっくりと押していきましょう。
③腎兪(ジンユ)
位置:ウエストの1番細い高さの背骨から左右に指2本分外側にあります。
押し方:親指でゆっくりと押していきましょう。
呼吸を入れながら程よい強さでアプローチしてあげることで、腰痛の症状は軽減されるでしょう。腰痛以外にもどのようなことに気をつけ、対処したら良いのかをこの後ご紹介致します。
生理がこない…病気?の対処法
生理は人によって周期も異なり、ちょっとしたストレスから多少のズレは生じ易いものです。妊娠以外に生理がこない、遅れるには様々な原因があります。その原因と対処法をご紹介致します。
①ホルモンバランスの乱れ
生理周期を司る「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2つの女性ホルモンのバランスが崩れると生理周期が乱れ生理が遅れることがあります。生活環境やストレスの影響を受けやすく、知らないうちに影響を受けている可能性が考えられます。これらを整えるためにはストレスや冷えから身体を守り、バランスの良い食事としっかりと睡眠をとるようにしましょう。
②ダイエットや激しい運動
今までに無理な食事制限やダイエットをした経験のある人も多いと思います。
ダイエットで食事を控え偏った栄養になることで、血液の流れが悪くなります。また、十分に栄養を摂っていない状態で激しい運動をすると、身体に負担がかかります。「痩せなくちゃ」という思いが自分自身を追い詰めストレスになり生理を遅らせる原因となってしまうのです。無理なダイエットや激しい運動はせずに、バランスの良い食事と適度な運動を心掛けましょう。
③婦人科系疾患
子宮や卵巣の病気、婦人科系の疾患になると生理周期が遅れることがあります。
症状として現れないこともありますので、生理が遅れたり、何か月も乱れている場合は1度病院での受診をオススメ致します。
そもそも生理がこなかったり、生理不順による腰痛を未然に防げる方法はないのでしょうか?今からでも始められることをご紹介致します。
腰痛、生理がこない!は未然に防げる?
女性にとって大切な「生理」。毎月きちんとくるか不安になったり、生理不順や生理痛による腰痛などに悩んでいる方は多くいらっしゃると思います。毎月悩まずにまた、腰痛などの痛みを軽減できるように今から出来ることをご紹介致します。
まずは日々のストレスを軽減させましょう。ストレスは1番の大敵です。なかなか軽減出来ない場合は、そのストレスを発散させる方法を見つけるのがよいでしょう。
その他にも女性の身体は冷え易いので、寒い時はもちろん夏でも身体を冷やさないようにしましょう。特に子宮を冷やすようなことは避けましょう。そして、十分な睡眠とバランスの良い食事を摂るようにしましょう。
また、東洋医学的に女性の「生理(月経)」には様々な季節と臓器が関係しています。それらをしっかりと養生してあげることがとても大切です。その為にも季節に合わせた食事や身体づくりが必要となってきます。
それらをどのようにしたら良いのか…カラダラボでは症状だけでなく季節に合わせたコンディショニングやストレッチ、食事の指導をご案内しております。
生理がこない!重い腰痛はもしかして…病気のサインかも!?のまとめ
現代は生理不順や婦人科系疾患で悩んでいらっしゃる方がとても多いです。またそれらが原因で起こる腰痛や肩こりなどによってカラダラボに来店されるお客様も少なくはありません。
ついつい症状が出てから慌てて対処される方もいれば、あまり気にされずに放置してしまう方もいるのが現実です…
しかし、女性にとって「生理(月経)」とはとても大切なものであり、きちんとした周期でくることが1番です。ちょっとしたことを気を付けるだけでそれを正常にすることが可能です。不安や痛みのある生活からぜひ抜け出しましょう。そして、今出来ることから始めていきましょう。その提案とサポートをカラダラボで行っております。まずは自分自身の身体を知るところから始めてみてはいかがでしょうか?