悩みの髪の剛毛やチリチリを何とかしたい!髪質改善方法は?

最終更新日:2023/03/16

あなたの髪質はどんな感じですか?

男女問わず、髪の毛は外見を左右する重要なポイントです。

艶があってサラサラな綺麗な髪の持ち主は、それだけでも魅力的ですよね。

扱いづらい硬い剛毛や、髪の毛が様々なダメージを受けてチリチリになってしまったら、年齢より老けて見られたり、疲れた印象になってしまいがちですよね。

今回は、髪の剛毛やチリチリ髪を改善する方法を紹介します!

髪の剛毛についての詳細

一般的な剛毛は、毛髪が硬く1本1本がしっかりしていて、量が多く太い髪質です。

タンパク質がしっかり結びついている剛毛は、キューティクルに隙間がなく、こしもあり、毛髪と頭皮が健康ということになります。

ただ剛毛は、髪質がゴワゴワして扱いにくかったり、カールがつきにくかったりしてセットやヘアケアに工夫が必要です。

剛毛だからといってチリチリしたくせ毛とは限りません。

髪の毛は、硬い髪質だったり、柔らかい髪質だったりと人それぞれに違いますが、なぜ剛毛はすごく硬いのでしょうか?

調べたところ、「毛の内部」に理由がありました。

剛毛はその他の髪質に比べると、大きな空間が毛の内部にあるので太く硬くなっています。  

そして、その内部の空間は、パーマやカラーリングのしずぎでも広がるため、一概には剛毛は生まれつきだとはいえないようです。

剛毛か軟毛かの見分け方は、1本の髪の毛の両端を持って水平にして片手を離し、髪の毛が水平を保っているなら剛毛で、下がってしまうなら軟毛といえます。

また、髪の毛の両端を持ち、引っ張って切れたら剛毛で、伸びたら軟毛です。

次に、髪の毛を指にくるくると巻いてみて、指を抜いてみてまっすぐ伸びたら剛毛、そのままの形状が少し続くなら軟毛です。

剛毛の髪質改善するには?

髪質を改善するために剛毛用のヘアケア用品などを活用しましょう。

剛毛用のシャンプーは、硬い髪質やくせ毛を柔らかくする効果があるので、髪質を改善するために毎日使いましょう。

髪を毎日洗う人も多いですし、いつもと同じようにシャンプーするだけで髪質が改善していきます。

剛毛用シャンプーを選ぶときのポイントは、髪にダメージを与えず、保湿効果もある優しいタイプのシャンプーやアミノ酸系のシャンプーを選びましょう。

ヘアケア用品は徐々に髪質を変えていくものなで、すぐに効果を出したい人は、お金がかかりますが縮毛矯正をかけるのも一つの方法です。

縮毛矯正とは、薬剤と熱でくせ毛を真っ直ぐにすることです。

剛毛や頑固なくせ毛で、ボリュームのあるチリチリの髪は縮毛矯正をかけると、髪のボリュームも抑えることができて、髪が真っ直ぐになります。

ただ、縮毛矯正を一度かけた部分は半永久的に真っ直ぐですが、新たに伸びてきた部分の髪は剛毛なので、また縮毛矯正をかける必要があります。

頻繁に矯正をかけると、かなり強い熱での施術で髪の毛を傷めてしまうので注意しましょう。

髪がチリチリになる原因は?①

髪の毛がチリチリになってしまうのはなぜでしょう?

