顔のしびれってなぜ起こるのでしょうか?
顔の頬がしびれているとうまく食事ができなかったり、しゃべりづらかったり生活に不便がでてきます。
顔のしびれの原因は様々ですが命に関わる重大な病気に関わることもありますので早急に病院にいくことをおすすめします。
顔の頬のしびれってなぜおこるの?
顔や頬のしびれを感じたことはありますか?
もしも感じたことがある人は、病院へ行ってみた方がいいかもしれません。
その原因は、脳神経や脊髄に関係していることもあり、命の危険に及ぶこともあります。
中でも更年期を迎えた女性は、特に注意が必要と言われています。
肌の状態が原因である場合は、保湿などで肌をいたわってあげることが効果的です。
更年期のストレスや年齢などが原因の場合も、体の内側から潤いをプラスしてあげることを意識すると良いでしょう。
中でもストレスは、自律神経に影響を与え顔の血行不良をもたらします。
さらにホルモンの分泌にも影響を与えます。
ストレスを溜めやすい現代では、特に気を付けてほしい原因の1つです。
病院の検査で何も異常が見つからなかった時には、ストレスを疑いましょう。
他のことが原因であっても、ストレスにより症状をひどくしている場合もあります。
特に加齢や更年期、閉経などのホルモンバランスの崩れはストレスにより悪化しやすいとされているので注意が必要です。
原因不明な顔のしびれもある
顔のしびれの原因に、筋肉が大きく関係していることがあります。
頬のしびれだと、表情や食べ物を食べるなどの動作に影響が出ます。
目の周りのしびれだと、ひどい場合目を閉じることができないこともあります。
最悪失明につながってしまう可能性もあるのです。
このような大変な事態を招く顔のしびれには、原因の分かるものと原因不明なものがあります。
原因の分かるものは症候性顔面麻痺、原因不明のものは特発性顔面神経麻痺と言います。
突発性のものはほとんどが原因不明とされていますが、多くはヘルペスウイルスの感染によるものだそうです。
軽症だと1週間で治るものもあります。
原因不明のものは1ヶ月ほどで治ると言われていますが、それでもやはり病院に行くことをおすすめします。
顔のしびれは、顔の筋力が低下、または麻痺している時に起こるものです。
顔の筋力の低下により、たるみやシワを引き起こしてしまう原因になります。
なので女性は特に気を付けていきたいですね。
顔のしびれで一番多いのは緊張型頭痛!?
顔のしびれの原因に、「緊張型頭痛」という頭痛によるものがあります。
緊張型頭痛とは、頭の周りをまるでヘルメットをかぶったような感覚で締め付けられる鈍い痛みが30分~7日間続く頭痛の症状です。
これに悩む日本人はなんと2200万人、15歳以上の日本人のうち22%もいるのです。
この頭痛により、肩こりやめまい、ふらつき全身のだるさを引き起こす場合も多く、子供からお年寄りまで幅広い年代がもっているのです。
スマホの使いすぎやPCでの長時間の作業により、緊張型頭痛から肩こり、そして肩や首のこりから顔や頬のしびれを引き起こす場合があります。
そんな時には、お風呂に入るなどして血行を良くすることで改善する場合もあります。
日頃の適度な運動や長時間同じ姿勢を続けないことなどを心がけることで、緊張型頭痛を予防することができます。
デスクワークの中でも、たまに背筋をのばしたり、足を伸ばしたりして、筋肉をほぐしてあげましょう。
顔の頬片側だけがしびれる病気(1)!
顔面神経麻痺は、顔面麻痺ともよばれています。
顔面神経はほとんどが表情筋でできており、顔面麻痺にかかってしまうと表情をうまく作ることができなくなります。
顔のどの部分の筋肉がしびれているか、どの神経が麻痺しているのかによっても、症状は様々で、軽症のものから重症のもの、顔面神経麻痺により他の症状までも引き起こしてしまうものもあります。
他にも、顔面神経には味覚を伝える神経や涙や唾液の量を調節する神経、大きな音から耳を守る神経などがあり、それらが上手く機能することがあります。
味が分からなくなったり、音が大きく聞こえたりするようになってしまうのです。
そしてストレスによる末梢顔面神経麻痺は、原因疾患が明らかなものだとラムゼイ・ハント症候群と呼ばれ、顔面神経麻痺以外にも難聴やめまいなどの症状もともないます。
このラムゼイ・ハント症候群は、症状が強く完治できない場合もあるようです。
発症後すぐに治療が必要なため、顔や頬のしびれに注意することが大切です。
顔の頬片側だけがしびれる病気(2)
顔のしびれの中でも特に気を付けなければならないのが、脳梗塞です。
大きな病気には前兆があることが多いです。
顔のしびれもその1つといえます。
顔のしびれ以外にも、手足のしびれ、急に手の力が抜けてしまったり、めまいで歩けない場合や人の話を上手く理解できない、文字が書けない、物が二重になって見えるなど、体に異変がある場合はすぐに病院に行くことをおすすめします。
これらの前兆は20分以内に治ることが多いため、多くの人は前兆であることに気づかないまま放置してしまう場合が多いのです。
脳梗塞の患者の中には、自分に前兆があったことさえ気づかなかった人も多いのです。
脳梗塞には、ささいなことでも何かしら前兆があることが多いため、ちょっとしたことでも病院に行くようにしましょう。
顔や頬、手足のしびれ、指先が思うように動かない、真っ直ぐに歩けなかったり、立てないなど、自分の体が自分の思うように動かない場合は、脳梗塞の可能性があります。
顔のしびれはどこの病院にいけばいいの??
顔や頬にピリピリとしたしびれを感じた場合、大きな病気の前兆であると考えられています。
なのでしびれを感じた場合はすぐに病院へ行くようにしましょう。
しびれの原因の1つに顔面麻痺があります。
原因が特定できるもの、原因不明のものとがありますが、原因不明のものは、ヘルペスウイルスの感染によるものが多いと言われています。
それ以外には腫瘍や代謝疾患やストレス、不摂生や睡眠不足なども原因となることが多いようです。
おでこにシワを寄せることができなかったり、目が閉じられなくなったりと症状は様々ですが、このような顔のしびれを感じた場合、病院のどの科を受ければ良いのか分からない方が多いのではないでしょうか?
顔や頬のしびれを感じた場合は、耳鼻科や神経内科を受けるようにしましょう。
脳梗塞にかかっている場合は、耳鼻科や神経内科ではなく、脳神経外科や神経内科を受けなければなりません。
少しでも早い受診が必要となるので注意を心がけましょう。
顔のしびれは重大な病気かも
顔のしびれは重大な病気が隠れていることも考えられますので一刻も早く病院にいきましょう。
しびれのほかにも気になる症状がないか、確認することも大切です。
肩こりや頭痛が原因の顔のしびれではストレッチをするなどコリをほぐしていくことからはじめてみましょう。