顔の整体といえば小顔矯正ですよね。
顔の大きい私はとても小顔矯正に興味があります。
小顔矯正をしてすぐに効果を感じられる方も多いようですしね。
実際、どうして顔が小さくなるのか、顔の作りを理解しながら考えてみましょう。
顔への整体で効果を出すための下調べ1⃣
私は小顔矯正に興味があり、やる前に自分自身で下調べをしてみました。
これから試そうという方は是非参考にしてみてください。
私達の顔は頭蓋骨で形作られています。
頭蓋骨はひとつの大きな骨だと思われている方は多いのでしょうか。
実際は様々な骨がパズルのように組み合わさってひとつの大きな塊となっています。
全部で22個(26個、28個という説もあり)のパーツが使われているそうです。
その中で顔を構成しているものとしては、下顎骨・上顎骨・口蓋骨・頬骨・鼻骨・涙骨・鋤骨(じょこつ)・下鼻甲介(かびこうかい)があります。
下顎骨と鋤骨以外はそれぞれ左右に一対ずつ存在しています。
これらの骨がジグザグの形を上手く噛み合わせて縫合という呼ぶ関節でつながっているそうです。
ここからがどちらの意見が正しいのか医学的にもまだはっきりとしていないようなので、判断に迷います。
一つの意見としては、
さきほど説明しました、頭蓋骨をつないでいる縫合線は完全にくっついるのではなく、隙間が空いているという意見。
それが年を重ねるごとに縫合線は少しずつ開いてきて隙間が大きくなり、顔が大きく見えるようになったり、歪んで見えたりするそうです。
反対の意見としましては、
生後間もない赤ちゃんは、部分部分の縫合線に隙間があるのですが、成長していく過程で隙間が埋まっていき閉じてしまうという意見です。
最も大きい隙間は、てっぺんにある大泉門と呼ばれる隙間で、それも生まれて3年程すると完全に閉じます。つまり3歳児を過ぎると縫合線は完全に閉じているのが普通で、隙間なんてあるはずないそうです。
ということで、この真っ二つに分かれる意見を知るとどちらが正しいのかもっと知りたいと思いました。
顔への整体で効果を出すための下調べ2⃣
顔の構造に興味が沸いたので、今度は筋肉とリンパの流れを調べてみました。
表情を作るために使われる代表的な筋肉です。
・前頭筋【眉を持ち上げる筋肉】
・眼輪筋【目の開閉に使われる筋肉】
・頬筋 【口角を斜め上に持ち上げる筋肉】
・口輪筋【口をぐるっと取り囲む自由自在に口を形作れる筋肉】
・頤筋 【下顎を押し上げる筋肉】
意識して動かしてみると確かに筋肉が働いている感覚がありますよね。
それでは、次にリンパの流れです。
リンパとは、血液では運びきれない各細胞から出た液体や老廃物を運ぶ一方通行の流れのことを言います。
リンパには心臓のようなポンプの役割のものとつながっていないので、流れが悪いです。その流れを促すのが筋肉の働きによるものなので、一緒に考えると良いですね。
末梢リンパ管と呼ばれるものが、身体の隅々につながっていて段々と合流を繰り返し太い流れになり、最後は静脈に合流します。
リンパ節と呼ばれる老廃物を減らしてろ過する場所がところどころにあり、キレイにする役割を担っています。
リンパの流れが悪いとそのリンパ節がゴミで溢れかえってしまい腫れたり、ムクんだりしてしまうのです。
リンパの流れが良くなれば、顔のむくみがなくなり代謝も良くなり肌ツヤも良くなるということです。
詰まってしまわないようにしたいリンパ節が、耳の前にある耳介リンパ節、顎のエラの下辺りの顎下リンパ節、そして鎖骨の上で真ん中から指一本分くらいのところにある鎖骨上リンパ節の3つです。
ここの詰まりをなくすとリンパの流れは良くなるということでした。
筋肉を使ってリンパの流れを良くしたら、簡単に若々しくなれそうですね。
小顔整体とマッサージ効果
『小顔』と聞いたら誰もが羨む言葉ですよね。『大顔』になりたいって方はまずいらっしゃいませんよね。
そこで前提として理解しておかなければならないことがあります。
小顔とは骨格そのものが小さくなると勘違いしてしまわないことです。
私達の人間の顔の形、大きさには当たり前のように個人差があります。
つまり元々生まれ持った大きさからさらに小さくなる事はあり得ないのです。
もしそれ以上小さくするなら削り落とすしかありません。
では、どうして小顔矯正や小顔整体をすると小顔になるのでしょう?