チリチリ髪とは髪が縮れていて潤いと弾力がなくパサついています。

このようになってしまうにはさまざまな原因があります。

その原因のひとつは、剛毛の内部の空洞が広がる原因にもなっていた、カラーリングやパーマの繰り返しによるもので、髪に大きなダメージを与えてしまっていること。

髪の毛の成分は8割以上がタンパク質で、そのタンパク質同士が結びついてできています。

カラーリングやパーマを何度も繰り返していると、薬剤の影響により、髪のタンパク質の結びつきが切れてしまい、髪の毛が元に戻らなくなります。

そして、チリチリとしてまとまらない傷んだ髪になってしまうのです。

悲しいことに、加齢によって顔の皮膚がたるんでくると、頭皮の弾力もなくなってたるんできます。

そのたるんだ頭皮の毛穴は形もゆがみ、ゆがんだ毛穴から生えた髪の毛にはうねりが生じて縮れた髪になります。

そのうえ、加齢で血行が悪くなり、髪の毛の弾力やハリも失われて、だんだん細く弱くなってより縮れやすくなるのです。

髪がチリチリになる原因は?②

髪がチリチリになることの原因に頭皮が汚れていたり、毛穴がつまっていることが挙げられます。

皮脂の老廃物やホコリ、シャンプーや整髪料が頭皮や毛穴に残っていたりすると、髪が正常に生えることができなくなってしまうからです。

くせ毛になる原因は「毛穴の形」だといわれていますが、毛穴の形は変えることはできません。

くせ毛にもいろいろあり、遺伝によるくせ毛や剛毛、ウェーブの軽いもの、ウェーブの強いものなどその度合いもさまざまです。

ダメージを受けていないチリチリのくせ毛は、気になるようなら髪質を改善するヘアケアやストレートパーマ、縮毛矯正をして理想の髪に近づけましょう。

女性ホルモンのエストロゲンは美しい髪の毛を作ります。

その女性ホルモンは妊娠から出産まで増え続けますが、産後は一気に減ります。

女性ホルモンの減少や産後の授乳により、美しい髪のために必要な栄養が行き届かず、髪の毛に力がなくなり、ハリも艶もなくなって抜け毛も増えますし、細いチリチリの髪になることもあります。

しかし、産後の抜け毛もチリチリ髪も、栄養バランスのとれた食生活を送れば、産後1年ぐらいで元の状態に自然と戻りますので心配はいりません。

チリチリ髪のケア方法!

チリチリ髪の改善策は「セルフケア」と「プロによるケア」の2通りあります。

カラーリングやパーマで髪のタンパク質が切れてしまったチリチリの髪は、トリートメントなどをしても元に戻らないため、カットするしかありません。

髪は次から次へと生えてくるので、生活習慣を改善して、状態にあったヘアケアをすることで髪質が改善する可能性があります。

シャンプーは弱酸性や中性の優しい成分のものに変えて、シャンプー、トリートメントは頭皮に残らないように念入りに洗い流しましょう。

整髪料などは頭皮までつけないことと、カラーリングやパーマは控えましょう。

頭皮のマッサージを定期的にすることも効果がありますね。

セルフケアで改善できないときは、プロに相談してください。

プロの美容師さんでも、チリチリ髪のダメージ修復は専門知識と経験が必要ですが、的確なアドバイスをしてくれる美容師さんもなかにはいるので、チリチリ髪のダメージを和らげてくれることでしょう。

髪質は人それぞれ違いますし、チリチリ髪や剛毛などの改善方法も人それぞれです。

信頼できる美容師さんを見つけて、髪質を把握してもらい、チリチリ髪のダメージ改善をしましょう。

剛毛やチリチリ髪にサヨナラ!綺麗な髪には食生活が大事

綺麗な髪の毛のためには食生活も大切です。

過激なダイエットや偏った食事も、体だけではなく髪の毛にも影響してチリチリ髪や剛毛の原因になることもあります。

髪の主成分はタンパク質で、髪の毛の生成に必要な栄養素はヨウ素などのミネラル、ビタミン類、アミノ酸などがあります。

では髪の毛のために、食生活でどのようなことに気をつければよいのでしょうか?

食事は1日3食、決まった時間に食べるようにしましょう。

目標は1日30品目で野菜を多く摂り、栄養バランスのとれた食生活を心がけましょう。

脂っこい食品や甘いもの、刺激物の摂り過ぎなども髪の毛にはよくありませんし、暴飲暴食や食べ過ぎにも注意しましょう。

よく「医食同源」といいますが、病気を予防するにはバランスのとれた食生活はとても大切ですし、これは美しい髪の毛をつくることにもいえます。

栄養バランスのとれた食生活は、チリチリ髪の予防にもなり、健康な髪の毛のためにも大切です。

髪の毛によい主な栄養素を挙げてみます。

髪の毛の成分8割を占めるのがタンパク質ですが、このタンパク質は、肉、魚、卵、牛乳などに多く含まれていますので、良質なタンパク質を摂りましょう。

次に、ヨウ素などのミネラル類、ビタミン類なども髪の毛の生成に必要な栄養です。

特に産後は、昆布、わかめ、ひじきなどの海藻類を意識してとるように心がけましょう。

美髪への近道は食生活と規則正しい生活!

髪は女性の命・・・って言いますよね。

サラサラでツヤツヤの髪の毛は、女性の憧れです。

髪の毛を外側からケアすることも大切ですが、実は内側からケアすることも大切です。

髪の毛を綺麗にするために重要な「タンパク質」「ビタミンB群」「亜鉛」の3つの栄養素を多く摂り、規則正しい生活をすることがとても大事なのです。

美しい髪を手に入れる為に、是非とも実践してみて下さい。

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