加齢に伴い、顔の歪みやたるみが気になる方は多いのではないでしょうか。
わずかな歪みであればあまり気にはならないかもしれませんが、大きく変形すると病気を疑ってしまいますよね。
顔の変形の原因は何なのでしょうか。
また、たるみや変形を治す方法はないのでしょうか。
顔まわりの変形の場所と病気の関係①
顔まわりで気になるところはありますか?
顔の歪みや変形で、病気が考えられることもあります。
では、まず耳の高さが気になる場合について、みていきましょう。
ふらつきや車酔いは、三半規管が弱いと生じます。
頭痛は、頭の圧力で生じます。
頭の圧力が高いと、自律神経に新しい栄養が届かないので、自立神経の役割ができないし、若さも保てません。
耳の高さに問題があれば、自律神経の機能が下がって、免疫力も下がります。
そして、病気になってしまいます。
次に顎が気になる場合についてみていきましょう。
顎関節症の場合、顎の動きが悪くなったり、口を大きく開けられなかったりします。
また、耳の問題が起こることもあります。
それから骨が気になる場合についてです。
腰痛、肌のくすみ、むくみ、冷え性、などが生じます。
また、左右差のある痛みが生じます。
バランスの良い食事は、体に良いのですが、痛みにおいても同じです。
バランスの良い痛みなら、痛みをほとんど感じません。
顔まわりの変形の場所と病気の関係②
体を左右同じように使っていれば、全体的に悪くなっていても痛みを感じないことがよくあります。
皮膚の下の皮下組織が硬くなると、ほうれい線ができてしまいます。
では、口角が気になる場合についてみていきましょう。
口角に炎症が起こると、口角炎になります。
口角炎、免疫力が下がって菌に負けるとできます。
口角炎は、症状が軽いのですが、油断してはいけません。
次に目の位置が気になる場合についてです。
目の炎症、白内障、緑内障などで、目の位置が気になることがあります。
魚の目は見たことがあっても、人間の目を実際に見ることはめったにありません。
目玉のあるくぼみは、前頭骨、上顎骨、蝶形骨、篩骨、涙骨などからなるくぼみの中に入っています。
そのため、目が歪んでいたり変形したりしていれば、頭蓋骨も歪んでいるのです。
頭蓋骨が歪むと、自律神経の調子が悪くなるため、免疫力が下がってしまいます。
では次に、原因から見る顔の変形の種類について、紹介していきます。
病気?原因から見る、顔の変形の種類①
では、原因から見る顔の歪みの種類について紹介します。
原因から分析していくと、
①疲労が溜まっている
②病気
③生まれつき
の3つの種類に分けることができます。
①疲労が溜まると、足の場合は足がむくみます。
そして、むくんでいる部位が痛くなったり違和感を感じます。
むくみは、疲労がたまって体液の循環が悪くなり、疲労物質が溜まることから生じます。
そして、パンパンの圧力が神経を圧迫します。
足以外にも、首、肩、などの筋肉や内臓でもむくみは生じ、たくさんの神経が圧迫ストレスのダメージをこうむってしまいます。
圧迫ストレスは、末端の神経以外に、頭蓋骨の中でも生じます。
そして、頭蓋骨内で圧迫ストレスが高くなると、どうなると思いますか?
頭蓋骨は、頭蓋骨内の水圧で大きくなります。
頭蓋骨は、正常なときは、大きくなったり小さくなったりしています。
これを脳呼吸と言います。
疲れて圧迫ストレスが生じれば、頭蓋骨が変形してしまうのです。
病気?原因から見る、顔の変形の種類②
②病気でも骨は変形します。
圧迫ストレスによるものなので、「ストレスを溜めないようにしましょう」と医学的によく言われます。
例えば左の腰が痛ければ、顔の左の骨がふくれて動きがにぶくなるように、顔と関連しています。
疲労の溜まり方や病気が起こりやすい所は、体質に関係しています。
③人は100点の状態で生まれてきて、生活習慣などで体が悪くなっていく、と言いたいのですが、実際には生まれつきの問題もあります。
つまり、体質的に悪い所があるということです。
それがコンプレックスなのですが、コンプレックスは誰にでもあるものです。
外見にコンプレックスがある人もいれば、内面にコンプレックスがある人もいます。
すぐにイライラすることがコンプレックスである人もいます。
しかし、うつっぽくなりやすい、というコンプレックスがある場合は、このうつっぽくなりやすいような感情は、胆のうに関係している頭蓋骨の歪みからきていることもあるのです。
顔のたるみや変形はなぜ起きる?
どうして顔のたるみや変形が起きるのか紹介していきます。
フェイスラインは年齢を重ねると、たるんでいきますよね。
体にはいつも重力がかかっているのが影響しています。
1日の生活が始まると、足へと重力がかかります。
そして、顔にも重力がかかっています。
そうすると、時間とともに顔の筋肉が重力に負けてしまい、夕方には顔がたるんでしまうのです。
広頸筋が弱いと、顔がたるむし、肌の弾力がないと、重力に負けてたるみます。
加齢や紫外線がほとんどの原因で、病気ではありません。
また、胸鎖乳突筋が固まると、血液やリンパの流れが悪くなって、むくんでたるみやすくなります。
パソコンやスマートフォンの長時間の使用によって、胸鎖乳突筋が固くなるようです。
また、胸鎖乳突筋が固まると、二重あごにもなりやすいです。
また、太ると顔にも脂肪がついてしまいます。
顔に脂肪がつくと、フェイスラインがたるみます。
その場合は、痩せて体の脂肪を落とさないといけないでしょう。
エクササイズで顔のたるみを矯正
エクササイズで顔のたるみや変形を直しましょう。
①声を出して口を動かして、顔痩せしましょう。
「う〜」「い〜」「き〜」などと声を出して、フェイスラインを引き締めます。
これを毎日して、顔の変形やたるみを防いでください。
②顔の老廃物を除去します。
顔がむくむと、顔が大きく見えます。
血液やリンパの流れが悪いと、老廃物がたまって顔がむくみます。
そのため、「あいうえお変形体操」をして、むくみを解消しましょう。
「あいうえお」と声を出すだけではありません。
「あ」と言う時に、口角を下げた状態と上げた状態で「あ」と声に出すのです。
「いうえお」も同様に行ってください。
それぞれ10回ずつ行ってください。
エクササイズが終わったら、顔が温かくなるので、リンパの流れが良くなっているはずです。
お風呂で、この「あいうえお変形体操」をすると、さらに効果的なので、ぜひ試してみてください。
顔のたるみは病気ではないので、エクササイズで改善しましょう。
エクササイズをしよう
人と人とがコミュニケーションをとる際に、お互いの顔を見ますよね。
そこで、フェイスラインがどうなっているかで、印象が大きく変わります。
あなたのフェイスラインがたるんでいたら、相手は老けた印象を持つでしょう。
実際の年齢よりも老けてみられるのはあまり嬉しくないですよね。
たるまないように、日頃からエクササイズをして顔を引き締めましょう。