それは、ほとんどの方々が元のサイズから大きくなっているからです。
その大きくなった顔を元のサイズに戻すのが小顔矯正だそうです。
これは最初に調べた骨に隙間があり、その隙間が開いていくという前提がありますよね。もう3歳を超えたら隙間が無くなるという意見の方からすれば、変化する訳ないということになります。
でも効果を実感する口コミもたくさんあるので、隙間が開いてきて元に戻せるというのが正しいのでしょうか?
話は変わり、小顔矯正以外に小顔マッサージというジャンルもあります。
顔を優しくマッサージすることでリンパの流れを促し、ムクミや老廃物を取り除いたことで小顔になる方法です。
この方法は、即効性が高いみたいです。
私たちの身体は約6割は水分ですので、顔に溜まっている水分を流せれば、小顔になることが出来ます。
朝起きると顔やまぶたがムクんでいることって良くありますよね。
それは寝ているとき表情はそれほど変わらず、心臓と顔の高さが同等だから起きてしまいます。
それが、日中活動していると自然とムクミがとれていきます。
それは単純に顔の水分が重力によって移動しただけのことです。
つまりは寝たきりでなければ、私たちは午前中より午後の方が顔が小さく見えるのはないでしょうか。
顔だけでなく首から下も考えると効果的
少し視点を変えて顔以外にもスポットを当ててみます。
顔は前に出ていたり、首が短いと大きく見えるてしまいます。
さらに姿勢が悪くて肩が前に出ていると尚更そうなります。
首が長く背すじが伸びていると首すじもキレイに見えるしアゴのラインも良く見えます。ですので、首を正しい状態に出来れば小顔効果はより高まるのではないでしょうか?
最近スマホやパソコンを使う機会が増え、少しうつむく姿勢が多くなりました。
すると頭が前に出るので首の後ろの筋肉が重い頭を支え続けて疲れて固まってしまいます。反対に首の前の筋肉と皮膚は使われずたるんでしまいやすいです。
少しうつむいていると、顔に水分や老廃物が溜まってくる感じがするのは私だけでしょうか?
そうならないためには、下を向かずになるべく首を長くしておくイメージが必要です。
そしてさらに上を向く動作で首すじを伸ばし、後ろの筋肉を緩めて休めてあげましょう。これを意識するだけでもアゴのラインが違って見えてくるではありませんか。
天気の良い日は青空を見上げたり、星空を眺めたりするのも効果的だと思います。
整体と合わせて表情豊かになりましょう
私達人間は、元々歪みはありません。
普段のライフワークでの身体の使い方や偏った癖によって歪んでいきます。
そして、その歪んだ状態が当たり前のように生活していると、脳と身体がその姿勢を正しいと認識してしまいます。
ですから、歪みの根本的な改善方法は、本来の正しい状態を脳と身体に思い出させることが重要になります。
顔の筋肉は表情筋と呼ばれ、顔の喜怒哀楽を表現する際に使われます。
身体を動かす筋肉とは異なり、筋肉の端が皮膚につながっておりその皮膚を直接的に動かします。
そういうことから表情筋が衰えてしまうと筋肉がやせ細りたるみやシワの原因になります。
ひとつのデータとして欧米人は6割も表情筋を使っているのに対し、日本人は2割しかないそうです。
こういったことから、整体は読んで字のごとく身体のバランスを整えるためには効果的です。
普段からも偏った癖を無くすように意識すれば歪みを最小限に抑えられます。
さらに小顔になるためにはムクミやたるみを作らないように欧米人のように感情表現豊かになり、表情筋をくまなく使うように心がけましょう。
自分自身の行動一つで小顔=本来の顔に近づけるのはないでしょうか。
まとめ【顔への整体って効果はあるの?顔の作りを理解してみよう!】
、
顔の構造と仕組みを知ることで整体をやる意味も理解できました。
結論としては小顔矯正の効果はやってみないと分かりません。
でも一度は体験してみたい気持ちはあります。
皆様も最後まで読んでいただき、小顔整体に対する考え方は変わりましたか?
こらが何かライフワークを変えるひとつのキッカケになっていただけたら嬉しいです。
ありがとうございました。