首の痛みって皆さん経験したことありますよね!
右後ろに痛みがあって首が回せない!とか首がバキバキで痛い!など、首の痛みって辛いですよね。
首の痛みの原因は色々ありますが、首こりや寝違えは誰でも経験されたことのある症状ではないでしょうか?
首こりや寝違えの原因とはいったい何なのでしょうか?
辛い首こりや寝違えを治すにはどうすればいいのでしょうか?
右後ろに首の痛みがある・・考えられる原因は?
首の痛みを感じる原因として最も多いのは「寝違え」かと思われます。
これは首に負担が掛かることで引き起こされると言われていますが、実際は脇の内側にある神経が圧迫されると寝違えるのです。
この神経は首を支える筋肉と繋がっているので、強い刺激が加わると、首にも影響を及ぼします。
また同じ姿勢をずっと続けていると首が凝り固まります。
首の後ろには肩と繋がる筋肉がいくつも集まっており、他の部位と比べると鍛えにくい位置にあるため、緊張しやすいという特徴を持っているのです。
しこりのようなものを感じる場合はリンパ節が腫れている可能性があります。
リンパ節が腫れるのは体内に入り込んだ細菌やウイルスを追い出そうとしている状態なので、触ってみて痛ければ病院へ行きましょう。
頸椎に負担が掛かっても、痛みを伴うことがあるようです。
頸椎は頭を支えるだけではなく、上下左右に動かせるようにする役割も担っています。
しかし加齢などで筋肉が衰えてくると、筋肉痛を起こしたりします。
頸椎がすり減ったり、椎間板の形が変わってくると、痛みだけではなく痺れも呼び込むことがあります。
首の痛み以外に症状がある場合、注意が必要な首の障害
首の痛みだけではなく、手足の痺れなどが伴う場合は頸椎に何らかの異常が起きている可能性があります。
今回はその異常について見ていきたいと思います。
・頸椎症
老化などの理由で椎間板が変形し、頸椎から腕へと続く神経が圧迫されることで痺れや動きの鈍さといった症状が現れます。
脊髄の場合は全身に影響を及ぼします。
・頚椎椎間板ヘルニア
こちらも原因は頸椎症と似たようなもので、症状もほぼ同じです。
違いは頸椎症は50歳以上の中高年が中心ですが、こちらは30~40代にも多く見られるという点です。
・脊柱靱帯骨化症
背骨と背骨を繋いでいる靱帯が厚みを増し、骨のように硬くなっていく症状です。
詳しい原因は明らかになっていませんが、症状は頸椎症と変わりません。
・その他
肺炎などにかかった時、細菌が頸椎に感染すると痛みや発熱を伴います。
抗菌薬を投与すれば治ります。
腫瘍が出来た際に神経や脊髄を押し潰しても痛みを感じるでしょう。
そんな時は首を、前や後ろはもちろん、上下左右にも動かさないようにした状態で、痛むかどうかを判断して下さい。
痛みが続くようならすぐに病院へ行き、腫瘍が良性か悪性かを調べてもらいましょう。
首コリの原因は?
首の痛みを引き起こす原因のほとんどは恐らく「コリ」によるものかと思われます。
とくにデスクワークが中心の仕事に就いている人は悩みの種となっていることでしょう。酷くなると頭痛やめまいなども伴うため、早めに対処したいところです。
肩や首のコリというものは、筋肉が緊張したせいで血の巡りが悪くなった状態のことを指しています。
首の後ろには首を前後や上下左右に動かすための筋肉が集まっており、それらは肩の筋肉と繋がっているのですが、他の筋肉よりも小さいため、痛めやすいと言われています。
ですが基本的には時間経過と共に改善されていき、ストレッチやマッサージをすれば回復するペースも早くなります。
しかし姿勢が悪いと痛みは長引いてしまうのです。
すると対応策を取っても脳が痛みを止めるための信号を発しなくなるので、いつまで経っても痛みを感じ続ける羽目になってしまいます。
こうなる前に筋肉を緊張から解かなければなりません。
きちんと痛む原因を突き止めて、正しい対処法を行いましょう。
首コリが原因で右後ろに首の痛みが・・改善方法は?
