TBSの『カラダのキモチ』は毎週健康をテーマに情報を発信しているとても役立つ番組ですね。
今回はその中で紹介された骨盤ストレッチについてまとめてみます。
骨盤はカラダにとっての土台であり、バランスを保つ大事な部分。
バランスを崩すととんでもないことにもなりかねません。
これを参考にして健康なカラダを手に入れましょう!
『カラダのキモチ』骨盤ストレッチ
以前骨盤ストレッチというなんだか面白そうなストレッチ方法が、カラダのキモチという番組で紹介されていました。
骨盤が歪んでいるとか出産で開いてしまったので元に戻したいとお話しになる女性の方々が非常に多いですね。
インターネットで骨盤と検索するだけでもものすごく沢山のサイトがヒットしたり、ダイエット方法のひとつとして骨盤矯正ダイエットというのも色々ありました。
骨盤矯正が使うだけで出来てしまうアイテムや骨盤に関する書籍もたくさんありますね
番組では、骨盤自体が歪むということはないと紹介されていました。
ではなぜ骨盤が歪んで見えてしまうのでしょうか?
それは骨盤周辺に付着しているおしりや股関節、腰部の筋肉などに原因があるそうです。この骨盤に付着している筋肉がしっかりとバランス良く機能してくると、姿勢が良くなるだけでなく、バストアップ、ヒップアップなどの効果も期待できるとのことでした。
番組内で紹介されていた、気になる骨盤ストレッチの方法ですが、とても簡単です。
それは、立ったまま、テニスボールやゴルフボールに足の裏をつけて片足ずつコロコロとボールを転がすだけです。
たったこれだけをすることで股関節周りの筋肉が程よく刺激されて、硬くなっている筋肉がほぐれてくるそうです。
その他に紹介されていた骨盤ストレッチの方法もご紹介します。
1⃣あぐらのポーズ
皆様も一度はやったことがあるどこでも紹介されている代表的なストレッチで、両方の 足裏をくっつけてあぐらをかいて、股関節を左右に開きます。
これを両肘で膝の内側を押さえながら3秒間この状態を維持します。
一日10回行なうといいそうです。
2⃣からだ捻り
次もポピュラーなストレッチです。
まず、床に両脚を伸ばして座り、右側の脚を曲げて左脚をまたぎ身体を捻りながらひざを反対方向に押すこと。
この時は息を吐きながらこの姿勢を3秒キープ。
これを左右10回行ないます。
どちらも簡単ストレッチで気兼ねなくテレビを見ながらでもできるので良いですね。
男女の骨盤の違いを知っておこう
男性女性の骨格の差として最も大きな違いが出るのが骨盤です。
白骨死体で損傷がなければ、男か女かは残っている骨盤を見ればすぐに判別できます。 それほど男女で差がある骨盤ですが、これには女性の子宮という生殖器と妊娠、出産という女性特有の大切な要素があるためなのです。
画像を探して見ていただきますと、女性のほうが明らかに横幅が大きいのが分かると思います。
男性は縦長型、女性は横長型と表現しても良いのではないでしょうか。
上から見た画像ですと、女性は子供を産むように作られているので、開口部が丸く 大きくなっています。
女性の骨盤のほうが歪みやすいと言われるのは、出産の時に伸縮しやすいようにできているためだからです。
男性には難しいぐにゃりと反り返る女性の腰。
この骨盤の形が女性らしいウエストのくびれやヒップのラインとして現れます。
さらには皮下脂肪も多いので女性らしい丸みのある形になります。
またこの腰からおしりのラインを形作る要因に、女性の股関節が出産をするために骨盤の下の方に広くなっていて、産道があるため股の部分の骨が大きく広がっているためです。女性はよほど太っている人ではない限り両脚を閉じても、内ももの付け根の部分に向こう側が見えてしまうほどの隙間ができます。
当然ですがこの部分に女性器もあります。
このため股関節が男性よりも横に幅広くなって、女性特有のタル型のおしりを形作っています。
男性は女性の体のパーツで乳房とともに女性らしさを感じる部分なのではないでしょうか。
また女性は骨盤の形が横長型なので肋骨の下部から骨盤までの男性より距離が空くから、背中を反らすとぐにゃりと曲げることが出来ます。
これも女性特有の体の特徴と言えるでしょう。
『カラダのキモチ』骨盤関連情報
ここでは骨盤底筋についてまとめてみます。
過活動膀胱という病気は皆様ご存じですか?
