足つぼマッサージで健康になろう!足は第二の心臓!?

最終更新日:2022/12/13

足は第二の心臓と呼ばれているのをご存知ですか??足の裏には数多くの足つぼ(反射区)があります。
足つぼは全身の各器官との関連性が高く、ある臓器に異常が起こると、対応する足つぼが痛くなったり、コリのようなものが出てきたりします。
足つぼマッサージは正式には「リフレクソロジー」、「足裏反射区治療」とも呼ばれ、手軽な健康法として世界中の人に利用されています。

足つぼマッサージの歴史

足つぼマッサージを経験されたことはありますか?
いつごろから足つぼマッサージは行われるようになったのでしょうか。
今から2000年以上前の中国最古の医学書「観趾法」に足の裏から診断し治療する方法が載っています。
足つぼマッサージはこんなに古くからおこなわれていたのですね。
またアメリカインディアンも足つぼマッサージを療法として行っていました。
第二次世界大戦の頃にドイツからきた看護士がその足つぼマッサージを知り、その技術をドイツに持ち帰ってからヨーロッパやアメリカに普及して行ったのです。
リフレクソロジー(反射療法)と言われるものも、足の裏の特定部位をマッサージすることにより、症状を改善させるものです。
足裏マッサージと同じような原理です。
足の裏には多くのツボがあり、親指を頭にしてかかとに向って内臓・器官に効くツボが並んでいます。
足の裏は人体の縮図ともいえるのです。
なので、足の裏をマッサージすることにより、血行が促進され症状を改善することが出来るのです。

足つぼマッサージのやり方

足つぼマッサージを行う方法ですが、
1.軽い刺激から徐々に刺激を強くしてください。
息を吐きながら押してください。
2.血液循環のよい風呂上りが効果的ですが、無理な時は足浴で足を温めてしましょう。
3.マッサージは両足まんべんなく行いましょう。
自分でするのも効果的ですが、して貰う方がより気持ちがいいです。
4.悪い部分は痛く感じます。
乳酸や尿酸などの老廃物がたまっています。
しっかりとマッサージしましょう。
5.足の甲など末端から足の付け根に向って徐々に刺激を与えましょう。
6.マッサージしていない方の足を冷やさないように注意しましょう。
7.毎日行うのが効果的です。
片足15分を目安にしてください。
毎日少しづつ行う事で改善されていきます。
臓器の足つぼは、左側のものは左足に、右側のものは右足にあります。
片方が悪くなるとバランスが崩れるため、左右両方の足裏を刺激するようにしましょう。首から上は神経が交差しているので、左右が逆になります。

不健康な足とは??見分け方と対処法

長く立ち仕事をしたり、デスクワークが長い場合、足がむくむことがあります。
水分の代謝が悪くなり、皮下脂肪に水分がたまってしまうのがむくみの原因です。
足首から膝に向ってマッサージをし、リンパゾーンを刺激しましょう。
海藻やミネラルを含む食品を取るのも効果的です。
足が疲れた時は、ふくらはぎや足裏全体をよくマッサージしましょう。
筋肉に尿酸などの疲労物質がたまっています。
青竹踏みをしたり、ゴルフボールを足裏で転がすのもマッサージになります。
足が冷えている人も良くありません。
足浴をして血行を促進しましょう。
足浴はぬるめのお湯で30分くらい浸かっているのが効果的です。
老化は足からやってくる、と言われるように人間は歩くことが大事です。
足は第二の心臓と言われるくらい大事な部分です。
体全体の血行に影響を与える事もあるので、しっかりと歩きましょう。
足つぼマッサージは自律神経の働きを正常にし、交感神経と副交感神経の働きを整えてくれます。

足つぼマッサージの効果

足つぼマッサージで得られる効果についてお話します。
地球には重力があるので、血液は下に、足にたまりやすくなります。
夜に足がむくむのは、水分が下に溜まっているからです。
どうすればその水分(血液)を上に戻せるのか。
その働きをするのが、足の筋肉です。
足は第二の心臓と言われるのはそのためです。
足裏は体全体につながっているので、足裏をマッサージすることにより、血行改善につながるのです。
足裏が固くなっていることがありませんか?
それは乳酸や尿素などの老廃物がたまっているのです。
足つぼマッサージにより、老廃物をほぐして代謝を促進させ、血行を良くするのです。乳酸や尿素は本来汗や尿、便となって排出されるべきもの、腎臓など臓器を刺激することにより、その働きが出来るようにしましょう。
足裏は体全体の縮図となります。
足つぼマッサージで痛いところ、硬い所があれば、体の不調のサイン。
足つぼをマッサージして老廃物やコリを解消させましょう。

足つぼは身体のセンサー!身体の不調がつぼでわかる!

ペンなどの細い棒で足つぼをマッサージして見ましょう。
痛みを感じる所があれば、その臓器・部位が弱っているかもしれません。
親指がいたい
脳とつながっています。
睡眠不足、ストレスなどありませんか。
脳がリラックスする時間を作りましょう。

土踏まずがいたい
消化器官とつながっています。
よく噛んで食事し、腹八分目、暴飲暴食しないようにしましょう。
土踏まずにしわがある場合も消化器官が弱っているそうです。

足裏の上外側がいたい
右足裏の上外側のつぼは、肝臓です。
左足裏の上外側のつぼは、心臓です。
肝臓と心臓は非常に重要な臓器です。
肝臓は代謝・解毒など非常に重要な役割があり、全身の不調にもつながります。

かかとがいたい
腸や生殖器です。
ホルモンバランスが崩れています。
血流を良くするために運動したり、体を温めましょう。
かかとが割れている人は座骨神経痛になる可能性もあります。
かかとが乾燥している人は生殖器にも水分が不足しています。

足つぼマッサージの注意点

足つぼマッサージは自分でもできます。
お店でして貰うのも気持ちがいいですが、自分の好きな時に手軽に自分でもできます。
まずどちらの足裏からマッサージしましょうか。
左右どちらからでもよさそうですが、左足からマッサージするのがいいと言われています。
左足には心臓があり、血行を良くするからです。
また右脳を刺激する事でリラックス効果もあります。
左脳を先に刺激すると、痛みを感じる事が多くなるそうです。
最初はゆっくりと力を加え、徐々に気持ちいいと感じる強さにしましょう。
1・2・3のリズムが大切です。
指がいたくなる場合もあるので、つぼ押し器やマット、ゴルフボールも役立ちます。
逆にマッサージをしないほうがいい人もいます。
妊婦さんは体調を崩す可能性があるので止めておきましょう。
足を怪我している人や、食後、飲酒後の人も危険です。
血行が良くなり、アルコールが早く回ります。
食後は消化のために消化器系に負担がかかります。
過度な刺激はあたえないようにしましょう。

足つぼマッサージで健康に

足つぼマッサージ、ツボや反射区を理解して正しい方法で行うと健康増進が期待できますね。
無理ない範囲で定期的に実施することをおすすめします。
また足つぼマッサージは上手に行えば手軽に健康増進に役立てることができますが、それだけで全ての病気・疾患が治癒するというわけではありません。
また、効果にも大きな個人差があります。
足裏(足つぼ)マッサージはあくまでも日々の健康増進・維持、病気の回復の補助までとし、一般的な検査・治療等を怠ることのないようご注意下さいね。

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