首の痛みを感じた時は、座ったままで構わないので軽くストレッチを行いましょう。
両手を上に伸ばして20秒ほど大きく伸びをしたら、力を抜きます。
これを5回ほど繰り返します。
後は首を前や後ろに回したり、左右に倒して下さい。
ついでに腕や肩も回しましょう。
血行が良くなります。
また首のコリに効果的なマッサージも存在します。
やり方は次の通りです。
1.顎の下に手の指を当てて、顔のラインに沿って耳の下まで動かします。
これを左右それぞれ行います。
2.両耳の下に4本の指を当てて、そのまま鎖骨の上までスライドさせます。
3.胸鎖乳突筋(首の前側に力を入れると飛び出してくる部分です)を掴み、肩のラインに沿って撫で下ろします。
右肩は左手、左肩は右手で掴んで下さい。
4.肩と首の付け根を強く押した後、力を抜いたら鎖骨の上を通って真ん中まで指を滑らせていきます。
5.首の後ろの上、真ん中、下と左右をマッサージします。
どれも最低でも「5回」はやりましょう。
マッサージする箇所が複数あるところはそれぞれ5回ずつやってください。
寝違えによって右後ろに起こる首の痛みの原因は?
朝、目を覚ましてから、首を前や後ろ、左右などに動かした時に痛みを感じたことはないでしょうか。
このような首の痛みは寝違えたせいで起こることが最も多いことでしょう。
命に関わるものではないとはいえ、最低でも3日は治らないため、地味に厄介な症状です。
寝違えは首ではなく、腕の位置が原因となります。
脇には腋下神経と呼ばれる神経が通っており、これは首の筋肉と繋がっています。
腕をどこに置くかによってはこの神経が押し潰され、首にも寝違えという形で影響が出てしまうのです。
腕を下敷きにしやすい横向きの体勢で眠ることは、なるべく避けた方が良いでしょう。
とはいえ通常なら無意識のうちに寝返りをうつため、どんな寝相でも寝違えることはあまりありません。
しかし何らかの理由で内臓が弱っていると寝返りがうてない時があります。
寝違えを防ぐには出来るだけ仰向けで寝ることと、内臓に負担が掛からないようにすることが重要です。
もしも寝違えた時、数日経っても痛みが治まらなかったり、痺れなどを伴うようなら早めに病院へ行きましょう。
神経に異常が出ている可能性があります。
痛みの原因を調べて、きちんと治療をすれば改善されます。
そのためにも怪しいと思ったらすぐに医療機関を訪ね、早期発見を心掛けましょう。
寝違えによる右後ろの首の痛み・・対処方法は?
寝違えてしまうと首がとても痛くなりますが、そんな首の痛みを解消するストレッチを3つお教えしたいと思います。
1.左右の腕のうち、痛みを感じる方をゆっくりと後ろへ持ち上げていき、自然に止まる位置で20秒間キープします。
2.腰の後ろに手を当て、肘を後ろへ引いたらそのまま20秒間キープします。
寝違えている方の手の平で、ベルトがある辺りを押さえましょう。
3.手は90度に上げ、肘は120度に曲げたら腕を軽く後ろへ引いて下さい。
そして20秒間キープします。
これらは全て2セットずつ行いましょう。
出来れば暇な時に、こまめに行うことをオススメします。
寝違えるのは普段の姿勢が関係しています。
首が前のめりにならないように心掛け、寝る時は枕の高さを合わせましょう。
タオルを何枚か重ねたものに頭を載せ、最適な高さを見つけて下さい。
もしも寝違えてしまった場合は、首や肩の周辺を中心に身体の様子を確認して下さい。
もしかすると何らかの体調不良を知らせてくれている可能性があります。
そして通常は3日ほどで治りますが、逆に痛みが増してきたり、いつまで経っても治る気配が見られなければ別の病気が隠れているのかもしれません。
早めに整形外科を訪ねましょう。
生活習慣を見直しましょう!
寝て起きたら、首に痛みを感じることってよくありますよね!
首が痛いと日常生活に支障が出てしまいます。
首が痛む原因は色々ありますが、病的な症状がない場合は、自分で生活習慣を見直してみるといいでしょう。
首コリは筋肉の緊張を解消するといいそうなので、定期的に自分の体をメンテナンスしてもらうのもいいかもしれませんね。