ゴルフの簡単レベルアップ!背中のストレッチをしてみよう。

最終更新日:2023/02/01

ゴルフの上達を目指している方は参考にしてください。
背中を意識してスイングできるようになれば、スコアアップ間違いなし。
そんな背中がカチコチに固まっていたら、スイングの妨げにしかなりません。
今回はそんな背中を柔らかくするストレッチをご紹介していきます。

ゴルフで大切な背中の筋肉とは

ゴルフのスイングの時、皆様はどこにポイントを持っていきますか?
ボールの位置、クラブのヘッドの向きやグリップの仕方、それとも放物線や着弾点。
それから目線や身体の向き、重心や足幅。
バックスイング、トップの位置、スイングテンポなど。
数え上げれば切りがありません。
これらはどれも大切ですが、どれも再現性が高くなければ意味を成しませんよね。
その再現性を高めるためには軸が安定しなければ難しいです。
軸=背骨はイメージしやすいと思います。
その背骨を支える、動かす筋肉はほぼ背中の筋肉群の仕事です。
その筋肉をすべて覚える必要はありませんが、書き出します。
・回旋筋
・多裂筋
・棘筋
・最長筋
・腸肋筋
※上記の筋肉を総称して脊柱起立筋群と呼びます。
・菱形筋
・僧帽筋
・広背筋
これだけの筋肉が連動して、前後左右、回旋運動に携わっているのです。
これらの筋肉の力を最大限引き出してゴルフのスイングが出来れば、再現性と安定性がかなり高めることが出来るのです。

ゴルフのスイングは体重移動か回転か

ゴルフスイングで体重移動をしっかりとして打つ方が良いのか、その場で回転して打つ方が良いのかと昔から言われてきました。
タイガーウッズの全盛期や石川遼選手は体重移動タイプであり、ジョーダン・スピースや松山英樹選手は回転タイプになります。
最近はゴルフクラブの進化に伴い、回転して打つ方が良いという意見が増えてきたように思います。
私もゴルフをやりますが、色々試した結果、回転タイプのスイングの方が再現性が高くスコアの安定につながると感じております。
だからといって体重移動スイングを全否定するつもりはさらさらございません。
結論としては、ご自身の体格に合った感覚的にやりやすい方で繰り返し身体に染み込ませるのが大切だということです。
どちらにも共通して言えることは、背骨を軸に左右非対称に動くことです。
この背骨を正しい状態で使えれば目線もずれにくく、必然と手の上がる位置も決まってきてミートの確率が高まるのは間違いありません。
その背骨を正しい状態に導くのが背中の筋肉の仕事になります。
その他のポイントについては別の記事で触れるとして、今回は背中の筋肉を100%使えるようにして、軸を安定させることでミート率アップを狙えるようにしましょう。
もちろんゴルフ上級者は意識しなくても間違いなく出来ていることでしょう。

家でできるゴルフのための背中ストレッチ

ここから自宅で出来る簡単な背中ストレッチを二つご紹介します。
仰向けに寝転んで両手両足を広げらるだけのスペースがあれば出来ます。

【1】仰向けストレッチ
(姿勢)・手のひらを天井に向けて、バンザイする
    ・手の甲、前腕、肘で軽く床を押す
    ・足はアドレスイメージで肩幅程に広げて、足首90°でつま先を天井に向ける
(動作)・はじめに大きく鼻から空気を吸い込みましょう
    ・前腕が床から離れないようにしながら肘をおしりに近づけましょう
    ・おしりに近づける時に息を口から吐き切るようにしましょう。
    ・呼吸のリズムで10回反復しましょう
(効果)・特に広背筋にストレッチがかかり、背中が軽くなります
    ・腰が少し浮くことで背骨が体の中心に近づきやすくなり、軸を感じられます