40歳以上がなりやすい自分の意思に反して膀胱が勝手に収縮し頻尿や尿漏れを引き起こしてしまう病気です。
日本だけでも800万人以上いて最近さらに急増しているそうです。
下記の症状が1つでも当てはまると過活動膀胱の可能性があります。
・1日トイレに行く回数がだいぶ多いと思う
・急に尿意をもよおし、我慢ができなくなることがある
・我慢できず、漏らしてしまう時もある
・笑ったり咳をしたりすると、その反動で漏れる
・尿の出にくく 排尿に時間がかかってしまう
これらに当てはまる場合、膀胱や尿道などの臓器を支えている骨盤低筋の緩んでいる可能性があります。
予防するために簡単な骨盤低筋引き締め体操をやってみましょう。
・仰向けで足を腰幅くらい軽く広げ、膝を90°くらいで立てましょう。
・肛門の周りの筋肉を2秒間目いっぱい締めたあと緩めることを5回繰り返しましょう。
※外出先でも立った状態、座った状態でもやってみると良いです。
今度は骨盤底筋群をほぐす体操です。
・正座をしてうでをゆったりと胸の前に伸ばし、合掌して行います。
・お尻を浮かせて、横座りをするように片方のお尻を床にトンとつけましょう。
※出来る限り両膝が離れないように行いましょう。
・すぐにお尻を持ち上げて、反対側に移動します。
・これをリズムよく繰り返します。
最後に骨盤はさみです。
・クッションや枕を使います。
・立った状態でクッションを膝の間にはさみ、太ももが少し辛い高さまで膝を曲げます。・上半身は力を抜いて胸を張り目線は遠くにおいて、クッションが落ちないように内ももに力を入れながらお尻を後ろに突き出します。
・今度はお腹を縮めながらお尻をももの間にしまうようにお尻を前に出していきます。
・繰り返し5回ゆっくりと行いましょう。
『カラダのキモチ』で紹介されたその他のストレッチ
ストレッチには、大きく二つの分類があります。
ひとつは静的ストレッチです。
反動をつけずに、筋肉をゆっくりとじわっと伸ばしてキープするものです。
もうひとつは動的ストレッチです。
こちらは一定のリズム動きながら、特定の筋肉を伸ばしたり縮めたりするものです。
筋肉の性質は収縮と弛緩だけです。。
つまり、伸びることは性質上ないので、どんどん短くなろうとします。
これをアイロンでシワを伸ばすように、元の長さに戻すためにするのが静的ストレッチです。
一方動的ストレッチは、伸び縮みを繰り返す事で、筋肉の血行を促し、筋肉や関節を温める働きがあります。
これから、お悩み解消の簡単ストレッチをまとめます。
【肩こり】
僧帽筋の静的ストレッチ
・椅子に座って右手で座面の横をつかみます。
・左手を頭の上に置いて、首を気持良い角度で左横に倒して、ゆっくり息を吐きながら、10秒キープします。
・反対も同様にし、左右1セットで3回行いましょう。
僧帽筋の動的ストレッチ
・頭の先が空から吊られている感覚で背すじを伸ばし、腕は脱力したまま思い切り肩を引き上げ5秒間キープします。
・その後、力を抜くようにストンと落とします。
・これを3回、肩は少し斜め後ろにあげる気持で行いましょう。
カラダラボが推薦する骨盤連動ストレッチ
最後にカラダラボが推薦する骨盤連動ストレッチを紹介します。
【四足動物ストレッチ】
・床に四つん這いになってください。
・まずはネコが背中を伸ばすイメージでおへそを上に引き上げるように腕を床に真っすぐ押して肩甲骨を外に広げ、背中をとことん丸くなるようにし、息を吐きながら5秒キープします。
・次は反対にオオカミの遠吠えのイメージでおへそを床に近づけるように腕を短くし肩甲骨を引き寄せ、腰を反らせて5秒キープします。
・この上下の往復を1セットにして3回繰り返しましょう。
※腰に強い痛みを感じた場合は、無理せず出来る範囲で行いましょう。
【骨盤連動体幹ストレッチ】
・床に四つん這いになってください。
・右腕を斜め前方に水平より高く上げ、左脚を斜め後方に水平より高く上げて5秒間キープしましょう。
※左脚をあげる時に左のおしりもついていかないように元の位置でキープすることを心がけてください。
・元に戻るときもドスンと落とさずゆっくり四つん這いに戻します。
・反対の左腕と右脚で同じように上げて伸ばします。
・左右の入れ替えを1セットとして5回繰り返しましょう。
骨盤周りの筋肉に刺激が入っていることを意識しながらやってみてください。
『カラダのキモチで紹介された骨盤ストレッチを試してみよう!』まとめ
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カラダのキモチで紹介された骨盤ストレッチは今や当たり前のように取り上げられています。
これは女性の骨盤の歪み修正やダイエットのためにやってもらいたいだけでなく、老若男女だれにでも効くストレッチです。
毎日健やかに過ごすために骨盤を正しい状態でキープすることは絶対必要です。
今回紹介したストレッチはほんとに代表的なものばかりです。
もっと個人個人の状態に合わせた動作や回数にすることがより効果的です。
分からない方や興味がある方は他の『骨盤』に関する記事があるので、読んでみてください。
最後までお付き合いありがとうございました。