辛い肩こりや頭痛に、ストレッチやマッサージの注意点

最終更新日:2022/08/07

国民の3人に1人は肩こりに悩まされるという時代になってしまいました。
また、肩こりと頭痛、セットで悩まされているという方もカラダラボには沢山いらっしゃいます。
今回は肩の構造から、肩こりと頭痛の関係、お店選びのポイント、メディアで紹介されているストレッチの注意点、日頃から気をつけられることを紹介します。

もはや国民病!?肩こりや頭痛と現代の生活と姿勢の悪さ

姿勢が悪い人は肩こりになります。
もうあえて言われなくてもわかっているよ。と皆さん心の中でつぶやいたと思います。
そうです、そんな悪い姿勢でこれを読んでいるあなたはまさに肩こりがあるはずです。
姿勢が悪いと自負している方。子どもの頃から猫背でさ~。なんて自慢話にもなりません。
一家に一台どころか一人に一台パソコンが必要な時代になりました。
長時間のデスクワークそれに加え急速に普及したスマホなどによって肩こりは更に皆さんの生活に根強く浸透してきました。
仕事柄、長距離を運転する方、重い鞄を持って移動しなければならない方、家事や育児でも肩こりや頭痛になりますよね。
さらには学生までも肩こりや頭痛を訴える時代になりました。
仕事、家事、育児、勉強。これらを行わないというわけにはいかないので使った体はしっかりケアしてあげるということが大事なのです。

肩こりは肩甲骨の位置が鍵。筋肉と腱だけで支えられている

集中してパソコンやスマホを操作していると自然に肩に力が入っていたということはありませんか?
仕事中に「肩が挙がっているよ」と指摘されたことがありませんか?
気づいたら歯を食いしばってパソコンをしていた、息を止めてしまっていた。
肩こりや頭痛持ちの方は経験があるはずです。
肩甲骨は筋肉と腱で支えられて背中へ貼り付いています。
姿勢が悪い時や力が入っている状態のときはこうして無意識のまま肩甲骨が上方へスライドしてしまうために肩周りの筋肉に張りが出てきてしまうのです。
肩甲骨へついている筋肉は肩甲骨を引き挙げるほうへ働く力が強いためこういうことが起こります。
残念ながら肩甲骨を引き下げるためだけの筋肉というのはないので、いかに肩甲骨を引き下げた状態で仕事できるか、ということが肩こりや頭痛を引き起こさない鍵になってきます。

肩関節の構造から見る肩こり

カラダには代表的で大きな関節が4つあります。
それが肩関節と股関節です。
この4つの関節はボールアンドソケットと呼ばれる作りをしています。
名前の通り体幹部分のソケットに腕、足の骨の先の丸い部分(ボール)がはまっている状態が想像できるかと思います。
これらの関節は肘や膝と違いより多くの方向の可動性があります。
そのため肩関節には膝や肘と比べると関わる筋肉は倍以上あります。
筋肉は使えば使うほど弾力が生まれ質が向上し、使わないと硬化するという特徴があります。
肩や股関節はかなりの可動性があるため普段使っているようでも全ての筋肉に万遍なく刺激を入れるというのは難しいのです。
ですからストレッチで意識的に筋肉を使って症状を予防改善することが大事です。

肩こりと頭痛の関係

肩こりの症状を訴える方の半数以上が頭痛にも悩まされています。
ぎゅーっと頭を締め付けられるような痛み、ハンマーで頭を内側からガンガン叩かれているような重い痛み、目の奥がじわじわと熱く痛くなったり、と頭痛にもいろんな場合がありますが、どれも筋肉の緊張から血行不良が起こっていると言えます。
市販の頭痛薬が簡単に手に入るため頻繁に使用しているという方も多いです。
薬は頭痛を一時的に抑えるもので根本的な原因の解決にはなりませんし、使用時には副作用にも気を付けたいですよね。
頭痛が続くと、ストレッチしようとか、カラダを動かそうという気にはなりません。
ですから頭痛がなく比較的カラダが楽なときこそ、積極的にストレッチをして、肩こりと頭痛の予防をしていただきたいのです。

肩こり頭痛を改善するにはどこに行けばいい?