【2】うつ伏せストレッチ
(姿勢)・手のひらをあごの下に重ねて置く
    ・胸が浮かないように意識する
    ・足はアドレスイメージで肩幅程に広げて、足首90°でつま先で床を掴む
(動作)・骨盤を転がす感じで左足を右足の外側まで持ち上げる
    ・上半身は肘でブロックして下半身だけ寝返りをするイメージで
    ・左右5回ずつ反復しましょう
(効果)・背中だけでなくお腹側にもストレッチが満遍なくかかります。
    ・背骨を軸にした背中周りの感覚が身に付きます
    
上記二つのストレッチを行うと背中を使ってスイングする感覚が分かりやすくなります。是非お試しください。

ラウンド前の背中ストレッチ

ラウンド前にストレッチは欠かせないですよね。
何もせずにスタートする方はまずいらっしゃらないと思います。
打つ前にまたしっかりと背中に動く感覚を与えてからラウンドスタートしましょう!

【1】クラブを使ったストレッチ
(姿勢)・足をアドレスイメージで肩幅程に広げて立つ
    ・クラブの端と端を持って鎖骨辺りに乗せる
    ・重量挙げ選手がバーベルを支えるイメージ
(動作)・クラブがずれないようにしながら水平回転をする
    ・最初は小さく、段々と大きく左右に回転していく
    ・回転しながら、少しずつおしりを後ろに突き出しお辞儀していく
    ・徐々にスピードを上げていく
(効果)・背中に軸を感じるアドレスが作れます
    ・回転スイングの感覚が養えます

【2】首を真っすぐに保つストレッチ
(姿勢)・足はアドレスイメージで
    ・両手を頭の後ろで組み、肘はなるべく後ろに引く
(動作)・頭を後ろに引く動作で両手と押し比べを5秒間する
    ・先ほどと同じく少しずつおしりを後ろに引きお辞儀しながら行う
(効果)・頭が後ろにある感覚が残る
    ・ボールに集中し過ぎて首が折れてしまう方に最適

上記ストレッチはゴルフ場に着いて着替えが終わってから行いましょう。
また、毎ホール行うと感覚がより良くなると思います。
さらに目を閉じて視覚をシャットアウトして行うと更なる効果が見込めます。
是非お試しください。

背中ストレッチ番外編

ここで紹介するストレッチは個人的にお勧めするものです。
ゴルフ場へ自分の車で向かう車内でするストレッチです。
危険を伴いますので、信号待ちなど停止した状態で行ってください。

【1】背中ストレッチ
(姿勢)・ハンドルを時計に見立て、4時と8時の位置を握る
    ・背すじを伸ばし視線を高くして行う
(動作)・手はずれないように握ったまま、みぞおちをハンドルに近づける
    ・近づくときに息を吐きながら行う
(効果)・背中が引き締まる
    ・長距離運転での腰痛予防にも効果あり

【2】スウェイ対策ストレッチ
(道具)・タオル、グローブ、ボール等
(姿勢)・真っすぐに背もたれを使わずに座る
(動作)・上記の道具を膝で挟んで5秒~10秒キープ
    ・息を吐きながら吐き切るまで行う
    ・トイレを我慢するように下腹部に力を溜める感覚で
(効果)・膝が外に開かず足の内側で体重を支える感覚が身に付く

上記ストレッチを同時に行うとより高い効果が見込めます。
これはゴルフだけでなく、姿勢改善効果や下腹部引き締め効果、運転時の腰痛、疲労軽減効果もありますので、是非お試しください。
繰り返しになりますが、危険ですので停止した状態で行ってください。

まとめ『ゴルフの簡単レベルアップ!背中のストレッチをしてみよう。』


いかかでしたでしょうか?
ゴルフ上達のために出来ることはたくさんあります。
ゴルフは止まっているボールを打つだけなのにとても難しく、上達の道は険しいです。
今回は背中を意識してスイング出来るようになるためのストレッチを中心に書きました。私自身もゴルフにはまっていて色々と試しています。
良い発見があれば、また新しい記事で違う視点から見たゴルフスイングについて書きたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
エンジョイ ゴルフライフ!

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