身長って思春期の男子高校生なら誰もが一度は必ず悩みますよね・・
周りは大きくなっていくのに、自分だけなかなか伸びないとか。でも身長って実は遺伝が影響してるってしっていましたか?
今回は、なかなか身長が伸びない方の理由や伸びるための方法をご紹介したいと思います。
日本人の成人の平均身長は?
日本人の身長の平均値は、成人男子で170センチ、成人女子で158センチ、になります。
思ったより低いな、と感じた方も多いのではないでしょうか。
面白い計算式がありまして、両親の身長から、将来の身長を予想するというものです。
男子の場合:(両親の身長の平均)+8.5センチ
女子の場合:(両親の身長の平均)-4.5センチ
大人になってからの身長が気になる、中学生、高校生の皆さんは、計算してみてもいいかも知れませんね。
ところで、遺伝が身長に影響を及ぼすのは、4分の1くらいだとされています。
残りの4分の3は、日常の生活習慣からの影響が大きいようです。
例えば、栄養・運動・休息(睡眠)等といったものです。
ですから、先の計算式で低い値だったとしても、これからの努力で大きく伸びることもあり得るのです。
しかし、両親が低身長だとその子供も低身長で、反対に、両親が高身長だとその子供も高身長であることが多いように思われるかも知れません。
先ほども述べたように、遺伝の影響は小さいもので、実際のところは、成長過程において両親と暮らしているので、生活習慣が親子で共通しているからだとされています。
この後、育ち盛りの男子高校生がどのように身長が伸びていくのか見ていきましょう。
高校男子1年生の平均身長と成長の特徴
高校1年生に当たる16歳男子の身長の平均値(単位:センチ)は、次のようになります。
16歳0ヶ月:169.4
同1ヶ月:169.5
同2ヶ月:169.6
同3ヶ月:169.7
同4ヶ月:169.9
同5ヶ月:170.0
同6ヶ月:170.1
同7ヶ月:170.2
同8ヶ月:170.2
同9ヶ月:170.3
同10ヶ月:170.3
同11ヶ月:170.4
(平均的には、16歳0ヶ月から17歳0ヶ月までの1年間で、1.1センチ成長します。)
ちなみに、16歳では、この値より11.6センチ以上、下回ると、医学的には低身長とされています。
もし、そうでしたら、一度、小児科専門医へのご相談をされたほうがいいかも知れません。
男子の思春期は、平均的には、11歳の半ば辺りに始まります。
最初の2年は、1年当たり8~9センチという、ハイペースで成長します。
この時、体内では、骨(特に、太ももやすね)の両端の、関節よりも少し手前の部分が、骨端線という軟骨成分に変化していて、これが増殖して硬い骨になることによって、身長が伸びています。
しかし、男子では16歳前後、女子では15歳前後で、思春期が終わってしまい、骨端線が消えてしまいます。
しかし、人によってバラツキはあり、少しでも身長が伸び続けている間は、まだ骨端線が残っている場合が多いです。
成長には、骨端線が消えるまでに、充分な栄養を摂ることが大事です。
高校男子2年生の平均身長と成長の特徴
高校2年生に当たる17歳男子の身長の平均値(単位:センチ)は、次のようになります。
17歳0ヶ月:170.5
同1ヶ月:170.5
同2ヶ月:170.6
同3ヶ月:170.6
同4ヶ月:170.7
同5ヶ月:170.7
同6ヶ月:170.8
(平均的には、17歳0ヶ月から18歳0ヶ月までの1年間で、0.3センチ成長します。)
ちなみに、17歳では、この値より11.6センチ以上、下回ると、医学的には低身長とされています。
もし、そうでしたら、一度、小児科専門医へのご相談をされたほうがいいかも知れません。
成長期には、骨(特に、太ももやすね)の両端の、関節よりも少し手前の部分が、骨端線という軟骨成分に変化していて、これが増殖して硬い骨になることによって、身長が伸びています。
しかし、男子では16歳前後、女子では15歳前後で、思春期が終わってしまい、骨端線が消えてしまいます。
男子の場合、身長の伸びが14歳ごろから鈍化し始めて、平均的には、14歳:4センチ、15歳:2センチ、16歳:1センチ、と減っていき、17歳ごろには止まってしまいます。
しかし、人によってバラツキはあり、少しでも身長が伸び続けている間は、まだ骨端線が残っている場合が多いです。
先ほども述べましたが、成長には、骨端線が消えるまでに、充分な栄養を摂ることが大事です。
普段の食事プラスαとして、中高生の成長に必要な栄養素、特にカルシウムを多く含む食品を摂取するようにしてください。
身長の伸びが止まるタイムリミットは?