よく揉みほぐしのマッサージに行くという方がいらっしゃいます。
最近は激安のマッサージがあちらこちらに増えていますが、その効果の程は施術者によってかなり異なるようです。
受けている時は気持ち良かったけど次の日は揉み返しが酷かった。
すぐに元に戻ってしまった。という声が多いのも事実です。
揉みほぐしのマッサージはリラクゼーションを目的としているので癒されるために利用する場合には有効です。
ただ治療的な意味合いが薄いので症状の改善には繋がらないと言っていいでしょう。
お店選びはインターネットを有効活用しましょう。
HPやお客様の声を読んだり、口コミも沢山あるので、ここはリンパを刺激するリラクゼーションのお店だな、とか、ここは肩こりに詳しい先生がいるんだな、という風に情報収集してお店選びの参考にしてください。
そうでないとお店側がターゲットとするお客様層と、お客様側が求めていることのギャップが生じてしまいます。

メディアで取り上げられているストレッチの数々

仕事、家事、育児、カラダは動かしているのに肩こりや頭痛が酷い。という方がほとんどです。
日常生活でカラダ、筋肉を使っていないなんてことは勿論ありません。
『同じことの繰り返しで同じところを使いすぎている』から筋疲労を起こしているのです。
ですからストレッチをする注意点として、ただやみくもにストレッチをするのではなく普段使っている筋肉以外の筋肉をストレッチで刺激することが必要なのです。
最近はストレッチに関する書籍が沢山出回ってきました。
テレビでも○○医師考案、一発で肩こり解消ストレッチ!というものは沢山見かけますよね。
これらは万人向けに紹介されているので個人の症状や体質、レベルに合っていない場合もありますし、対個人へ向けての情報ではないためその場でマネはしてみるものの、いまいち現実味がないのも難点です。

ストレッチ+睡眠+食事で肩こり頭痛とサヨナラ

いくら良いストレッチとマッサージを受けたからと言ってもそれだけで肩こりと頭痛と手が切れるわけではないのです。
カラダを覆う筋肉は成長ホルモンと自律神経の働きも深く関係してきます。
これらの働きを高めるには睡眠と食事が大きく関わってきます。
簡単にできることとしては成長ホルモンの分泌が活発な時間帯に就寝する。
これが22時~2時と言われています。
次に自律神経の働きを安定させるためには、太陽と共に生活をする。これが一番です。
そして欠かせないのが食事です。
乱れがちな現代の食生活ですが、旬の野菜を普段の食事に取り入れてください。
朝から活発的に行動して夜は早めに旬の食材を取り入れた食事を済ませ、湯船にゆっくり浸かって遅くならないうちに寝る。
これが出来たらベストです。
これらの行いは筋肉に良いだけでなく、朝の目覚めがよくなったり、体調にも変化が出てきます。
きっとそれが実感できるはずです。

【まとめ】ライフスタイルにストレッチを

どれが正しくて何が間違っているのかではなく、個々人に合ったコンディショニングを行った後、ストレッチを適切な負荷や回数まで丁寧にお伝えしています。
カラダラボの強みはここにあります。
健康器具もいらない薬にも頼らないご自身のカラダで症状を改善する方法があります。
ストレッチは日常生活にも簡単に取り入れることが出来ますし、覚えればお金もかかりません。
パソコンとスマホで生活は便利になりましたが、肩こり、頭痛患者は増加する一方です。各種症状が改善され仕事の効率が上がったというお客様もいらっしゃいます。
肩こりと頭痛でお悩みの方は是非カラダラボへご相談ください。必ず症状改善のための方法があります。
カラダラボ太田店担当川津

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