10代ですと、身長がよく伸びます。
そんな10代のうちでも、際立って伸びる年齢があります。
これには男女差があって、男子は12歳から17歳まで(中学・高校くらい)、女子は10歳から14歳まで(小学高学年・中学くらい)です。
中でも、どの年齢かと言いますと、男子は13歳、女子は12歳です。
(ここまで述べた年齢は、あくまで平均です。)
この男女差がどこから生まれるかと言いますと、ヒト成長ホルモン(hGH)が、女子のほうが早く分泌されることによります。
これは男女であまり変わりませんが、hGHの分泌は、10代なかごろに最大化します。
そのため、10代の後のほうに差し掛かってくると、だんだんと身長が伸びるのが、緩やかになってきます。
そして、個人差はありますが、10代終わりには身長が大人と変わらなくなります。
ところで、思春期の身長の伸びにはあまり個人差が出にくいといわれています。
では、大人になった時の身長を高くするためには、どうすればいいかというと、思春期になる前に、出来るだけ身長を伸ばしておけばいいのです。
それから、これは自分ではどうにも出来ませんが、思春期の始まりが遅い人は、終わるのも遅くなり、身長が伸びやすいともいえるでしょう。
高校男子の身長が伸びない理由は?
あなたが、男子高校生で、身長が伸びないことに悩んでいるなら、この文章を読んで、参考にしてみて下さい。
その悩みの種の原因は、主に次の5つのうちのどれか、又は、その組み合わせです。
栄養不足・運動不足・睡眠不足・成長ホルモンの分泌量の不足・遺伝。
日常生活で気を付けるべきことは、成長の3大要素、栄養・運動・休息(睡眠)を、しっかりとることです。
現代人は栄養不足に陥ることもまれですし、高校生ならば学校で体育の授業があるでしょう。
しかし、こと睡眠に限っては、自分次第になります。
最近は多様な娯楽があり、若いうちは、それらを楽しむために夜更かしをしたいという気持ちも分からなくはありません。
しかし、「寝る子は育つ」とのことわざがありますが、何も赤ん坊に限った話ではありません。
身長を伸ばすのに不可欠な成長ホルモンは、睡眠中によく分泌されます。
また、分泌量は、特に午後10時から翌午前2時までの間に、最大化します。
早めの就寝を心がけましょう。
成長ホルモンの分泌量が不足することは、一、二万人に1人という、ごくまれなことで、身長が平均よりかなり低くなるそうです。
思い当たる人は病院にかかってみたほうがいいかも知れません。
遺伝ですが、やはり両親の身長の影響は、ある程度は避けられないようです。
カエルの子はカエル、と言いますし。
とんびが鷹を生むこともありますが。。。。
高校男子の背を伸ばしたい方必見!背が伸びるための食事方法とは
高校生の男子なら、高身長に憧れてもおかしくないです。
それには、食生活を改善するのはどうでしょう。
特に難しくはないです。
毎食を作る方の協力があれば、一層よいです。
基本的には、骨を育てます。
身長を伸ばすには、骨の成長が不可欠です。
まず、1日3食、食べます。
特に朝食を食べると、1日動けます。
成長の3大要素の1つ「運動」をこなすためには、しっかりエネルギーを摂ります。
また、食事の栄養が骨などに変わるので、高校の3年間、ずっと1食を抜いてしまうと、それだけで骨を作るエネルギーがだいぶ減ります。
骨を作るための栄養素を、出来れば毎食、摂ります。
骨を作るには、たんぱく質、カルシウム、ビタミンD、ビタミンC、鉄、亜鉛といった栄養素が摂れるメニューが好ましいです。
毎食は難しいという人でも、たんぱく質だけでも摂るようにして下さい。
それには、卵を1個食べるのが容易な方法です。
調理法は問いません。
卵は、アミノ酸スコアやプロテインスコアといった、栄養価を示す数値が、とても高い食品です。
ジャンクフードはなるべく摂らないようにします。
ジャンクフードとは、カップ麺、甘い菓子、甘い清涼飲料、炭酸飲料、ファストフードなどの、高カロリーや高塩分だったり、多量の砂糖を含む、食品のことです。
ジャンクフードを摂ると、その消化のためにエネルギーを使ってしまい、体の成長にエネルギーが回らなくなってしまいます。
身長が止まるタイムリミットがあったんですね!
身長の悩みは、思春期ならではの悩みですよね。
特に高校生のころの男子は、身長に差があったりして、気にしてしまいがちですね。
身長が伸びる成長期には、やはり規則正しい生活をすることは、”体をつくっていく”うえでも、とても大切なことですね。
身長の伸びには、個人差もありますから、あまり気にしないことも大切ですね。